あけましておめでとうございます 01月01日(金)

皆様、新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。m(__)m

昨日から今日にかけてはテレビ三昧でしょうか。
紅白やかくし芸大会なども見てみましたが、大分様変わりしているようですね。昔はかなりわざとらしいところもありましたが、だんだんエンターテインメントになってきたような気がします。特に若い世代が自然体なのでしょうか。なかなか楽しめました。

ちょっと盛り上がってしまったのが天皇杯です。この試合を最後にチームが消滅してしまう、横浜フリューゲルスが決勝に臨みましたし。 ごらんになった方もいるかもしれませんが、2−1でフリューゲルスがエスパルスをくだしました。
最初はエスパルスの方が押し気味に試合を展開していたのですが、途中でストライカーの長谷川健太選手を交代させたのが裏目にでて、フリューゲルスの逆転勝利と相成りました。
優勝したチームが消滅・・・こういうところで日本って寂しくて余裕のない国だなぁと感じました。いっそのこと外資系企業にでも参入してもらえばよかったのに・・・。(今からでも遅くないかも・・・)
どちらのチームも監督が欧米人のようでしたので、信じがたいでしょうねぇ、この状況は。
私がサッカーに興味を持ち出したころ、日本はとても弱かったです。(真っ正直にぶつかるスポーツじゃないのにねぇ)だから外国のプロの試合をテレビで見たりしていました。(昔はそういう番組があったんです)ちょうどトヨタカップはユベントスのプラティニが来ていましたっけ。
まだカズがサッカー留学中で、モノになるかどうか分からない頃でした。日本のサッカーの底上げに貢献した人物に対して、日本の社会はすごく冷たいような気がします。
カズ、もう一度奮起して欲しいです。がんばれ〜!



FM放送 01月02日(土)

今日は久方ぶりにFM放送を聞きました。
というよりラジオ自体を久方ぶりに触った、という方が正確でしょうか?

朝、試しにスイッチを入れてみたところ、丁度バッハの特集をやっていました。
バロック音楽って全体的に華やかで素敵ですが、バッハの旋律は他の作曲家のモノとちょっと違っているように感じます。
昔、ブランデンブルグ協奏曲が好きで、よくレコードを聴いていました。(でも、もう忘れてしまったかも・・・)
バッハの曲にはいろいろありますが、オルガン用の曲や弦楽演奏用の曲などが、素朴で味わいがあって好きです。一度生演奏でパイプオルガンの演奏を聴いてみたいものですね。
クラッシックといえばラヴェルのボレロなんかも好きでした。
OVAの銀英伝ではBGMにクラッシックを多用していますが、ボレロを戦闘シーンに使っていましたっけ・・・。

バッハの没後250年くらいしかたっていないんですねぇ・・・。
あのかつら頭で宮廷を歩き回っていたのって、もっと昔のことかと思いました。



今年の抱負 01月03日(日)

今年のお正月はVAIO君のおかげでネット生活ができました。(VAIO君、ありがとう(^^)

あっという間に年末年始のお休みが終わってしまいました。
お掃除だ、買い物だ、漫画描きだ、となんやかんやで慌しかったですし。

今年の抱負を考えておかないといけないかしらん。
(1)NeoTokioシリーズは力の限り描きつづけること。(ちょっとオーバーかな?)
(2)読書を日課とし、さらにジャンルを広げ質を高めること。
(3)自分のHPをさらに良いものとして、来てくださる方に楽しんでいただくこと。
(4)CGの技術をみがくこと。
(5)ネット上での交流を大切にし、さらに発展させていくこと。
・・・う〜ん、書き出すときりがないから、これくらいにしておこうっと。(ダブル部分もあるなぁ・・・)
まぁ、自分がHPを作り出した当時の心境を忘れないことが肝心ですね。
「初心、忘るべからず」です。
とにかく、自分の夢と理想実現を目指してがんばるぞっ。オーッ!!
(決意表明になってしまった・・・)



エネルギー 01月04日(月)

アメリカの国防予算。120億ドルの増加だそうですね。中東や朝鮮半島情勢に対応しての措置のようです。
中東に関しては日本は関係があまりないように感じがちでしょうが、日本はエネルギーを外部に依存するしかない国家です。あそこら辺で紛争がおきれば、石油を運搬するタンカーの航路が脅かされることになります。関係大有りってとこでしょうか。
(日本に売りたい国はたくさんあるので、売り惜しみってのはなさそうですが)

日本という国はエネルギーをアメリカに、現在でも押さえられているようです。
田中角栄氏が失脚する原因になったのは、角栄氏がアメリカを飛び越えて直接、中東諸国と石油取引しようとしたからだという説もあるそうです。
(アメリカ陰謀説ですねぇ。ついでに述べれば、ロッキード裁判で田中角栄氏は有罪になっておりませんし・・・)
どっちかというと中東と北朝鮮よりは、アメリカと中国の関係の方が気にかかりますね。クリントンは日本より、中国との関係の方を重要視しているような言動が最近目立ちますし・・・。
日米安保は重要であることに変わりはありませんが、気をつけるにこしたことはありません。足元をすくわれないように・・・。



駅伝効果 01月05日(火)

