象気功
気功の穴

象気功


八段錦


八段錦2


まあ、あちこちで、精神を鍛えれば健康になるだの、心の持ちようで運気が開けるだのとセミナーや講演会でのたまわって大儲けしているセンセーが多々おられるわけである。

もちろん、精神・心を作り出している脳も身体の一部であるので、心と身体は一体であるのは異論のないところである。

象気功でも運命変革の法で、コトダマ(言葉にの意味による身体への影響)による身体操作を解説しているわけである。


コトダマにより、偏桃体を中心に、脳に影響を与えて、免疫機能等をよろしい方向に導き、健康回復・運気上昇の方法をあれこれ解説しているわけである。

運命変革の法は身体と心は一体であるということを利用してコトダマにより脳を操作し、身体機能に影響を与えるというメソッドでわけである。

しかし、極論すれば、身体は心に優先するのである。

心は脳により作り出されたものである。

その、心を作り出している偏桃体を含めた脳も身体の一部である。

つまり、心も身体によって作られているのである。

もっと言うと、「体調が心を作る」と言っても過言ではないのである。

誰でも具合が悪ければ不機嫌になり、怒りっぽくなり、あるいは落ち込んだりするわけである。


極端にいえば、たとえば胃痙攣が起きて激痛で冷汗が出てる時に元気陽気になる人はいないのである。

さらには盲腸炎がこじれて腹膜炎が起きて、気絶しそうなとんでもない激痛に襲われているときに、「わははははは、いやー、やっぱりプラス思考だなあ」なんてご機嫌お気楽ご陽気に言うやつは完全に脳が壊れているのである。

それは単なるくるくるぷーである。

逆に、体調絶好調で「ああ、今日もメシが美味い!」なんてときは、どうやってもこうやってもご機嫌お気楽ご陽気である。

当たり前である。

心と身体を切り離せなんて無理難題無理無体なことをのたまう間抜けなセンセーもおられるが、バカも休み休み言ってもらいたいわけである。


アホを集めて、できもしないことを無理やり屁理屈でごまかしてだまくらかして儲けようというのが、自己啓発セミナーだのインチキしゅーきょーだのヒーラーだのの常套手段である。

そこに行くと、さすがは神のお告げだけに象気功は当たり前のことしか言わんのである。

まあ、逆にいうと当たり前のことしか言わんので読む価値もないかもしれないのである。

うるせーよ、大きなお世話だ。

つーことで、必要のないボケをかまして、人間は体調が悪ければ、どんな人でも精神状態は不安定になるのである。

まあ、これを読んでる人もご自分の経験からも思い当たることが満載であると思うのである。

まあ、何度かネタにしているが、座禅で心をこれでもかと鍛えたはずの高僧が、医師にがんと宣告された3日後におくびをおくくりになっておじさつなされてしまったのは有名な話である。


まあ、最近の例では某じえーたい出身の強気な言動で人気があった某男性俳優さんが、末期大腸がんということで、やせ衰えてすっかり弱気になった記者会見で、往年のおもかげも無くなってしまったのをご覧になれば、心は身体の状態によって思いっきり左右されてしまうということがわかるのである。

えらそーに強気なことを言えるのは、自分が頑健な身体あってのことであるのは当たり前である。

勘違いしては困るが、べつにあたしはこの俳優さんが嫌いでディスってるてなことではなく、どんな人も、病気になれば氣道に穴が空いて氣が抜けて、昨日までの強気はどこへやらという状態になるということを申し上げているのである。

人間は何はなくとも健康第一、生命力にあふれた身体であれば、心・精神はいやおうなくよろしい状態になり、人生はよろしい方向に行くのである。

もちろん、心が変われば行動言動の方向性が変わり、運気は変わるわけであるが、心を心で変えることは無理難題である。

しかし、身体を変えれば心は変わるのである。

心を作り出している脳も身体の一部であるからである。

そのためのひとつの指針が站椿を基本とした、八段錦である。

さて、その身体を変える象形流八段錦の実践技法はいかなるものか秘儀秘法伝授はなされるのかなされないのかは次回をお楽しみにね、うふん。

つーことで、無駄話で終わってしまったのである。

続く。

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