気功の穴
象気功
手でチャクラを開く
手でチャクラを開く・その2 さて、前項の「手でチャクラを開く」で解説したように、正しい站椿功(タントウコウ)の姿勢ができると、全身の深層筋がつながることにより氣道が拡充し、手から怒涛の氣が放出されるのである。 まあ、深層筋がつながり氣道が拡充することにより血流が増加するわけであるから、その時点で気功法としてはおおむね目的を達成しているのである。 気功の本来の目的は健康長寿であるので、血流が盛んになれば全身の細胞に酸素と栄養素がくまなく行き渡り、健康効果としてはそれで十分であるわけである。 また、その「正しい姿勢」ができると、筋力体力が高まり、不老長寿つまりアンチエイジングの方法とも言えるのである。 もちろん筋力体力が高まるといっても、元々持っているその人なりの基礎的な筋力体力が高まるということであって、正しい姿勢ができたからといっていきなりスーパーマンになるということではないのは当たり前である。 その正しい姿勢を体に覚えこませることに併せて筋力トレーニングとして古来より站椿功を長時間行うわけであるが、構造がわかれば短時間でも効果はある。 もちろん気功法としての站椿功は元が武術の筋力トレーニングから派生した方法であるので、筋力増強効果としての長時間の站椿功を否定するものではないのは言うまでもないことである。 さて、その姿勢が正しいかどうかは、氣が分かる人は、もっとも氣が出る姿勢あるいは状態をとらえればいいわけであるので簡単であるが、氣が分からない人の場合は、大家老師大センセーの姿勢を見て学ぶしかないわけである。 大家老師大センセーの姿勢については、今はネットでいくらでも検索できるので、ご健闘をお祈り申し上げるのである。 ほったらかしかよ。 お勧めの大家老師大センセーを紹介してやれよ。 やだよーだ。 まあ、それで正しい姿勢をつかんで手から怒涛の氣が出ても出なくでも、例えば一般的な三円式站椿功で前に上げた手を身体に向けると氣が身体に放射されるわけである。 氣が分かれば、あるいは見えれば、その氣は直線的に放射あるいは照射されているということが分かるのであるが、分からなくても直線的に放射されているのである。 手の周りにふわっと氣が漂っているとかではなく、手のひらからいわば懐中電灯の光のごとく直線的に放射されているのである。 つまり、手の位置がどこにあれ、氣を当てたい方向に手のひらを向ければその部位に氣が当たるということである。 手のひらを懐中電灯のレンズ部分として、当てたい部位の方向に向けるわけである。 これも氣が分かれば、どこに照射されているのかわかるわけであるが、分からない場合はそれなりにその方向に手のひらを向けてがんばっていただきたい。 これもほったらかしかよ。 続く。 (2022・01・04) |
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