ちょっと、疲れ気味かなぁ・・・休み中は掃除などで忙しかったけど、あまり外出しなかったし・・・。

お正月の風物詩、箱根駅伝。今年は順天堂大学の総合優勝で幕を閉じましたね。
毎年おなじみの光景ですが、今年は復路の第10コース(一番最後ですね)が少し変更になっていました。
ストレートに読売新聞社前に帰ってくるのではなく、日本橋のデパート街を通ってゴールとなりました。
さすが、箱根駅伝効果。普段は閑散としていたデパート街が、ものすごい人出になったようです。もっとも、売上の方は例年どおりだったようですが・・・。(ということは、これがなかったらもっとひどかった、ということでしょうね)
デパート側の申し入れでもあったのでしょうか?いいアイデアだとは思いました。(結果として第10区が1キロくらいふえましたが・・・)
今までのコースでは直前で急に曲がってゴールイン、という形だったので、ある程度見とおしがきく今回のコースの方が、絵的にはよいなぁと感じました。

番組中では昔のレースの模様なども伝えていますが、大分、様変わりしていますね。
大根踊りの東京農業大学が出てこなくなってしまいましたし・・・。

箱根でのコース近くにある、富士屋ホテル(この字、だったかなぁ)。
一度、友人とお茶をしに入ったことがありますが、すごく渋い、素敵なホテルですよねぇ。昔、華族の屋敷だったのでしょうか?外国人も大勢滞在していました。
ちょっとお金はかかりますが、サービスは本格的です。コーヒーも紅茶も、カップの扱い方から注ぎかたにいたるまで、こだわりが感じられました。
一度泊まってみたいなぁ・・・。



都知事  01月06日(水)

なんとなく風邪をひきかけているような・・・。
なんかぼ〜っとしています。

今度の都知事選。自民党は田中真紀子氏をかつぎだすつもりのようです。
(まだ、本人は承諾していないようですが・・・)
やらせてみるのもおもしろいかも・・・。青島さんよりは政治的センスがありそうですし。
青島さんが都知事選に出馬したとき、大前研一さんも立候補していましたね。私は大前さんの方が、東京をどういう街にしていきたいか、ビジョンをきちんと持っていそうだったので、この人の方がよかったと思いましたね、あの当時。
青島さんもブレーンにでもすればよかったのに。大前さんはマレーシアのマハティール首相の知恵袋になっちゃいましたし。
まぁ、日本の総理大臣をまかすのはちょっと危ないけど、東京という街をまかせるには、よい人材のように感じていました。
さて、どうなりますか。



かけひき 01月07日(木)

スターバト・マーテル、手に入れてまいりました。(^^)
クラウディオ・アバド指揮・・・これでいいんだよなぁ。そんなわけでBGMに流れています。(だもんで珍しくG3君で書き込みしてます)

ちょっと前に書いたフォトニック・シティーに関連する動きでしょうが、郵政省が自動車の自動走行システム(スマートウェイ)を2003年までに開発するつもりのようです。取り入れるのはまず、第2東名高速道路の一部区間のようです。
ただ、すでに日本はアメリカなどに遅れをとっている様子。またまた、デファクトスタンダードを奪われることになるやもしれません。(最たる例はハイビジョン)
国際舞台でもかけひき、パワーゲームに負けてばかりではいけません。もっと日本の政治家も自国の企業のバックアップをしていかなくては。(どうもこういうかけひきを、汚いことだと思い込んでいるのではないでしょうか?)
良いもの、便利なモノ、世の中の人々の役に立つものなら、自信をもって宣伝し、売り込んでもいいはずです。
なぜ、それができないか?
そういうことを判断する力、己のよって立つところがない、根なし草であるからかもしれません。



自己防衛 01月08日(金)

冷えてきましたね。
ひょっとして雪でも降るのではないかと、しっかり着込んでいったのですが、空振りました。(でも、さっむーいです)

最近、ネットなどを利用した犯罪が多発していますね。こういうことが起きると、すぐ新しい技術を悪者にしがちですが、要はそれを利用する人間次第です。人間が物に振り回されるのは本末転倒ですね。

事件の内容を聞いていると、今の若者や子供たちがあまりにも無防備なのがきにかかります。自分の身を守ることを教えられていないようですね。
教科書にのっている内容だけを頭に詰め込んでいても、人生を豊かにすることは出来ないハズです。
周りにいる人間すべてを疑え、と教える必要はないでしょうが、世の中にはさまざまな人間がいて、中には良からぬことを考えているモノもいるのだ、ということを分からせなくてはいけません。(相手に隙をみせすぎる方も罪なのでは?)

ここでも戦後教育の弊害が現れているように感じます。競争することや戦うことを悪、と決め付けるような・・・。(受験戦争オンリーですね)
人間、必要があれば闘わなくてはならないと思います。
たとえ自分の方が正しかったとしても、他力本願で何も行動しない者は、己の思うところを実行する者にかなうわけありませんから。



台湾  01月09日(土)

田中真紀子さん、都知事選出馬を断ったようですね。(残念)
また、カズがクロアチアへと旅立ったようです。(がんばれ〜)

またまた、中国が日本に難癖をつけているようですね。日本が台湾を不沈空母にしようとしている・・・とか。
過去の日本の台湾統治も槍玉にあげているようです。相変わらず、ずうずうしい主張を繰り返していますね。きっと、自分達が統治(要は侵略)する分には全然問題ないんでしょうね。
(と、いうより主権回復だとか強弁するに決まっているでしょうが)

