象気功

象気功

昇降練氣



功法解説6


えーと、今日も朝から昇降練氣である。

まあ、昼間はお仕事であるので、書く時間が朝しかないのである。

何度かネタにしたのであるが、以前は午前3時に寝て午前7時に起きるという睡眠時間4時間前後の夜型生活であったので、夜中に書くという生活であったのであるが、ある日のテレビ番組で、某医師のご意見で「午後10時から午前2時までは、細胞メンテナンスのゴールデンタイムである」てな放送を見て、「なーるほど、それで、今まで体調が今一つだったのね」と大反省して、数年前から、何が何でも午後9時に就寝なされて午前3時ごろ起床という農家の皆さんのような極端な早寝早起きを心がけてるので、朝にご執筆という生活になったのである。


それで、朝方に変えてみると、細胞の修復再生がこよなく行われるせいか、なるほど体調がいいのである。

当たり前である。

能力を最大限に発揮して運気上昇を望むなら、気功法や健康法の前に「早く寝ろ」ということである。

あたしは氣の専門家であるが、脳も含めた人体の臓器内臓の働き仕組みについては医師が専門家であるので、餅は餅屋ということで、こだわりなくその仰せに従い、超夜型生活から超朝方生活に変更したわけである。

この朝方生活に変更した体調の変化を実感すると、たとえば受験生の場合、お勉強の効果が一番出るのは「早寝早起き朝ごはん」であるというのもむべなるかなという効果である。

まあ、お仕事の関係でそうも行かない人もいるので、そこはそれ、神の思し召しである。

お茶を濁してどーすんだよ。


つーことで、まあ、とにもかくにも、昇降だけに昇げて降ろすわけである。

それで、昇降練氣で注意するところは、上と下で手のひらを返すときに氣を切らないことである。

臍のあたりと顔の前あたりの昇降上下の頂点で、手のひらを返す動作をゆ~っくりとやらないと、そこで氣が切れて、氣道の圧力も切れ、効率が悪くなるのである。

これは太極拳の体重移動と同じ要領である。

太極拳の場合は、手の動作とともに、体重が足から足に移動するときに氣を切らないように、氣の圧力を維持するということが重要である。

氣が切れると、氣道の圧力が下がってしまうので、そこから氣道を膨らませるということを再度しなければならないので、風船を膨らませたりしぼませたりということを繰り返すことになって、非常に効率が悪くなるのである。


要は、圧力の継続である。

体重移動をする太極拳と違い、体重移動のない站椿功の体勢による昇降練氣の場合は、膝を緩めて首の付け根を前足部に乗せることにより、脚部腰部脊柱周囲の深層筋には常に体重が掛かっているので、その部分については氣が切れることなく常に氣道に圧力が掛かっているのであるが、さらに、手の動作でも氣を切らないように氣の圧力を継続することが肝要である。

気功法において、深層筋への負荷が途切れたり、手の動きがある一定の速度を超えると氣が切れるのである。

この「速度」については、熟練度によって違うので、一概にどのくらいと言えないのであるが、熟練度が低いほどつまり初心者の場合は動きが遅い方が氣をつかみやすいのである。

気功法は「氣をつかむこと」により、その効果が大きくなるのである。

だから、ざっくりと言うと、熟練度が増して一定の熟達度になって氣をつかむと、動きは速くなるわけである。

まあ、速くというと語弊があるが、「ゆっくり動く」ということを前提としての速さである。

いわばスローモーションが基本である。

氣感がある場合は、氣道の圧力を観察すればどの位の速度が効率的か分かるのであるが、氣感がない場合は、手のひらを中心に腕全体に意識を置き、できるだけ遅くということを心がければ、まあ、人によって熟達の速度はさまざまでも、たいていは、いずれは氣をつかむことができるようになるのである。

そうはいっても、いくらやっても氣感を養成できない場合もないではないのであるが、まあ、何事も正しい方向性で7000時間ぐらいやれば、その道の奥義を窮めることができる可能性があるつーことであるから、そうとう氣に関して鈍感な人も、毎日2時間ぐらいの修練精進を継続すれば、10年程度で氣感を養成できる可能性があるというわけであるので、夢と希望を持って、修祓修練していただきたいところである。


10年ってしかし。

まあ、いずれにしても、氣道の拡張拡大は時間とのせめぎ合いみたいなもんであるので、焦らず急がずゆ~っくりと「少し無理」の範囲内で一生にわたって継続することとが肝要である。

何もしなければあなたの氣道は生まれ持ったものと、幼児期の環境によりあちこち狭窄閉塞したまま、現状のままの情けない運気を引きずり一生を終えることになるのであるから、それが少しでも良い方向に変わる方法があれば、やらないよりはやった方がお得であるのである。

その方法が神のお告げのお笑いライブ象形流気功法であるのはゆーまでもないことである。

いやー、神のお告げってホントにいいもんですね。

うるせーよ。

続く。

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