■■■ 自作測定器の目次 ■■■
RFチェッカー
テスト用低周波増幅器
周波数カウンター
ウイーンブリッジ型正弦波発信器
アンテナインピーダンスメーター
SWRメーター
QRPパワーメーター
hfe、IDSS計
AF GENARATOR(テスト用低周波発振器)
インダクタンス計
RFチェッカー
高周波回路の調整に欠かせないRFチェッカー。
(千葉秀明氏/JA7CRJの著書を参考に製作しました)
テスト用低周波増幅器
Tr1石のアンプです。
DIYホームセンターで購入した透明ボックスに収めました。
蓋の下にスピーカー(8Ω5W)を付けています。
周波数カウンター
0.01Hz〜25MHz
秋月のカウンターキットをDIYホームセンターで購入した透明ボックスに収めました。
透明ボックスなのでLCDが見えて好都合と思いましたがやはり体裁がとても悪い。
ウイーンブリッジ型正弦波発信器
7Hz〜120KHz
LPF.BPF.HPFの通過域特性と減衰域特性を測定するのに製作しました。
参考文献、資料
トランジスタ技術 1993年12月号 253page
「基礎から学ぶアナログ回路実践教室」
アンテナインピーダンスメータ
(FCZ研究所のキット)
SWRメータ
(FCZ研究所のキット)
QRPパワーメータ(高周波電力計)
(FCZ研究所のキット)
FCZ研究所のキットを3台紹介しました。
形こそ小さいですが非常に役に立つものばかりです。
パワーメータを製作するとdBmとは?って勉強になりますね。
hfe,IDSS計
hfe,IDSSの指示メーターにはデジタルテスターを使用します。
(デジタルテスターと組み合わせて広範囲の測定ができる。)
hfe=100/コレクタ電流 1mA
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AF GENARATOR
400Hz/1KHz切替え位相発振器
電源はDC9V 乾電池
出典:ビギナーのためのトランシーバー製作入門 AM SSB編
千葉 秀明著 CQ出版株式会社
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インダクタンス計(秋月電子通商のキット製品)
仕様:
測定範囲 0.1uH〜199.9mH
測定誤差 ±2%
レンジ数 4(200uH 2mH 20mH 200mH)
測定方式 サイン波電流印加。-90°位相検波(1kHz)
生基板を半田で張り合わせてL型のパネルを作り前面に電源スイッチとレンジ切替スイッチを取り付けました。
インダクタンスが計測できれば同調回路の実験やコイルの製作時に大いに役立ちます。
RFCなどの各種インダクター
動作試験を兼ねてマイクロインダクターやRFCなどを測定してみました。
その結果は下表の通りです。測定値は概ね良好です。
キットですから、パーツの取り付けミスや半田ミス等・・・製作者に依存する
不具合が多々ありますね。出来栄えもしかり・・・
番号 |
被測定インダクターの名称 |
製品のインダクタンス |
測定値 |
|
1 |
マイクロインダクターA |
10uH |
13.8 |
|
2 |
マイクロインダクターB |
10uH |
13.9 |
|
3 |
マイクロインダクターC |
100uH |
100 |
|
4 |
マイクロインダクターD |
100uH |
99 |
|
5 |
RFC | 2.5mH | 2.46〜2.49 |
|
6 |
1.9MHz FCZコイル |
L1-3 |
18uH |
22.5 |
L4-6 |
3.2 |
|||
7 |
7MHz FCZコイル |
L1-3 |
4.31uH |
4.8 |
L4-6 | 0.9 |
|||
8 |
3.5MHz FCZコイル | L1-3 | 9.4uH |
10.1 |
L4-6 | 1.7 |
|||
9 |
50MHz FCZコイル | L1-3 | 0.68uH |
0.8 |
L4-6 | 0.2 |
|||
10 |
5MHz FCZコイル | L1-3 | 6.75uH |
6.6 |
L4-6 | 1.0 |
|||
11 |
電子インダクタ |
1.0mH |
0.999 |
|
L1-3 | C | L2-3 | L4-6 |
|
|||||
t | μH | Min | Max | C pF | XcΩ | t |
|
|
||
|
38 | 30.8 |
|
|
820 | 194 |
|
|
|
75 |
|
30 | 18.0 |
|
|
390 | 215 |
|
|
|
85 |
|
20 | 9.40 |
|
|
220 | 207 |
|
|
|
70 |
|
18 | 6.75 |
|
|
150 | 212 |
|
|
|
80 |
|
14 | 4.31 |
|
|
120 | 189 |
|
|
|
80 |
|
12 | 3.13 |
|
|
100 | 176 |
|
0.78 |
|
80 |
|
12 | 1.90 |
|
|
|
167 |
|
0.46 |
|
75 |
|
10 | 1.47 |
|
|
|
194 |
|
0.36 |
|
95 |
|
|
0.98 |
|
|
|
172 |
|
0.27 |
|
70 |
|
|
0.68 |
|
|
|
212 |
|
0.17 |
|
100 |
|
|
0.57 |
|
|
|
284 |
|
0.14 |
|
45 |
|
|
0.18 |
|
|
|
157 |
|
0.08 |
|
50 |
1mH電子インダクタ
No.11の電子インダクタとは電子回路でLと等価なインダクタンスを生成するもので、
シュミレーテッドインダクタとも呼ばれるようです。
秋月電子通商製デジタルLメータ(キット)のマニュアルには1mHの基準インダクタ
としてその回路が記載されています。
オペアンプは推奨回路ではNJM4580でしたが私は手持ちのTL-082を使用しました。
回路からはどうしてこれがインダクタになるのか?理解しにくいですね。
電子インダクタはコイルで巻いたら鉄の塊になるような大きなインダクタンスでも
電子回路でシュミレートできるそうですから応用回路の調査や追試をしてみたい。
電子インダクタの回路/出典:秋月電子通商 デジタルLメータ取扱い説明書
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