台湾という国(日本は国として正式に認めていませんが)はもともと、高砂(たかさご)族(この字だったかな?)が住んでいたところで、この地域に大陸を追われた蒋介石軍が、逃げ込んできて政権を打ち立て現在にいたっています。
ですから、現中国共産党とは敵対する勢力が打ち立てた政権ですので、本当に領土権を主張できたものなのかなぁ・・・と正直感じます。 まぁ、素直にみればどちらの方が発展しているかは明らかです。
台湾の李登輝総統は、日本の統治時代の功績の部分も評価してくださっています。日本は親日国をもっと大事にすべきだと思いますね。
外交の基本は遠交近攻です。戦後の日本はこれと反する行動をずっと取りつづけてきました。
地球が一つの文化圏になるには、各地域のレベルがバラバラすぎます。まだまだ、国家というものはなくならないでしょう。
まぁ、1月1日からユーロ圏ができましたが、欧州は何百年もパワーゲームを続けてきた結果、やっと統一できるかどうか、というところまでこぎつけました。
アジアはこれからです。日本はもっとしっかりしないといけないでしょうね。
(去年くらいから中国にいちゃもんつけられても、そうオタオタしなくなったよう。いい傾向です)



極東有事 01月10日(日)

今日は北朝鮮情勢と東京の都市計画に関して、興味深い話を聞きました。

まず、北朝鮮情勢から。
数年前から北朝鮮という国が危機的状況に陥っていることは、皆さん御存じのことと思いますが、(すでに中国はやっかいモノとして切り捨ててしまっているようですし)今年あたりがいよいよ危なくなってきたようです。
今日の報道2001で竹村健一さんがはっきりと、
「今年は安全保障が最大の問題になる。国民もそれをきちんと認識しなくてはいけない」
とおっしゃっていました。
アメリカ合衆国もいよいよ今年の6月あたりに、北朝鮮に対するアメ的政策を改めることになりそうです。
また、この間リンクをはらせていただいた長島昭久さん(ワシントンのシンクタンクで活躍されています)も、今年の3月ごろから危険な状況になる可能性が高いと述べられていました。
北朝鮮自身はどうかといえば、新年の抱負(?)として、
「アメリカと日本と韓国は憎っくき敵である。アメリカと日本を灰にするためにミサイル攻撃をしかける!」
というような文面を出しているようです。いよいよにっちもさっちも行かなくなってきたようですね。
また、国民に総自決を呼び掛けてもいます。ということは、あちらの指導者の号令ひとつで、この日本にも破壊工作員と化した難民が大量におしよせる危険性もあるわけです。
日本は早急に有事体制を法的および装備的に整える必要がありそうです。
前にも書きましたが、岡崎久彦さんが確かこのようなことをおっしゃっていました。
「金融問題で滅びた国家はないが、国防問題を疎かにすれば国家は滅びる」と。
いろいろな意味で正念場の年となりそうです。1999年は。

東京の都市計画については、また明日書いてみたいと思います。



超高層都市 01月11日(月)

昨日の続きです。

新世紀歓談に森ビルの2代目社長、森稔さんが出演されていました。
森ビルといえば虎ノ門あたりを中心に高層ビルを数多く所有している企業ですが、ここ数年、日本よりはアジア諸国で超高層建築を手がけているようです。(日本の技術が日本のためにはあまり生かされていない状況、非常に残念です)
対談中に、森さんが自分が思い描いている未来の都市像を語ってくれました。
NeoTokioの連載ごとに載せてきた、あとがき中でも書いているように、現在の東京という街は2次元的に広がりすぎているために、非常に時間や空間のロスの多い、非効率的な作りになっています。森さんも同じようにお考えのようでした。
21世紀は時間の密度をあげる、時間を有効に活用することが重要視されるようになると考えられますので、そのためには街の構造を3次元的なものに変えていく必要があります。
超高層ビル群の建築です。
昔と違って現在では、耐震、免震建築技術なども進歩しております。30階〜40階建ての超高層ビルディングを主体とした街ができれば、今の10倍の面積を使うことが可能となるようです。(しかも安く!)
しかも今のような密集した(窓を開けばすぐ隣の窓という)状況ではなくて、緑豊かで病院や学校や文化施設がすぐ近くにあるような、豊かな生活をおくることができるハズです。森さんはまた、高層ビルの上層を住居、下層をオフィス、のような形すれば、通勤時間も上下の移動だけで短縮可能だともおっしゃっていました。
私はさらに違う考えを持っておりまして、ビルを3段階に分けて活用できたらいいなぁと考えています。上層が住居、中間層がオフィス、下層が植物プラントというものです。
植物プラント・・・現在の土地を使い気象条件に左右される農業ではなくて、植物の能力をフルに引き出し、確実に収穫できる農業ができるようになって欲しいです。
この場合、水の使い方もポイントとなりますね。
東京の降水量は結構多いようですが、ほとんどそのまま排水溝に流れ込んでしまいます。また、まだまだきれいな水もどんどん排水されてしまいます。
とてももったいないです。
住居やオフィスで使ったまだまだきれいな排水を、そのビル内で浄化し、中水として植物を育てるのに利用する・・・。循環型都市を目指さなくてはいけないと思いますね。それには、農業に関してはあんまりしがらみのない、東京という街がぴったりではないでしょうか。
これを実行するにはさまざまな法律の手直しや、超高層アレルギーをなくすことが必要である、と森さんは指摘されていました。
まず、大事なのはビジョン。多くの人々が幸せに暮らせる街に、東京にはなってほしいのです。



