快適ドライブ旅行

 赤ちゃん連れはやはり公共交通の利用より車が楽ですよね。ニュージーランド国内の移動手段として、レンタカーをえらんだのは下記の理由からでした。

1、日本と同じ左側通行である。また、日本車がほとんどなので、日本で運転するのと同じ。
2、子供連れで荷物も多いので車の移動は楽。
3、鉄道やバスが、あまり充実してない。
4、自由に勝手気ままな旅行ができる。

 その結果は、大正解でした。ニュージーランドは道路も広く、郊外は制限速度100Km/h。羊の群れや湖を見ながら走れて、もちろん渋滞もなくてとても快適でした。

日本で準備する事

 当然ながら、国際免許が必要です。公安委員会(大阪では門真運転免許試験場)へ、運転免許証、パスポート、写真1枚(5x4cm)、手数料2,600円を持って手続きします。点数が少ない方は要注意。

レンタカー

 レンタカー会社に事前に予約して、日数、借りる場所と帰す場所を伝えておきます。はーつへりんく
 今回はクライストチャーチで借りて、4日目にクイーンズタウンで返しました。車のタイプはマツダのミディアムクラスのものでした。チャイルドシート(1日10NZ$)も借りれますので、赤ちゃん連れは必ず予約をしておきます(海外では法律によりチャイルドシートなしで小さい子供を乗せると罰っせられる国が多い)。合わせて527・13NZ$。
 日本と違い、車を借りる際にボディーのキズを確認することはありません。少々のキズなど気にしないのが常識のようです。私たちは走行中、フロントガラスにひびが入るトラブルに合い、返すときに言いましたが、「あっそう」程度でした。

地図

 地図は現地のハーツでもくれましたが、現地の本屋で見やすいものを購入しました。

ニュージーランドでの運転

 ニュージーランドの道路は単純でとてもわかりやすいです。なんといっても車は少ないし道は合理的なので、まったく運転ストレスは感じません。面白いことにワインディングロードでも制限速度は100Km/h。でも、コーナー毎に侵入速度表示があり、それを守れば安全に早い速度で運転できるようになっています。侵入速度表示は5Km単位とけっこう細かい指示で、それを超える速度で侵入すると少し頑張ってコーナーを抜ける感覚と言えばわかるでしょうか。つまり、表示速度は安全に曲がる最高速度が書いてあるわけで、どこぞの国のように「こんな道を30Km/hでトロトロ走る奴がいるかい」式標識ではありません(笑)。合理的という意味はそこのことです。
 日本と違って注意する点は、ロータリーが多いのと、右折優先が基本ということぐらいですが、何も難しいことはありません。ロータリーは中を走っている、つまり右側からくる車が優先なので、ロータリーを回ってくる右側から来る車のみに注意しておけば大丈夫です。で、ロータリーに入れば自分が優先車になるので、侵入車を気にすることなく、出たいところに出ればOKです。右折優先ですが、直進道路で対向車線に右折しようとしている車がある場合は、車の流れを止めてまで必ずしも譲る必要はないみたいでした。あと、制限速度が高いので追い越しは要注意です。完全に先を見通せるところでのみ追い越すようにしましょう。
 また、日本で運転しているクセでやってはいけないことが一つあります。それはやたらに車を止めないことです。景色がきれいなだから停車させたい場合は多々ありますが、見通しの良い直線で、路肩にスペースがある所のみに停車させないと事故に直結します。なぜなら、車線上には車が停車していないという前提の元で、車は運転されるからです。ブラインドカーブや丘部分で先が見えなくても制限速度上限で車は流れますので、絶対にやたらなところで車を止めてはいけません。


ストレスなしに走れる道路。