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 | ■ゴマの効能 
 
 ゴマである。
 
 まあ、ゴマ油も含めて、ゴマは一般的にどなたも食べる食品でありますので、今更その効能でもないのであるが、なんで、こんなに人気があるのかということを解説するわけである。
 
 まあ、古来より精進料理などでは、ゴマ豆腐を始めとして、重要視される食材であるわけであるが、これ、ゴマのミネラル分、微量栄養素の摂取ということに要点があるのである。
 
 
 昔からゴマは漢方薬としても用いられ、種皮の色によって黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマに分けられるが、栄養的にはほとんど差がなく、黒ゴマの皮の部分にタンニン系ポリフェノール色素を多く含んでいるのである。 
 
 
 カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果があるのである。
 さらに、たんぱく質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA、B1、B2、B6、Eに葉酸が豊富に含まれていて、抗酸化作用を持ち、活性酸素が体内で生成されるのを抑え、肝臓機能を強化し細胞の老化やガン化を抑制する作用があり、タンパク質も豊富に含むのである。
 
 それで本来のゴマの主たる栄養効果は日本人に不足しがちなカルシウムの摂取ということにあるのである。
 
 ゴマのカルシウムは100gあたり1200㎎という、牛乳の12倍も含まれているのである。
 
 しかし、ゴマを100gなんて量を毎日食べるなんてことはありませので、現在では他の食品で摂取したほうが効率的でありますので、カルシウムの含有量でゴマが人気ということではないわけである。
 
 実はゴマの注目すべき栄養効果は、含有するポリフェノールに代表される「抗酸化作用」にあるのである。
 
 ゴマに含まれる微量物質のセサミン、セサミノール、セサモールなどのリグナン物質(ゴマリグナン)には優れた抗酸化作用があり、動脈硬化・高血圧予防・がん細胞抑制、肝機能増強、アルコール分解抑制、老化抑制などの効果がるのである。
 
 また、ゴマの脂質に含まれるy-トコフェロール(ビタミンE)も抗酸化作用があるのである。
 
 人間の健康法としての命題はこの「酸化」つまり「老化」をどう遅らせるかということにつきるのである。
 
 病気の原因のほとんどはこの細胞の「酸化(老化)」によって引き起こされるといってもいいわけである。
 
 つまり、抗酸化作用というのは老化防止ということでもあるわけであるので、まあ、いってみればゴマは若返り食品ということでもあるわけである。
 
 若返り効果であるから、当然美容効果まで期待できるということになるわけである。
 
 しかし、勘違いしてはいけないのは、若返りというのは、それをせっしゅすることでどんどん年齢が逆行するということではなく、その年齢なりの身体、細胞に近づけるということであるのである。
 
 たいていの人は、栄養不足、あるいは栄養過多、睡眠不足、アルコール過剰摂取、喫煙、ストレス、運動過多、労働過多などによる過剰な活性酸素製造の影響で、その本来の年齢なりの身体の細胞の状態より「老化(酸化)」してしまっているのである。
 
 それを抗酸化物質の摂取で少しでも、その本来の細胞の状態に近づけようということであるのである。
 
 また、ゴマには主成分としての脂質(リノール酸)、タンパク質の他に身体に重要な食物繊維、鉄分なども含まれているのである。
 
 このようにけっこうけだらけのゴマであるが、まあ、しゃぶしゃぶのゴマダレやゴマ団子なんかを食べるときなんかは、たーくさん食べることはできますが、これを毎日食べるなんてことはできませんので、ゴマをどのように適度に常食するかということであるわけである。
 
 一番簡単なのは「ゴマふりかけ」である。
 
 ただ、これ、市販のもの(ごま塩)は塩分の量が多いので、自分でゴマを擂ってかけるのが理想的であるのである。
 
 また、リノール酸は摂りすぎれば人によってはアレルギーによる炎症作用を引き起こす原因にもなるので、摂りすぎはもちろんよろしくないのである。
 
 また、ゴマアレルギーの人はもちろん、医師と相談していただきたいのはいうまでもないことである。
 
 ゴマがいくら抗酸化作用があっても、前述のようにそれを過剰にとっても年齢が逆行するなんてことはありませんし、神懸りな効果があるなんてことではないのである。
 
 DNAに本来設計されているとおりの年齢に即した細胞に近づける効果ということであるのである。
 
 ものごとは適度が重要であり、なにごとも中庸が肝心であるのである。
 
 
 
 
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