デジタル画像 01月12日(火)

う〜ん郵政省、次々とアイデアを繰り出してきますね。
(竹村健一さんが次のトレンドは郵政大臣って、言ってたとおりになるかも・・・)
ハイビジョンではマーケティングでちょっと失敗してしまいましたが、さらにそれを超えた「ナチュラルビジョン」という技術を開発するつもりのようです。
なんでも、暗い場所での撮影でも明るい場所で撮影したのと同じ映像に、簡単に変換できるのだそうです。(色数が今までの5倍以上!)
今度こそ、世界のマーケットを左右できるようなモノを作り出してほしいですよねぇ。(政府の協力(要は売り込み)も、重要なポイントになりますね。きっと)



創作パワー 01月13日(水)

やっと、小松未歩のアルバム、手に入れてまいりました。(^^)

去年の音楽界ではベストアルバムを出すのが、国内外を問わず大流行だったようですね。日本ではちょっと名の知れたアーティストは、残らず出しているような感じでした。
ベストアルバムって、買う側からすればお得な製品だと思いますが、どうなんでしょう。聴く人々の感性が鈍っているとも言えないでしょうか。耳慣れた曲ばかり集めたアルバムからは、そう刺激を受けなさそうですし。
今はきちんと音楽を聴く、というよりは、ただなんとなく惰性でBGMにしているのかも・・・。アーティストの側もそういう風潮に迎合してしまってるのでしょうか。(でも、状況を利用することが悪いこととはいえないか・・・)
まぁ、ベストアルバムをきっかけとして新しいファンが増えることもあるだろうし、そう考えればいいのかなぁ。(う〜ん、世紀末って芸術家の創作パワーも落ちる時期なのかな?)
さて、これからCD聴こうっと。



連立政権 01月14日(木)

そろそろ、次の表紙に取り組まなきゃなぁ・・・。

明日は成人式、お休みで嬉しい・・・。(天気予報、雪だとか言っていますねぇ)
成人式に20歳が呼ばれるのは選挙権を得る年齢だからでしょうが、他の国のように、18歳からに引き下げられると、18歳が対象になるのでしょうか。

いよいよ自自連立政権が発足したようですね。
どうやら、日本も政党の利益だけでくっついたり、離れたりするようなことはなくなり、他の国のように、大局的な判断にたって政局運営ができるようになれるかも・・・。
まぁ、最初のうちは不慣れなこともあり、うまくいかないこともあるでしょう。ですが、日本が普通の常識的な国家を目指して、着実に歩みはじめたような気がします。
これが上手く運べば、「凡人」と評された小渕首相も歴史に名を残すことになるかもしれませんね。



株式市場 01月15日(金)

成人式、雪が降らなくてよかったですね。毎年この時期ってセンター試験もありますが、雪に降られることが多くて大変ですもの。

アメリカではいろいろ起きているようですね。

NY株式市場では株価が下落しているようです。
前前から何人もの識者の方が指摘されていますが、世界中で金融危機が続発している近年、現在かろうじて大恐慌になるのを食い止めているのはアメリカの景気の良さ、株式市場が好調だからだそうです。
日本もバブルがはじけることで、巨額の財産が一挙に消滅するのを体験したわけですが、持ちこたえて欲しいです。
(まぁ、アメリカの場合、かなり日本のバブル期のことを研究しているようなので、用心深くやると思いますけど)

クリントン大統領の弾劾審判が始まったようですが、その動きに対応してハリウッドの俳優さんたちが、大統領のバックアップを開始したようです。こういうところ、アメリカってバランスがとれていて面白い国だと感じますね。
ほんと大統領を引きずり降ろすことが目的になっているような気がするので、この危ない時期に勘弁してほしいなぁと思いますね、正直。



軍事行動 01月16日(土)

今、日下公人さんの「経済は権力に勝つ」という本を読んでいます。

日下さんは本当に頭のいい、物事の先の先までかなり的確に見通すことの出来る方です。
日下さんの話を聞いたり著書を読んだりすると、その発想のユニークさにいつも圧倒されます。
NeoTokioを描くにあたっては、この方の影響をかなり受けているかもしれません。
この本に書かれている内容も現在では当たり前に感じられるかもしれませんが、10年前には「そんな馬鹿な!」という風に受け取られてしまったでしょうね。

今回読んでいる本は文庫なので、ハードカバーが発刊されたのは湾岸戦争の少し後くらいでしょうか。
この中で、戦争に関して、アメリカの行動パターンを分析されていたのが印象に残りました。
アメリカ合衆国が軍事行動を起こす前には、情報が意図的にリークされることが多いので、イラクに対して、アメリカが軍事行動に出るつもりだろうと事前に予測されていたようです。
ふと、現在の状況に目をやると、どうやら3月ごろが危機らしいとワシントンで言われだしたということは、(確かにその兆候が見られることもあるのでしょうが)アメリカ合衆国がその気になっているともいえますか・・・。
この手の報道はまず日本のマスコミがするとは思えないので(一部例外はありますが)、長島昭久さんのHPでの情報提供など、注意深く見守っていきたいと思います。

まだ本を読み終えていないのですが、また気がついた点があればご報告するつもりです。



カラー 01月17日(日)

