今月から「ラダートレーニング」を練習の始めに行う事にしました。
ラダートレーニングとは、梯子状に組まれたロープ等を利用して様々なステップを行う
今流行りのSAQトレーニングです
サッカー等ではだいぶ以前から行われていたトレーニングですが、最近では色々な
競技に取り入れられています。
SAQとは、Sはスピード、Aはアジリティ(敏捷性)、Qはクイックネスのそれぞれ頭文字を
とったものです。
要するに、昔から「スピード」と簡単に片付けられた言葉をもっと丁寧に、そしてシステム
としてトレーニングの一部に組み入れたものがこのSAQトレーニングです。

S=スピード(走る時の最高速度の能力)

A=アジリティ(敏捷性:左右の速い移動)

Q=クイックネス(素早さ:静止からの速い反応と動作)

 

SAQにはラダートレーニングの他にいくつかのトレーニングがあります。
興味のある方は自分で調べて下さい

 

どうしてこのトレーニングをやろうと思ったかは、知り合いのトレーナーに相談したことに
始まります。

ラダートレーニング自体は以前から知ってはいたのですが、小学生にどれだけの
効果が有るのかが分かりませんでしたが、この時期の子供たちの神経系や身のこなしに
効果が有ると言う事で始めました。

ねらいとしては『頭で思った事を素早く正確に行なう』事です


人の体は、大人になってから神経を鍛えても効果が半減するそうです。

子供のころ、特に小学生時代にどれだけ神経系を鍛えるかが大切になるようです。

簡単に見えるステップですが、意外に難しく、確かにこのトレーニングを低学年から
始めれば非常に効果的と感じました。見ているほうも楽しめます。

 

注意点としては

・やはり神経系のトレーニングですので、元気で集中力のある時に実施する。

・出来るだけ速く動作し、かつ正確にする様に心がける。

・慣れると飽きてくるのでメニューは小出しに増やす

と言う事だそうです。

 

今のところ「クイックラン」「グーパー」「スラローム」「クロスカントリー」「シャッフル」の5つを

1セットとし行っています。

今後はテニスで必要な「クロスステップ」などをメニューに追加して行こうと思っています。

 

何時ごろ、どれだけの効果が出るかは今の所未知数ですが、将来的には必ず効果が

目に見える事を信じて続けて行こうと思います。

 2005.05.05