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笑顔の練習


まあ、そうね、笑っとけ笑っとけ、かねえ。

関西ではワロとけワロとけであるのである。

まあ、それで、あたしは毎朝起きたらとにかく、顔を洗うときに鏡を見て、自分自身で最高の笑顔を作ってみることにしているのである。

最高の笑顔であるのである。

誰が見ても最高の笑顔とわかる最高の笑顔である。

主観的にも客観的にも最高の笑顔である。

誰が見ても好感好意を感じる最高の笑顔である。

誰が見ても不快嫌悪を催す気持ち悪い笑顔ではだめである。

これ、やってみるとわかるのであるが、なーかなか難しいのである。

自分が思っている笑顔と実際の笑顔がまったく違うからであるのである。

とくに最初はものすごく違和感のある気持ち悪い笑顔が鏡に映し出されるのである。

芸能人やマスコミに登場する人間はともかく、一般人であるわれわれは笑顔を意識的に作るてな習慣がないのである。

自分の笑い顔がどんなものかさえ認識できていないのが普通であるのである。

それを客観的に最高の笑顔を作るわけであるから、ものすごく違和感を感じるわけである。

さてそれで、本日の御神託は、あたしが毎朝起きると鏡に向かってニヤニヤヘラヘラエヘヘへーとやってる、わけのわからない習慣をなぜ継続しているかという無駄話であるのである。

これ、まあ、脳科学的には、笑顔を作るだけで、ドーパミン、βエンドルフィン、オキシトシンなどのよろしい脳内物質が放出されて、よろしい方向にホルモンバランスが変化するそうである。

つまり、笑顔を作ると脳がそれに反応して楽しいこと嬉しいことがあったと勘違いして、そのようなホルモンを放出するわけである。

まあ、脳が先か身体が先かてなことになるわけであるが、脳をその気にさせるには、その脳内物質が放出されたときに起きる身体の状態を作ってしまうことがそのひとつの方法であるわけである。

嬉しいことがあると、そのような脳内伝達物質が放出されて、顔はほころんで笑顔になったり、大笑いしたりするわけであるから、その反射を逆に利用して、笑顔を作り、大笑いすれば、そのような脳内ホルモンが放出されるわけである。

その笑顔で放出されるのは、前述のドーパミンやβーエンドルフィン、オキシトシンてな、象気功おすすめのホルモンであるのである。

これ、やる気が出たり、気持ちよくなったり、不安が解消したりと、体調もおつむのちょーしもよろしくしてくれる実に結構なやつらであるわけである。

だから、暇さえあればニコニコニヤニヤしてるつーのが人生の極意てな見方もできるわけである。

さらに、笑顔は人間関係を良好にするために欠くべからざる重要なファクターであるのである。

まあ、例えば初対面で人に会った場合に、そうとうマニアックな人以外には、ニコニコされて嫌な人はいないのである。

逆に初対面でいきなり仏頂面では、たいては「なんだこのやろう」か、あるいは「うひゃあ、嫌なやつ」と思われるのが普通である。

さらに、気である。

ニコニコ顔ならそのような気の波動になるわけである。

仏頂面ならそのような気の波動になるのである。

仏頂面であれば脳が仏頂面になるような状態であると反応して、脳の周波数が高位のβ波からさらにγ波てなことになって、発する気が不快な恨み辛み妬み嫉み怒り悩みの際の波動振動になるのである。

そうなると、それを受ける相手はたまったもんじゃないので、さらに人間関係はうまく行かなく成り、人生の羅針盤は困難な波浪波濤の方向に向くわけである。

さらに問題は、人間関係に限らず、波動は周囲に同期して、そのような波動のろくでもないものを寄せ集めることとなるということである。

つまり、ろくでもないもんが集まって来るわけであるから、人生はろくでもないことになるわけである。

このように、人間関係を含めたこの世浮世常世(とこよ)は鏡であるので、いやな態度であれば嫌な反応が返ってくるし、好ましい態度であれば好ましい反応が返ってくるのである。

不快な波動であれば不快なものが寄り集まるし、好ましい波動であれば好ましい波動のものが寄り集まってくるのである。

人生で良い反応を期待したければ、いつもニコニコして良い態度言動行動をすればいいわけである。

逆に人生を困難にしたければ、終始仏頂面で不快な言動行動をしていればいいわけである。

まあ、それで、日常を観察してると、これがもう、面白いように、悪運不運災難続きで人生があまりうまく行かない皆さんはこれでもかと口角がへの字に下がって眉間に縦ジワを刻んだ仏頂面で、財運金運幸運に恵まれて人生が快調である皆さんは終始ニコニコと恵比寿顔で口角が上がっているのである。