一見、同じように見えますが、欧米人ってそれぞれカラーがありますよねぇ。まぁ、同じ白人といっても、ラテン系、ゲルマン系、スラヴ系・・・いろいろありますし。黒人と一口に言っても、肌の色はさまざまですしね。

私が持ってるアメリカ人のイメージって、パワフルで明るい、ということです。こういう人達が集まっているから、あの国自体がパワフルなんでしょうねぇ・・・。
イギリス人は、ほんとにきちんと言葉をしゃべる人達でもあるので、堅実で伝統を重んじる感じがします。(とはいうものの、伝統的にウィットに富んだ会話や遊びを楽しむ人々でもありますけど)
オーストラリア人は、考え方が(植民地だったせいもあるのでしょうが)イギリス人に近いものがあると思います。ただ、女王陛下の国の人々にくらべると、素朴な部分がかなりあるようですね・・・。
カナダ人って、国土の大部分が森林で、人口が少ないせいでしょうか。ゆったりした性質の人々のような気がします。(実は結構好きだったり(^^)

日本人ってどうなんでしょう。どういうカラーを持っているのでしょうか。また、どういう風に海外から見られているのでしょうか?
昔から自分のカラーを出さないことが美徳とされてきたと思いますが、それって、もはや海外では通用しないですよね、きっと。
他の国々も日本(人)の考え方を知りたいと、大分前から感じているでしょう。どうせなら、良いイメージを持ってほしいですよね。
イギリスって一昔前のことを思えば、国力自体はかなり落ちてしまっていますが、国際社会ではそれなりの尊敬を集めています。これはイギリスという国のイメージが良いからでしょうね。当然、イメージが良くなるようには腐心しているのでしょう。
日本人ってこういうことに気を配ることに抵抗があるのでしょうか?(場合によっては思いがいたらないのか・・・)
尊敬される国になれば味方も増えます。世の中に貢献するのにも、味方が多い方がやりやすいですよね。



耐性 01月18日(月)

近年、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)という、抗生物質が効かない細菌による被害が話題に登っていますよね。
この菌の始末の悪い点は、健康な人間にはほぼ無害なのに、抵抗力のない病人、老人、乳幼児に感染した場合、病気を引き起こし、時には死亡させることがあるということです。
この細菌の常在化だけでも大問題であるのに、さらに最終兵器ともいえるバンコマイシンに耐性の細菌が出現したようです。
VRE(バンコマイシン耐性腸球菌)と言われるモノで、欧米諸国ではすでに問題になっているとのことですが、どうも日本に入ってきたらしいとの新聞記事を読みました。
結局、人間が効率よく治療をしたり食料生産をしようと、抗生物質の大量投与を行ってきた結果、耐性菌を生産してしまっているわけです。
確かにこれによって安く食料生産をおこなうことが可能となりましたが、それは生物が自然に持っている能力を無視したやり方であったため、自然界からのしっぺ返しを食らったのかもしれません。
ですが難しい問題です。爆発的に増加する地球人類に対し、きちんと食料を供給していく必要もあるわけですから・・・。

日本でも問題になっているO157。この細菌も菌としては本来そんなに強いモノとは言えないハズですが、その産生する毒素により、抵抗力のない人を死に至らしめます。
裏をかえせば、健康な人間には害はないのですから、人間の抵抗力を高めればよいわけです。
この菌の犠牲になるのは子供が多いわけですが、もっと雑菌の多いところでも大丈夫なように鍛えるのが手っ取りばやいし、お金もかからず経済的です。ですが、世の中はその方向には動きそうにはありません。結局、子供達の生命よりは大人の都合が優先されてしまっているようです。

細菌が強くなり、そして人間が弱くなった結果が、数年前の堺市をはじめとしたO157事件であったと感じています。
イタチゴッコはこれからも続くでしょう。ですが、どこかでこの輪を断ち切っていきたいものです。



アイデア 01月21日(木)

昨日は暖かかったのに今日は寒いです。用事で埋立地に行っていたので、余計そう感じてしまったのか・・・。

最近、人と話をしていて、自分で物事を判断しようとしない人、判断できない人って結構多いのかもと感じています。
自分で考えたり、調べてみたりすることよりも、条件反射のように人に物を聞く・・・。
そして、相手がすぐ反応できなかったり分からなかったりすると、自分のことは棚にほりあげて、相手に文句を言ったりする・・・。
あまり感心できる態度とは言えないですよね。

カンが働く、よいアイデアが浮かぶ・・・それはどういう時か。
考えて考えて考え抜いて、もうこれ以上は無理という状態になった時。ふっと求めていた解答が得られることがあるようです。
ソフトバンクの孫 正義さんは、型破りなエピソードを幾つもお持ちですが、カルフォルニア大学バークレー校時代、一日に一件づつ発明のアイデアを出すことを自分に課して、それを一年間続けた結果、250件に登るアイデアを生み出すことに成功したようです。
(そして、この時のアイデアを元手に弱冠19歳にして一儲けをするわけです)
竹村健一さんはこれを「脳味噌がちぎれるほど頭を鍛える」と表現されています。また、機会があるごとに言っています。自分の頭で判断することが大事なのだと・・・。
他力本願では何も解決しませんし、何も発展していかないと思います。
自助努力の精神を持つ人間が尊敬され、活躍する。数多くの成功者の住む国にしていきたいものですね。



ホームワーク 01月22日(金)

今日初めて、劇団の舞台を見てきました。(^^) 東京芸術座の「ホームワーク」という作品です。
(詳しくお知りになりたい方は、リンクコーナーから飯塚浩一さんのHPへGO!)

