健康象源法



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胃は健康の源


まあ、たとえば、熱いもの好きというのか、「この店のうどんは熱々(あつあつ)でうまい」なんて、ふーふー吹いて悦に入ってる人が多々おられるわけであるが、それを熱々で飲み込んだ場合は胃にはものすごく迷惑であるのである。

口の中で熱々であるのであるから、胃の粘膜は場合によっては大やけどであるのである。

これはその熱々が通過する食道なども同様に大迷惑をするのである。

なにしろ粘膜であるので、無防備というのか丸出しというのか、もう刺激には殊の外弱くできているのである。

逆に粘膜丸出しで手足や顔のように皮膚がないので、再生も早いのである。

だから、ご無理ご無帯に熱々の食べ物が入ってきて大やけどしても、胃の場合はたいていは3日もあれば修復してしまうわけである。

しかし、細胞の修復であるので、当然、タンパク質もしくはアミノ酸、カルシウム、各種ビタミン、ミネラル、その他、てな身体を構成する栄養素を大量にご使用になるわけである。

だから、熱いもの好きで恒常的に胃が大やけどしてる人は、その修復に大わらわで、それに栄養素もエネルギーも取られて、筋肉、内蔵、脳などの身体の他の部分に回るはずの栄養素やエネルギーが足りなくなったりしてるわけである。

当然、発揮すべき能力が本来の何割引きかになるてなことになってしまう人もおられるわけである。

たかが胃なんて思ってはいけないのである。

人間の脳も内蔵も筋肉も血管も血液もリンパ系も身体の何もかもが食たべたものによって作られているのである。

食イコール生命つーことでもあるわけである。

その多いか少ないかの差はあっても、とにかくこれが、毎日食わなければならないので、たとえば熱いもの好きの場合は、毎日、あるいは3回、あるいは飲み物も含めると5回も6回も胃に大やけどをさせていることになるわけである。

でも、本人は熱いものが好きであるので、とにかくうまいので、それが胃に迷惑であるなんてことには気が付かないのでこれでもかと熱いものを胃に流しこんで「ああ、このお茶の熱いのがたまらないわ」なんつってご満悦であるのである。

まあ、たとえばお茶の飲み込める熱さは摂氏60度ぐらいだそうであるが、これ、試しに摂氏60度の風呂に入ってみればあたしの言ってることがよーくわかるのである。

どんなに熱い風呂が好きな江戸っ子でも足の先を浸けただけで悲鳴を上げるはずである。

風呂は摂氏50度を過ぎるとバラエティの熱湯風呂であるのであるのである。

ちなみに大人の皮膚は48度では接触が長時間でなければやけどを起こさないが、54度で29秒間接触すれば1度から2度のやけどになり、60度で3秒間接触すれば重症のやけどになるそうである。

つまり、摂氏60度の風呂に入るということは健康云々よりも生死の問題であるわけである。

その3秒で皮膚が大やけどになる温度のお茶を、皮膚のない粘膜の胃に「ああ、この熱さがたまんない」なんつって流し込むわけである。

そら、まあ、口や食道を通過するときに多少の温度低下はあるにしても、胃にしてみればたまったもんじゃないのである。

それを一日に5回も6回も、毎日毎日これでもかとやるわけであるから、胃の粘膜はやけどで爛(ただれ)れっぱなしで、その修復に大わらわで、多大な栄養とエネルギーをいわば浪費するわけである。

これ、鍋物、すき焼き、熱々の小籠包、揚げたてのカツレツなど、とにかく熱くて思わず飲み込んでしまうなんてお料理はことごとくそのたびに胃に大やけどをさせているわけである。

それが、まあ、胃粘膜の特性でどんどん修復するわけであるので、本人はそれで生活に支障はないと感じてあいかわらず「ううう、この出来立てのたこ焼きはやけどするほど熱くてうまい」なんていって噛まずに飲み込んだりして胃に大迷惑をかけているわけである。

その結果、その修復に栄養エネルギーの大部分を取られて、本来の体力気力が出るわけもないので、その能力は何割引きかの能力になっているわけである。

さらに、修復というのは細胞を再生するということであるから、つまりは細胞分裂を細胞の本来の分裂速度よりも加速するということであるのである。

しかし、その細胞分裂の速度には当然限界があるわけである。

それを恒常的に行えば、若年者の細胞ならともかく、あたしらみたいな中高年真っ盛りで、細胞分裂がそろそろおしまいねなんつー年齢に入るとその限界を超えて、細胞が「もうあきまへん」とギブアップするのである。

しかし、細胞分裂をしなければ大やけどした胃壁は修復できないわけである。

するとどうなるかというと、ここで永遠に際限なく細胞分裂をする細胞分裂大得意のあの方の登場となるのである。

がん細胞であるのである。

ギブアップした細胞が、がん細胞に変化変性するわけである。

だから、熱いもの好きは体力気力が何割引きかになるということの他に、寿命も何割引きのバーゲンセールてなことになるわけである。

熱いもの好きは人生が大安売りの大バーゲンであるのである。

ははははは。

いや、笑ってる場合ではないのである。

それでは冷たいもの好きがいいかというと、これは氷風呂に入ってみればすぐわかるのである。

冷たいもの好きは胃を氷漬けにしているのと同じ事であるので、当然、胃を含めた内蔵の血管気道は閉じて冷えが身体に直撃することになるのである。

熱いものもだめ冷たいものもだめでは、いったい何を食えばいいんだということになるわけである。

ものすごく簡単である。

体温と同じものを飲み食いすればいいのである。

まあ、体温はだいたい摂氏37度から摂氏38度ということになってるのであるから、その程度の温度のものを飲食すればよろしいわけである。

感覚として「生ぬるい」と感じる程度の熱さのものを飲食することを心がければいいわけである。

これは、まあ、熱いものに限らず、香辛料の強いもの、塩分の強いものも同様であるのである。

熱すぎず、冷たすぎず、辛すぎず、塩(しょ)っぱすぎず、できるだけ刺激のないものを食べると胃の粘膜は迷惑しないつーわけである。

つまりは、これが象気功タームの「中庸」であるのである。

その食事としての「中庸」が、胃を最良の状態に保ち、栄養素を本来の身体の部位に満遍なく補充し、脳も含めた身体の能力パフォーマンスを最大に引き出すことになり、あなたの人生という劇場における演技力を最大に引き出すわけである。

でも、そんな、なまぬるくて味のはっきりしない料理なんてのは食えたもんじゃないのはご存知のとおりであるのである。

そこがね、また、人間をそのようにお創りになった神様の粋なところであるのである。




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