象気功


気功入門


◉ 氣とはなにか?


まあ、とにもかくにも象気功も「気功」であるので、最初に「氣」について解説するわけである。

「氣」については、テレビ番組なんかで、いかにもおおげさに魔法のように取りあげられているが、そんなたいそうなもんでもない。


「氣」は簡単に言えば「物が細い管を通るときの振動により生み出された波動」である。

もっと言えば、血液中の分子原子素粒子のぶつかり合い摩擦による振動波動であるのである。


まあ、この世に存在するもの総てが「氣」あるいは「プラーナ」でできているという考え方もあるが、象気功は基本的に「気功」に関する氣を扱うわけであるので、気功や呼吸法などのカリキュラムの過程で感じたり見えたりする「氣」、あるいは気功でいうところの外気、内気などの名称で呼ばれる、人間が感じる、あるいは見える「氣」ということに関しての解説であるのである。


それで、人間の場合は主に何億という毛細血管の中を血液が通るときの振動波動なわけである。

樹木も氣を発するというのはたいていの人の知識にあると思うが、樹木の場合、まあ、植物全体に言えることだが、主に毛細管現象で水を維管束の中を吸いあげるときに起こる波動である。


それで氣の語源は木から来ているという説もあるぐらいである。

だから公園や森林で木に抱きついたりしてる人がいても石を投げたりしてはいけません。

樹木から氣をもらえば健康になると思い込んでる人もおられるわけである。


この「氣は細い管を通るときの波動」であるということが理解できないから、氣は光である、いや氣は磁力である、いや氣は霊波である、いや氣は神のなせる癒やしである、いや氣は生命エナジーである、いや氣は遠赤外線の一種である、いや氣は宇宙線である、いや氣は霊体次元における生命のもとである、いや氣は宇宙の最高次元の絶対の存在から発するエネルギーである、いや氣は宇宙の真理である、いや氣はとにかくありがたいもんであるがそれについて考えるだけでも不遜なので考えてはいけないものであるなどと、どんどんわけのわからない方向にわけのわからない皆さんが怒涛のごとく走って行って、指導者によってはまるっきり意味のない方法で氣のカリキュラムを組んだりして、生徒や信者はたーだ法外な授業料やお布施を払って財産をつぶしたりしてるのであるが、この象気功を読み進めるうちにあたしの言うことが真理であることがわかるのであるが、あたしの言う真理は宗教的な真理ではなく物事の道理、真実ということであるのであるが、まあこれ読んでりゃぱーの人でもそのうちわかるとゆーことなんである。


ううむ長いな。

要するに波動なので、生き物ということに限定しなければ、それ以外の存在でも、氣と言えばいえなくもない波動を発生しているのである。

電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線などの電磁波もそうであるし、電気そのものが波動であるから、電線、家電製品、携帯電話、パソコン、テレビ、電子レレンジ、シェーバーとなんでもかんでも波動を生んでいるのである。


山の中でも波動ということでは、樹木はもちろん、小川のせせらぎや動物なんかが氣を発しているのである。

たとえば砂利道も波動を生むのである。

あのでこぼこが模様となって波動を生むのである。


つまり、図形も波動を生むのである。

曼荼羅やインドの独特な衣服の模様やジャワ更紗なんかもそういう感覚を元にして生まれてきたものである。

それでどんな模様が一番氣を生むかということを実験して、作ったのがこれである。


氣のわからない人にはものすごくばかばかしい図形に見えると思うが、この図形はとんでもない波動を生み出しているのである。

まあ、正確にいうと、これを見た者の体内に波動を生み出しているのである。


敏感な人はこれを見ているだけで気持ち悪くなる場合があるので長時間見ない方がいいのである。

作ったときに、これは自分が感じるだけで、それこそ気のせいかなと思ったので、気功をやってて、氣にとても敏感な友人に試したら、ひっくり返って痙攣しちゃったのね。


こんなマークってなんか昔々のどっかの国なんかで使ってたように思うね。

やっぱり昔の人も気がついたのかもしれんが、まあ、単純に太陽マークであるかもしれないのである。

ハスの花の絵なんかもこれに類似してるから、インドあたりの大昔の人は蓮華を特別な花と見立てたわけである。


まあ、こういった模様と波動とどういう関連があるかということである。

つまり、これって、最終的には脳だな。

脳がものを見たり、感じたりしてるわけだから、こういう模様というか図形が脳に影響を与えてそれで、あちこちの神経に伝達されて、毛細血管が開いて氣を生み出すのである。


まあ、話は逸れるが、たとえばあの世を見るなんてのも、最近の研究では脳のシステムに組み込まれてるということがわかってきてるそうである。

なんでも、側頭葉に刺激が行くと、そこに蓄積されてるあの世に行く場面を見るそうである。


ただ、それがなんで死ぬ間際になるとそうなるかとゆーと、お亡くなりになるときは脳の頭頂葉の方から機能が停止するので、まだ機能している側頭葉に蓄積されてる記憶が引っぱり出されるつーことらしいのである。


だから、日本人の臨死体験には、三途の川やお釈迦さんや、先に死んだ自分のおじいさんやおばあさんや家族その他が出てきて、欧米人の臨死体験にはマリア様やイエス様や、先に死んだ自分のおじいさんやおばあさんや家族その他が出てくるわけである。


まあ、こんな身も蓋もないことを言ってしまうと、臨死体験マニアには夢もロマンも亡くなってしまうのであるが、象気功はものすごく身も蓋もないのである。

続く。

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