内容はボスニア・ヘルツェゴニア戦争、民族紛争がテーマでしたので、かなり深刻な内容でした。
私の興味は極東地域に偏りがちなのかもしれません。ここら辺のことに関する知識はほとんどありません。
ほぼ白紙状態で見てしまったようです。本当はある程度、勉強してからの方がよかったのでしょうが・・・。まぁ、これをきっかけに少し目を向けてみようかとも思います。
正直、この問題は日本人にはあまり理解できなさそうです。この手の苦労はほとんどしていないのですから・・・。
でも、やはり憎しみからは憎しみしか生まれないのだろう、そう感じました。
こういうしがらみが無く、有色人種でありながら、早いうちから自助努力の精神で国を発展させ、欧米諸国と渡り合ってきた日本人・・・。
世界中の人々が手を携え、地球がひとつの文化圏にまとまるために、この日本という国は大いに貢献できる可能性を秘めていると思いますね。



実力者 01月23日(土)

今、DOS−Vマシン購入すれば、当然のようにWindowsがOSとして搭載されてきますよね。
これを不服とするアメリカのグループが、マイクロソフトにその分の代金払い戻し要求を一斉に行うことを、インターネットを利用して全世界に呼びかけているようです。
LINUXってOS、名前聞いたのは初めてでしたが、ふーん、いろいろなことをする人がアメリカにはいるものです。
何が目的なのかしらん?
まぁ、ビル・ゲイツもWindowsをどうしていくとか、あの人自身が何を目指しているのか、今一つはっきりしないような気がします。今、40代前半くらいでしょうか。将来的にはカーネギーやロックフェラーのような貢献の仕方をする気があるのでしょうか。
それなら納得できます。(そうでなくては金の亡者のまま一生を終えてしまうのかも・・・)
もちろん、彼が活躍したおかげで、世界中にパソコンとインターネットが広がりつつあるともいえるでしょう。ですが彼ほどの実力者がその程度であっては、もったいないと言うものです。

前にも書いたことがあるかも知れませんが、大勢の貧乏人より1人の大金持ち、だと思うのです。社会への影響力を持っているのはこの人達です。自分の力でいろいろやりとげられる人々なのですから。
こういう人々が社会全体の発展を考えながら、その実力をいかんなく発揮し、自分も栄え周囲の人々をも幸せにしていく・・・。そして周囲の人々はそういう人々を尊敬し、自分達もそうなれるように努力していく。(相手を嫉まずに!)
そういう社会が来世紀にくることを願っています。



けじめ 01月24日(日)

今日、iMacの新しいCM、見ました。(^^)
5色のiMac君たちがくるくる踊っているヤツです。ああ、新しいG3君もなでなでしに行かなくちゃ!

数年前から、夫婦別姓ということが問題になっています。一度立ち消えになったこの問題が再燃しそうな動きが出てきたようです。
夫婦別姓・・・まあ、要するに戸籍上も別の名前(旧姓)のままでいいようにしようということですが・・・。
さて、何が問題となっているのでしょう。誰がけしかけているのでしょうか。(言葉は悪いかもしれませんが)
結婚した場合、女性が男性の姓を名乗ることが圧倒的に多いですよね。そこで問題になるのは、仕事を持っている女性が名前が変わることにより、今までの培ってきたキャリアの妨げになるとか、仕事上の人間関係を再構築し直さなくてはいけなくなるという点です。
これを解決するのはそんなに困難ではないと思います。労働省が役所などの公的機関でも、通称として旧姓の使用が出来るように工夫してくれれば済むことです。
(全員がそれを必要としているわけではないのですから・・・)

これは、日本の社会がきちんとけりをつけてこなかったツケのような気がします。
夫婦別姓を推し進めるということは、要は家族を崩壊させることにつながることです。
家族というものを否定する・・・ここに戦後ずっと知識的進歩人と言われつづけてきた、マルクス・レーニン主義者達の影を正直感じてしまいました。
はっきり言って、ソ連が消滅しベルリンの壁が崩壊したときに、知識的進歩人達もその役割を終えました。
ドイツなどでは例えば大学などからマルクス論者は追放されました。または、はっきり転向を宣言してるハズです。
彼らなりにけじめをつけたわけです。
ですが、日本ではどうか。「ソ連ばんざい、北朝鮮礼賛」と言っていた人間はそのまま大学に残りました。ジャーナリストも自分達の間違いを認めて謝罪したわけではありません。全然けじめというものをつけていないわけです。(これは旧社会党の政治家たちにもあてはまることです)
この影響がどこに現れているかと言えば、最近の人権擁護運動にだと思います。
人権擁護の名のもとに、5000人もの被害者を出した地下鉄サリン事件を起こしたオウムに破防法の適用もさせず、多発する少年犯罪に対し少年法を改正しようとすればやみくもに阻止しようとし、日本が普通の国家になるために憲法の改正が必要であるという、議論自体をさせないようにする。
(憲法にはきちんと手続きを踏めば改正できると書かれているにもかかわらず!)

