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気功の穴 象気功 |
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■全力で歩く まあ、それで、歩くつーのはノルディックウォーキングやポールウォーキングといった特別な歩き方でなくとも、全身の骨格筋のほぼ90%以上を使うのである。 たいていの人が勘違いしてると思うが、歩くときに使うのは足腰などの下半身の筋肉だけを使うわけではないのである。 6~7㎏もある重い頭部を支え、体重を支え、手を振って身体を捻りながらバランスを取らなければ歩くことはできないのである。 腹筋、背筋を含め背中、脇腹、胸から肩、首、腕までほとんどの筋肉を隈なく使うのである。 さらには、当然、眼は歩くための情報を集めなければならないので、眼球を動かす筋肉も使うわけである。 もっといえば、脳も含めてあらゆる身体の機能を総動員しなければ歩くことはできないのである。 だから、立って歩くということはそれだけで、全身運動といえるわけである。 さて、腔腸動物以上の動物は筋肉を持つわけである。 骨格を持つ動物の筋肉は、その配置から大別すると骨格に付随して身体を構成し、姿勢制御に貢献する骨格筋と、骨格に直接付属せず、身体構成・姿勢制御に直接関わらない内臓筋に分けることができるのである。 しかしこの分類方法は便宜的な分類であり、もっとも良く用いられる分類方法である組織学的分類によれば、多核の横紋筋、単核の平滑筋、心筋に分けることができるのであるのである。 また、意識して動かすことができるかという点で随意筋(骨格筋のみ)と不随意筋(心筋・平滑筋)に分けられるのである。 さらには骨格筋は遅筋・速筋、アウターマッスル・インナーマッスルなどに分類されるのである。 まあ、筋肉一口メモはこのぐらいにして、内臓筋はともかくとして、歩くことにより姿勢制御に貢献する骨格筋の90%以上の筋肉が鍛えられるということであるわけである。 たとえば、1ヶ月間まったく身動きできない寝たきりの生活をした場合には、その姿勢制御に関わる骨格筋が衰えて、起き上がることも困難になるのはご理解いただけると思うのである。 これは骨格筋が衰えて萎縮してしまうからであるのである。 また、加齢による老化で筋肉はどんどん筋繊維自体が減少して、どんどん筋力が衰えて動作が緩慢で姿勢の悪い老人になるわけである。 これは骨格筋が減少し衰え萎縮するためであるのである。 老人が猫背で腰が曲がり姿勢が悪くなるのは、この骨格筋の減少萎縮が原因であるわけである。 つまり、逆に言えば骨格筋が減少萎縮しなければ姿勢の良い若々しい身体を保てるということであるのである。 各種健康法というのは言い換えると、若返り、あるいは老化防止ということでもあるのである。 その方法の根本にあるのが「歩く」ということであるのである。 だから、医師の多くが「1日1万歩を歩け」てなことをご推奨遊ばされるわけである。 しかし、これ、猫背で小さな歩幅でそれこそ老人老婆のようにとろとろと歩いていては、効果がないのである。 全力で歩くのである。 これは医師が推奨するように1日1万歩なんてとんでもない歩数を全力で歩けということではないのである。 100mでもいいから、頭部を限界全力で上に引き上げ胸を張った良い姿勢で、全力で限界の歩幅で歩くのである。 この頭部を全力で上に引き上げるというのは、それだけで、姿勢制御に関わる、腹筋、背筋はもとより、大腰筋、腸骨筋などの体幹を支えるインナーマッスルにそうとうな負荷がかかるのである。 その姿勢で胸を張り思い切り足幅を広げて歩くのである。 これ以上できないという限界の歩幅で全力で歩くのである。 その際、足の親指をできるだけ最後まで接地点から離さないというのが要点であるのである。 前の足はかかとから限界まで前に送り出し、後ろの足は限界まで後ろに残し蹴りだすのである。 とにかく限界の良い姿勢で限界の歩幅で全力で歩くのである。 これを習慣にすると、自然と普段の歩く姿勢が良くなり、歩幅も広くなり、全身の90%以上の骨格筋が効果的に鍛えられるのである。 毎日1万歩を歩けなんて言われると、うんざりしてストレスになる人もいて続かないわけであるが、100mを全力で歩くだけなら簡単であるのである。 まあ、人間足腰が衰えることから老化が始まるわけであるので、その足腰を基本に全身の骨格筋の90%が鍛えられることができるわけであるので、若さを保つためには最高の筋トレということであるわけである。 老化は20歳から始まるのであるから、何もしなければ骨格筋はどんどん衰えて、気がついたときには、猫背で腰の曲がった、よたよたよぼよぼの老人老婆になるのである。 どんな年齢でも姿勢がよく足腰が強いということが若さのバロメーターでもあるのはご理解たいだけると思うのである。 とにかく、人間は筋肉により支えられて、姿勢を保ち動けるわけである。 全力で歩くことは、大きな筋肉である足腰や腹筋、背筋などを中心に全身の90%以上の骨格筋が鍛えられ増大するわけであるから、もちろんシェイプアップ、ダイエット効果も少なからずあり、その延長線上にはスリムで強靭な体があるわけである。 1日1回でもいいから限界の歩幅で全力で歩いてみれば、その効果は誰でも実感できるのである。 もちろん、全力といっても、自分の体力を考慮しケガをしない範囲内の全力であるのはいうまでもないことである。 (2012/10/25) |