象気功

象気功


開合功

功法解説





「気功」は、ご本を読んで知識を蓄えたり、どれがいいだのあれがいいだのとあーだこーだとできもしないことを言い合っても、まったく効果はないのである。

とにかく、なんでもいいから、実践してみることである。

気功における実践とは継続である。

さらには「正しい方法」での継続である。

なにしろ目的が氣道を拡張拡大することであるので、これが時間がかかるったらないのである。

まさに薄紙を重ねる効果であるので、今日明日に効果や結果が出るてなことでもないのである。

とにかく気長に「やらないよりはやった方がマシ」てなスタンスで、何か一つでもいいから、継続することである。

その「正しい方法」は先達に学ぶ以外にはないわけであるが、これが、どこに行っても、正しくない方法は教えるが、正しい方法を教えてくれるセンセーはめったにおられないので、日本中いや世界中でわけのわからん気功法が蔓延しているわけである。

本場ちゅーごくでも、どうみても準備体操の域を出ないような方法が養生気功と称して広められているのである。

しかし、まあ、日本でもスポーツの前に準備体操として行われることが多いラジオ体操も、気功法といえば気功法であるので、気功本来の健康効果を得るためには効果が無いわけではないのである。

しかし、手を触れただけで、あるいは手も触れずに、相手をなぎ倒し吹き飛ばす怒涛の氣を発するためには、ラジオ体操の類いでは、毎日何時間やっても、さらにはそれを一生にわたって継続しても不可能であるのである。

まあ、もちろんん、相手を吹き飛ばすと言っても、相手が氣に関してなんらかのカリキュラムをこなしていて、氣でつながることができる場合のお楽しみである。

氣に関してまったくのシロートさんには、怒涛の氣もへったくれもなんの関係もないのである。

氣に関するシロートさんを相手にする場合は、丹田も含めた格闘技における技・技術の修練熟練が必要であるのは、これまでに何度も解説しているので、言うまでもないことである。

いくら丹田に氣を下げても、推手あるいは相撲などの押し合いへし合いで強くなることはあるが、手を触れただけで、あるいは手も触れずに相手を吹き飛ばすような氣を養成することはできないのである。

勘違いされると困るが、氣で飛ぶ、あるいは飛ばされること事態には、人生にさしたる意味もないのである。

いわば氣のわかる者同士のお遊びお楽しみということでご理解いただきたい。

その先の「健康増進と運気改善」を成就するための大本根本である氣道の状態・容量のさらなる拡張・拡大に至るにはどうするかという人生の重大事をあれこれ云々するわけである。。

象気功のメインバンクは、氣で相手を倒すてなことではなく、「健康増進と運気改善」である。

氣動の状態が健康のバロメーターのひとつであり、氣道の容量が運気を決定する指針のひとつである。

そのためには、氣道の拡張拡大による毛細血管の血流改善と細胞活性が必要であるわけである。

その究極が怒涛の氣を発する身体を作ることである。

気合いも根性も体調が悪いと出てこないのである。

その体調の元は細胞の状態・活性度であるのである。

おつむの状態をその人なりに最大に発揮するのも、細胞の活性度の如何に関わるわけである。

細胞の状態をよろしく保つには、絶え間なく行われる細胞の再生・メンテナンスのための血流改善が必要である。

怒涛の氣を発する状態というのは、氣道が身体の隅々まで開き、それに連動した毛細血管が開き、酸素・栄養素が身体の隅々の細胞まで運ばれて、細胞の活性度が最善の状態であるということであるわけである。