「日本はまだまだ謝罪したりない」・・・政治家の中にもこのように話す方もいらっしゃいますが、少し前のベテラン政治家が健在なら、このようなことは言わせなかったでしょう。不勉強だと一括して。
(結局、日本の政治家の言うべきセリフではないですよ。これって)
これは戦後の教育の影響が大きいと思います。日本(と日本人)がやったことはすべて悪、と教わった世代が、第一線で活躍するようになったからだと・・・。そういう意味で教育の力というのは非常に強く、恐ろしいモノとも言えましょう。
日本人がホントにけじめをつけなくてはならないのは、そういう部分にではないでしょうか。



援助 01月25日(月)

やっと、次の表紙、完成しました。(さて、ネームにもとりかからなくっちゃ)

日本ってODA(政府開発援助)で、相当な額のお金を諸外国に出していますよね。
でも、ほんとうに必要なところには届いていないし、それをきちんと説明する努力も怠っているので、結局、誰のためにもならない(相手国の支配階級などを肥え太らすだけの)援助になっているのではないでしょうか。
中国という国は基本的には大国意識を持って、外交上は振舞っていますが、こと援助などの問題になると、途端に途上国のような顔をして日本にも援助を要求してきますよね。それにもかかわらず、この前あちらの指導者が来日した際、感謝の言葉どころか日本を罵るような発言を多く残して去って行きました。
中国の一般国民には、日本からのODAがすでに3兆円に登ることは全然説明しないで、自分達の手柄のように懐におさめているような印象を受けます。
本来なら自国のインフラ整備にあてなければならないお金を、軍備拡張にどんどんつぎ込み、その穴埋めを他国の援助に頼る。このような国に援助をしても、日本のため、そして周囲の国のためにはならないでしょう。

そろそろ、日本もただ単にお金を出すとか強制されて出す、などという態度は改めるべきでしょう。
どういう基準で、どういう国に、どういう事業について出すか・・・。きちんとした方針を示してもいいハズです。その基準というのは当然日本にとって有益であり、また日本に関わりを持つ国々にとって有益であっていいものです。
それが気に入らない、日本が気に入らないという国に、人道的見地だなどという理由で援助をする必要があるのでしょうか。
考えなしの援助を行うことにより、結果として世界情勢を不安に陥れているのなら、嫌われこそすれ尊敬されることは決してないでしょう。

きちんと国際情勢をメイキングしていく責任が、日本にはあるのではないでしょうか。



ロボット 01月26日(火)

ちょっと、気分的に疲れちゃった・・・。でもがんばって書こうっと。

今日、とある工場で作業用ロボットを見る機会がありました。
細かい作業を器用にどんどんこなしていく様子、とってもかわいらしかったです。(^^)
絶対メイドインジャパンですね、あのロボット君は。
案内の方が「油はいるけど、文句も言わずにせっせと働いてくれる」と言ってましたっけ。
日本人って、基本的にロボットに愛情を持って接しているのかもしれませんね。デザインにもきめ細やかな気配りが感じられますし。
ああそういえば、以前見た荷物搬送用のカートロボット君もかわいかったなぁ。
「クルマガトオリマス、クルマガトオリマス」と自分で言いながら、せっせと荷物、運んでいましたっけ。



大岡さばき 01月27日(水)

日本という国は一応法治国家ですよね。
そのハズなのでしょうが、例えばある人がルール違反なことをして見つかった場合、まず文句を言うことが多いですね。
「自分だけじゃない、他のヤツもやっている」・・・と。
ここで問題にしているのは、その人がルール違反をしたことであって、他の人がどうしているかではないわけです。
結局自分の行動に責任を持っていないのでしょう。周囲に対する甘えがありますね。大分。こうだから、表面上は法治国家でありながら、役人の裁量で動かせることが多くなってしまうのでしょう。国民がそれを期待しているのだからしょうがないですね。役人に法律に基づく判断ではなくて大岡裁きを望んでいるのですから。

欧米人はここら辺の感じ方が違うようで、「悪いことをすれば誰も見ていなくてもゴッド(神様)はご存知だ」という風に考えるようです。(日本人はばれなければ良い、といったところでしょうか)そういうところ、自己責任という考え方が身についているようです。
もっとも、「他のヤツはどうなんだ」と言わない代わりに、簡単に責任を認める発言もしないようですけれども。
(ま、だから訴訟社会なんですね)



街の雰囲気 01月28日(木)

久しぶりに東京駅の周辺をうろついて来ました。(^^)

去年までは都心に勤めていたので、結構行く機会があったんですけどねぇ・・・。
東京って一口でいっても、場所場所でそれぞれの空気、雰囲気といったものがありますよね。
銀座には銀座の、新宿には新宿の、秋葉原には秋葉原の・・・それぞれ独特な雰囲気をかもし出していて、歩いていると楽しくなります。
やっぱり、刺激的という意味では国内では東京という街が群を抜いていますよね。

街の雰囲気というのは、そこに住んでいる人々の想いから出てくるモノであると思います。
その街を良くしていこうと願い、行動する人が多ければ多いほど、その街は良くなっていくのでしょう。
(今でも素敵だけど)もっともっと素敵な街に、東京にはなっていって欲しいですよね。



後方支援 01月29日(金)

今日はなんとかネーム、終わらせたいな。(ノリが悪い・・・)

今、国会で日米安保議論、やっていますよね。
菅さんが「二枚舌だ」「五枚舌だ」など声高に叫んでいるし、自民党の方も、「従来の憲法解釈を変えるものではない」とか「戦闘に直接関係する支援はしない」とか、相変わらずわけの分からないこと、言っていますね。
言葉を武器にする必要のある政治家が、言葉遊びをしないで欲しいと正直思います。

