象気功


気功入門


氣の循環法・氣の壁


さて、とゆーわけで、氣をわかるということにおいて、ものすごく効果のある方法と言うと「気を循環させる」とゆーことに尽きるのである。

タントウコウや太極拳の推手で気を送り合うとゆーことでも、まあ、時間をかければ、それなりにわかってくるのであるが、この「気の循環」とゆー方法を実践すると、わからない人も、ものすごくわかるようになるのである。


「だからなんだ」

とゆーご意見も当然あるわけであるのであるが、

「べつになんでもありません」

なのであるのである。

「気がわかるようになる」だけであるのである。


もう、なーん回も言いますが、「象気功」は「気がわかる」ようになる方法であって、それで、病気が治るとか、超能力が出て空中浮揚ができるとか、すんばらいしい世界に行けるとか、精力絶倫になってえーぶい男優になって毎日「もうカンベンして」ってゆーようになるとかの方法ではないんであるのであるのであるのである。

気がわかればなんでもいーやとゆーものすごく自堕落な方法なわけであるのである。

閑話休題。

さてさて、「気を循環させる」とはなんであるか?とゆーことであるのである。

ここでいう、「気の循環」とは自分の気を自分の体内に循環させるのではないのである。


自分と自分の外にある、または、外にいる、生き物、又は「気を発しているもの」と「気を回す」あるいは「送り合う」のである。

対象物の下から回して自分の頭から足までおろしそれを対象物の下から回すのである。

これは体内をまわすのではく、気を発している対象物の外側の気つまり波動と、自分の身体のと外側の気・波動をふわっと意識において、ぐーるぐる回すのである。

たとえば、そのへんにある樹木をターゲットにして、気を送り、ぐるぐる回すのである。

これは樹木の生い茂る山をターゲットにしてもいいのである。

慣れてくれば、なにもないところでもぐるぐる回せるようになるのである。


空間は全て、気・プラーナつまり波動で満ちているからである。

樹木などの気を発するものは、よりその波動が強いということであるわけである。

まあ、とにかくぐーるぐる回すわけであるのである。

あるいは、気功などをやっている者同士であれば、相手に気を送り、また、相手から気を送られるということを繰り返すのである。

気を送るというのはイメージでよろしいのである。

気がわからなければ、身体からのオーラを相手に送るとか、見えない光を照射するとか、まあ、なんでもいいのであるが、相手に意識により波動を送るわけである。

また、相手の送る波動を全身で受けるのである。


その送られた気を体感として感じるように訓練を繰り返すのである。

さらに、気を送った時に相手とつながるという感覚をつかむのである。

そーすると、どーなるか?とゆーと、自分と外界を隔てている気の壁が薄くなるのである。

気の壁が薄くなるとどーなるか?とゆーと、外界の波動が自分の中に入りやすくなるのである。

これは、実はあまりよくないことなのである。

元来、なにもしなければ、一部の人を除いて気がわからないのが普通であるのである。


それは、この「気の壁」があるからであるのである。

つまり、体内と体外の気が出入りしてはまことにマズイのである。

ここんところをよーく理解していただきたい。

気が生まれ付きわかるとか、気が見える、霊が見えるなんてことは別段その人が優れているわけではないのである。


それを、勘違いすると、わけのわからない宗教や気功集団に取り込まれたりするので、気がわからない人が正常なのであって、わかる人は一種の脳の異常と考えた方がいいのである。

まあ、以前に新聞ネタになっていた、例の「白装束」の集団の、亡くなられたおばあちゃんが騒いでいたのは、このへんのことであるのである。

また、だいぶ前に、某国営放送でアメリカの「電磁波過敏症」の事例をドキュメンタリーでやってたのであるが、あれは、先祖のタタリのDNAで生まれ付きこの「気の壁」が薄くて、電磁波や波動に敏感で困ってる人達なんであるのである。

アメリカでは、そのとき、500例が臨床として報告されてると言ってのであるが、たぶん、現在はもっと多いと思うのである。


ところがこれはアメリカだけの話かと思っていたらば最近日本の国営放送で日本の電磁波過敏症を特集していたのである。

まあ、そーゆーわけで、自分と外との壁が生まれ付き薄くて困ってる人がいるってゆーのに、なんでもない元気な体の壁を薄くして、あるいは壊して、外界の波動を受けやすくして、お体やおつむの具合を悪くしようとゆーのが、「気の循環法」であるのである。

ほんとに何べんもいいますが、これでなんか得があるかとゆーと、「気がわかるよーになる」とゆーこと以外なーんにもないでのである。

ほんとですよ。

それでも、「どーしても、あたいは気の壁を薄くして、電磁波過敏症になって具合悪くなりたいんだい!」とパ~の人は心行くまで実践して、取り返しのつかない不幸のずんどこに落ちてみませうね。

続く。


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