その状態であれば、その人なりの最大能力を発揮できる細胞の状態であり、その人なりの運気のよろしい状態である。

もちろん「その人なり」であるので、パ~がその状態になればパ~の人はパ~が進行してさらにパ~としての最大の能力発揮・運気改善ということである。

まあ、とにかく、その人なりの細胞活性度が最高潮で怒涛の氣を発するためには、「手」が重要になるのである。

站樁功においても、手で氣の玉を抱いて、その圧力を高めて、氣道を拡張拡大するということをするわけである。

さらにその効果を高める方法が「開合功」である。

基本姿勢は站樁功と同じである。
首の付け根を前足部に乗せて立つという站樁功の立ち方で、手を合わせて開きまた閉じるということを繰り返すのである。

それだけである。

站樁功同様に誰にもできて、氣道拡張拡大には站樁功をさらにパワーアップした効果が得られるのである。

それで、開合功を正しく教えてるセンセーの動画はないもんかと探したら、意外や意外で、おられたのである。

まあ、教えるも何も、単純至極な動きであるので、見るまでもないことであるが、象気功はおつむのちょーしが極めて悪いために読解力皆無のゴミクズ能無しのパ~の皆さんにも親切丁寧である。



ごらんの通り、手を開いたり閉じたりするだけである。

アホでもできるのである。

センセーもアホ面してるなんて失礼なことを言ってはいけないのである。

この動画の張群湘センセーは、こー見えても香港大学專業進修学院中医藥学学部中医副教授で気功家という、鬼に金棒みなたいなセンセーである。

まあ、動画冒頭のセンスを疑われる気持ち悪いアニメーションはともかく、氣が分かるあたしみたいな氣の天才達人ホラ吹きからみても、なかなかみごとな開合功である。

開合功はこーでなくっちゃいけませんやね。

まあ、取って付けたようなおためごかしのよいしょはこれぐらいにして、それで、開合功の基本は臍の前で手の開閉を行うことである。

開閉というのは向い合せた手を開いたり閉じたりすることである。

その際に、もちろん氣の玉を手の間に持ち、圧力を掛けたり、膨らませたりするという意識、さらには感覚、さらには実感、さらには体感が重要である。

「開合功は氣感を得るために行う」なんてとんちきな解説をしているセンセーもおられるが、開合功の効果はその先にあるのである。

もちろん氣感がないと成り立たないわけであるが、氣が分からない人はイメージで氣の玉を作りそれを押しつぶしたり膨らませたりすればいいわけである。

氣というのは感覚領野における「情報」であるので、右脳活性によるイメージが重要になるのである。

感覚領野は五感を司るわけであるが、氣はそれ以外の感覚であるのである。

つまり、第六あるいは第七の感覚であるわけである。

五感で視えないもの感じないもの捉えられないものを感じ、あるいは体感するわけであるが、その氣の感覚野が脳のどの部位であるのかは現在のところ、まともに研究する科学者もおられないので定かではないわけである。

まあ、とにかく、その第六あるいは第七の感覚情報を全身に送る神経組織のようなものである氣道を操作するための方法が気功であるわけである。

ううむ、わかりにくいなこれ。

それで、話を戻して、開合功においては、その形や動きよりも、その押し潰すときの反発感や引き戻し膨らませるときの膨張感が重要なのである。

だから、氣感のある者ほど効果は大きいわけである。

まあ、上級と言えば上級である。

氣の玉に圧力を掛け押しつぶし、さらには引き戻し膨らませるときに、氣道に圧力が掛かり、それが氣道の拡張拡大効果を生むのである。

そして、氣感のあるものは、手のひらだけで氣の玉に圧力を掛けるのではなく、腕を含めて全体で開閉して圧力を掛けると、さらに効果は大きくなるのである。

これができるようになると、氣のレベルは飛躍的に高まるのであるが、同時に効果がありすぎて、過剰になるとすぐ氣道が炎症を起こして、時にはひどい偏差を起こすので、そこはそれ、身体の様子を観察しながら、微妙な範囲で中庸を保つようにコントロールしなければならないのである。

やるたびに炎症・偏差を起こして中断していたのでは、継続は不可能であるので、氣道の拡張拡大は望めなくなるのである。

気功は適度に行えば、健康効果があり、さらには運気上昇も望めるわけであるが、効果を焦って過剰になると、逆効果になって健康を損ない、運気は下降の一途をたどるのである。

ううむ、まあ、今回はこんなところで勘弁してやろう。

てなことでわあわあゆーとりますが、お時間となりましたので、皆様ごきげんよう。

「開合功・功法解説2」に続く。

(2015/01/18)






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