安保問題に関しては残されている時間は少ないと考えます。いったん事が起きれば日本は何もできないことになってしまいます。
仮に有事をのりきったとしてもそれは日本の力ではなく、アメリカにおんぶに抱っこ、という結果になるでしょう。
もし、日本(および日本人)のためにアメリカ人が命を落としたとしたら、そしてそのアメリカのために様様な支援をすることが憲法解釈上できない、なんて言い訳をしていることがあちらの国民に伝わったら・・・。
おそらく日米安保は解消となり、日本はこの不安定な極東地域およびアジアの安定を保つため、日本一国だけで多大なる努力を払わなくてはなりません。そして、戦後50年の教育の成果で骨抜きにされた日本人には、その事態を乗り切るだけの気概がすでにないように感じます。(それがどういう結果をまねくか・・・)
これだけ軍事技術の進歩した世の中です。最前線なんてあっという間に移動してしまいます。この状況で現場の手足を縛るようなマネをしてはいけないと思います。もちろん戦前の二の舞を踏まないようにするのは、きちんとルールを作っておく必要があります。(小沢一郎さんがよく言ってますね)

軍隊のコントロールは内閣がするのだということを明文化しなくてはいけません。
きちんと手続きを踏めば、憲法は変えられるのです。
この問題をクリアーしたときに初めて、日本という国が、真の独立国としてすべての国から認められるのではないでしょうか。



ワクチン 01月30日(土)

とりあえずネーム、終わりました。ふぅ、漫画描かなくっちゃ・・・。

昨日書いた日米安保議論ですが、どうも的外れな舌戦になってしまっているような気がします。
なんというのか、日本の政治家には戦争は外交の延長上にあって、戦闘自体は軍人の仕事ではあるけど、その組み立てをするのは政治家の仕事であることを認識していない人が多いのではないでしょうか。
やはり日本国内で、こういったことを系統立てて勉強できる場がほとんどないのが原因かもしれません。
これに関して諸外国ではどうしているのか・・・興味のあるところです。

去年からインフルエンザが猛威をふるっているようですね。
ここ数日、インフルエンザが原因で死亡者が出ていることが大きく取り上げられています。
ここで気になるのは、どうもマスコミがセンセーショナルな取り上げ方をして、人々を不安に陥れているのではということです。
内容をみれば90歳以上のお年寄りが亡くなったり、幼児がインフルエンザ脳症で亡くなった・・・といったことです。
ある意味では、病気が流行すれば抵抗力のない病人、老人、そして乳幼児が犠牲になるのはそう不思議なことではありません。(もちろん、不幸なことではあります)
ですが、老人ホーム、幼稚園、保育園、小学校と、抵抗力のない人間を集めている場所はかなり多いのですから、病気がはやるのは簡単かもしれません。(ハイリスク集団、といわれます)
数年前に予防接種が任意(事実上の廃止)となりましたよね。理由は効果が上がらず副作用もあるから、ということでしょうか。
副作用・・・予防注射による副作用で死亡する例がないわけではありませんが、考えようによってはそれだけ抵抗力のない人だったわけですから、その病気が流行すれば死亡する可能性が高いのではないでしょうか。そういうところ、日本的だなぁと感じます。少数のことを気にしすぎるあまり、大多数の人間の生命を危険にさらしているのかもしれないのですから。
いろいろ考え直した方がいいこと、山積みですね、この国は。
(このワクチンを作るのには大量の鶏卵が必要で、すでにその生産体制はなくなってしまっているようです・・・。再び大量生産に持っていくのはかなり困難だし、時間もお金もかかるものだと思われます)



種と苗木 01月31日(日)

やっと、漫画描き出しました。(なかなか進みそうにないけど・・・)

今日、インフルエンザの特集をテレビでやっていました。
インフルエンザに関しては、昨日書き込んだし、いるんさんも詳しいコメントをくださいましたのでそう付け加えることはありませんが、ひとつ、言いたいことがあります。
ワクチン接種の危険性を声高に叫んで、予防注射事業を廃止に追い込んだのは、マスコミではないでしょうか。そういうことはあっさり忘れて、したり顔で予防注射復活の必要性を訴えるとは・・・。
もちろん、国民の生命や健康を守るという観点を忘れ、そういう世論にあっさり迎合した政治家や官僚も情けないですが。
去年あたりから歩みは遅いですが、国会も役所も金融機関も、改革に乗り出そうとしています。マスコミ業界はどうでしょうか。この分野にも改革が必要なのではないでしょうか。

(話題は全然かわりますけど)
日本の農業は保護・規制されている分野が多いので、足腰が弱いようなイメージがありますが、北海道においては種や苗の生産がすごく盛んで、世界シェアのかなりの部分を占めている、と加藤 寛さんが言っておられました。
北海道だと寒いですからビニールハウスを使用しているのかと思いきや、そのビニールが公害になるため、なんでも土の温度を維持したり上昇したりさせる薬剤があるのだそうで、それを利用しているとのことでした。(驚きです)
これをうまく利用しれば除雪作業が必要なくなり、その分浮いたお金で新幹線建設なども出来るのでは、とも話されていました。(ま、でも、雪がなくなると雪祭りが出来なくなってしまうかもしれないけど・・・)
人って、いろいろな知恵をしぼって工夫を重ねながら生きているのですね。すごいなぁ。



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