まあ、だいぶ前に気がついたのであるが、あたしの知人でも、しゃちょーさんなんて呼ばれてる皆さんの多くが、話すときはとにかく口角が上がって、ニコニコ顔になるのである。

これはもちろんしゃちょー業としての仕事上商売上営業上に必要欠くべからざるものであるが、もうそれが癖になってるので、あたしに付き合って安直な居酒屋に行ったときに店員のおにーさんを呼ぶときなんかでも口角が上がってなごやかに声をかけるのである。

おおいばりでもニコニコとおおいばりであるのである。

とにかく言葉を発するときはニコニコ顔であるのである。

だから、どんなに無愛想で態度の悪い店員もそのしゃちょーさんが行くと数分で場が和み、店全体が和やかになるのである。

つまり、このしゃちょーさんはどんなにレベルの低い店でも、それなりに最高のサービスを受けられる快適な日常であるわけである。

日常人生が快適であるから、さらに顔はほころび、顔相はどんどんよろしくなるわけである。

さらにいうとこの連中は、言葉を発しない時もニコニコ顔であるのである。

逆に、あまり人生がうまくいかない皆さんは、例外なく何が不満なのか仏頂面で口がへの字であるのである。

そうなると、同様に安直で無愛想な店員のいる店に行った場合は、店員は自分のことは棚にあげて「なんだ仏頂面しやがって、なんか文句あんのか」とさらに無愛想になり、最低のサービスで実に不快な時間を過ごすことになるわけである。

それが一事が万事で人生ことごとく不快な日常のくり返してなことになり、その作用でさらに口はへの字を加速して、悪相に拍車がかかって、これもう、運気もなにもあったもんじゃないという不運悪運仏頂面人生になるわけである。

まあ、そうなると、人生のほとんどを口がへの字であるから、脳はそれに反応して、人生のほとんどを口がへの字の状態のホルモンを放出するわけである。

口がへの字になるのは、恨み辛み妬み嫉み悩み怒り悲しみてな感情のときであるのである。

これ、常時そうであると、そのようなときに放出される、ノルアドレナリン、アドレナリンてなホルモンが常時放出されて過剰になり、これが激烈な血管の収縮拡張を伴うために活性酸素くんの過剰な発生も伴って、血管にも神経にも細胞にもよろしくないことになるのである。

さらに、その気の波動振動はさらにろくでもないものを集める信号電波の発信となるために、それを受信したこの世のおぞましいものが吸い込まれるように集まってきて、周囲が醜悪悪臭の魑魅魍魎を集めたゴミ屋敷の様相を呈するわけである。

まあ、これ、ものすごく当たり前なことを言ってるわけである。

象気功は当たり前なことしか言わないのである。

あたりまえ体操であるのである。

COWCOWであるのである。

COWCOWといえば某いせたんの包装紙であるのである。

なんのことかわからない人はわからなくてもなんら問題はないのである。

どんどんナンセンスに突撃しているのである。

これ以上ナンセンスが加速すると着地点がわからなくなるので、心を鬼にして話を元にもどすのである。

ところがこれがね、「わかっちゃいるけどやめられない」であるのである。

あたしだって、気がつくといつも口が思いっきりへの字であるのである。

つーことは、人間の本性は口がへの字であるということであるわけである。

つまりこれ、意識してニコニコ顔を癖にしない限りは、一生がへの字であるのである。

これが、年をとればとるほど、引力の作用と笑うことなんかめったになかった面白くもないことばかりの人生の作用で、口はへの字に溶接接着固定されて、口角を上げようと思ってもなかなか上がらない、笑おうと思っても笑えない、頑固な仏頂面表情筋が出来上がるわけである。

いいね、かくのごとく、ほとんどの人はろくでもない人生になるわけである。

そうではないごくほんの一部のいつもニコニコ満点笑顔を作れた人に幸運は訪れ極楽人生の王道を闊歩なされるわけである。

いや、あなたは地獄街道ですよ。

嘘だと思ったら、鏡で顔を見てごらんなさいな、一目瞭然ですから。

てなことで、自分の極貧赤貧不運悪運体調不良の仏頂面人生に気がついた人は最高の笑顔になるように練習することを心からお勧めして本日のご挨拶といたしたいわけである。

金も時間もかからないのである。




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