5日め(12月27日)
 朝、夫にレンタカーを取りにいってもらい、いざドライブ旅行へ。日本からドライブ用にドリカムのテープもちゃっかり、持ってきてたので、気分も最高潮!!
 クライストチャーチの街中を10分ぐらいで通り抜けると、もうファームが広がる田舎道。信号もない広い道路を100kmで快適ドライブ。あまりに快適すぎて私はもはや、夢の中でした。
 途中に休憩をとりながら、3時間ほど走ったところで目が覚めると、目の前にはパーっとミルキーブルーのテカポ湖が広がっていました。写真で見ていて思っていた以上に雄大で、静かな場所でした(テカポの村が位置する部分以外は、ほとんど未開)。ルピナスの花の咲きほこっており、写真を撮ったりしていると、同じく車で旅行中の日本人の、3歳位の子供と娘より小さい赤ちゃんを連れたご夫婦がいたので、親しみを感じて話をしたところ、実はオーストラリア在住の方で旅行に来ているとのことでした。お互いに「子供連れて大変ですよね〜」とかの話しの中で、私が「しかも、行きの飛行機の中で熱が出たんですよ。」というと、その方はすかさず、「たいへんだったね〜ボク。」と娘に話しかけておられました。
 宿泊先の”The Chalet”は6つのユニットだけのロッジで部屋も広く、場所も最高で湖に面しており、キッチンもあったので、今度は長期滞在したいくらいです。そんなお気に入りのロッジで、オーナーの方もフレンドリーないい人だったのに、ランドリーで、紙おむつも一緒に洗濯してしまい、紙屑だらけにしてごめんなさい。
 テカポはツアーだとたいてい、写真を撮って数十分でおしまい、みたいなのが一般的(もし、おチビ連れだとオムツを換えておしまい)ですが、もし行かれる方は1泊することをお薦めします。他には何もないところですが、朝昼晩や、天候で変化する湖の色の美しさを是非見てもらいたいです。私達はちょうど、ロッジのオーナーの奥さんに「夕方からソフトボールをするので、見に来て、参加して。」と言われたので、途中からでしたが見に行きました。参加はしませんでしたが、夕刻湖をバックに、決して上手とはいえない人や、女性や子供も参加してる楽しそうな風景をみてるだけで、やっぱりパック旅行ではなかなか、味わえない穏やかな時間だなあと実感しました。


晴れると見事にミルキーブルーのテカポ湖。

ロッジ(The Chalet)の前で。