健康象源法



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ストレッチ


まあ、なんとゆーか当たり前のことであるが、人間は柔らかく生まれて、硬くなって死んじまうわけである。

間接も当然、生まれたときは自由自在に曲がるわけであるが、その稼動域がどんどん小さくなって、ほとんど曲がらなくなって、かちんこちんになって、しまいには動けなくなったりして、やっぱり死んじまうわけである。

その身体の硬直をなんとか止めようというのがストレッチであるわけである。

それで、象気功でいうストレッチとは全身を隈なく伸ばすということであるのである。

手の指から、足の指先まで、身体中のありとあらゆる筋肉、腱、間接をぜーんぶ伸ばすのである。

顔の表情筋から舌から眼の外眼筋(がいがんきん)毛様筋(もうようきん)まで、考えられる部位はとにかく全部伸ばすのである。

するとどうなるかというと、まあ、身体の柔軟性はもちろんであるが、気道が開き全身の血行が促進されるわけである。

気功の目的は各種気功法を行うことにより、全身の血行を促し、血液による全身の細胞のメンテナンスをし、身体の状態、機能を正常に近づけようてなことであるのである。

つまり、ストレッチは気功法そのものでもあるわけである。

その代表的なメソッドがヨーガや真っ向法などであるわけである。

また、ラジオ体操は運動効果がないなんてえらそーにわかったふうなことをのたまうセンセイがおられますが、立つことイコール気功法でもありますし、やってみればわかりますが、なかなかみごとに全身の間接、筋肉を伸ばすように組み立てられておりますから、そのストレッチ効果は大きく、全身の血行は非常によくなるので、運動効果は充分にあり、また、気功効果はすばらしいものがあるのである。

たった、15分程度のラジオ体操を一生に渡って続ければ、それをしないものと比較した場合にある年齢を過ぎると大変な違いになるのである。

運動というのは筋トレによる筋肉増量だけが目的ではなく、健康面からみれば、血行を促して全身の臓器の細胞の再生、修復をするということでもあるのである。

加齢とともにLDL(悪玉コレステロール)なんかの作用で血管が狭窄したりしていろいろな問題が起きてくるわけでありますので、食生活とともに、ストレッチ、運動により、血流を促し、身体の機能を正常な状態に近づけることをしないと、身体はどんどんあの世へ向かって驀進猛進を始めるのである。

とにかく、毎日、時間を決めて1回は全身ストレッチをすることをお薦めするのである。

その方法はたとば自治体の市や区で開催する無料のヨーガの講習会やストレッチ講習会の方法でも充分効果があるので、それを申し込んで受ければ、この簡単なことが、自分の一生に大きな影響を与えるのである。

何もしなければ加齢とともに身体は死の遺伝子のおかげさまで勝手にどんどん硬直を始めるのである。

要はそれを継続できるかどうかでもあるのである。



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