問題6-2-1 解説

\(x \ll 1\) の場合の近似は,基本的にはテイラー・マクローリン展開は, \[ f(x) \approx f(0) + f^\prime(0)x, \] のように1次の項まで取るだけで構いません.しかし, \(\cos x\) については1次の項がゼロになりますので, \[ f(x) \approx f(0) + f^\prime(0)x + \frac{f^{\prime\prime}(0)}{2}x^2, \] として2次の項まで展開します.

なお,三角関数の \(x\) はラジアンで表わします.