ブリカコ

話題の(どこで?)ガシャポンブリスターパックですが
ゆうオリジナルってわけじゃ〜ありません。ちょっぴり手間暇をかければ、
誰でも出来る加工なのです。
ここでは最も簡単な作り方を紹介します。


実はガシャならなんでも出来る訳ではないんです。大きいモノや細長い形状のものはまず無理です。
ここでは無難なロボコンを選びました。
最も簡単な加工方法ってことで、ガシャを直接、型台に使います。
隙間となってしまう部分や仕上がりのなめらかさを考えながら、粘土で型の形にしていきます。
加工の際、熱したエンビ板で押されるため、ガシャも押されて変形するおそれがあります。最終的にピッタリすぎてうまくパックできない場合を考えて
台紙は少し厚めのボール紙などがベストです。
まずは、エンビ型と作ります。
型が整ったらボール紙をいい形にカットして、準備完了。
ここでは、市販のヒートプレス「もも蔵」を使います。
そしてダイレクトプレス!
エンビ板1枚とボール紙台紙では まだまだピッタリ過ぎます。ダイレクトプレスしたエンビ板を下のボール紙台紙にあわせてカットします。コレを1〜3回くりかえすと、最終的にガシャとパックが非常にフィットします。
要はロボコンの上にエンビ板で2重3重と重ねればいいわけです。
雌型シリコンですが、これもダイレクトです。最後に重ねたエンビ板はカットしないでそのまま使います。複製と違ってブリパ用の型は片面 で出来上がるので難しい事をしなくてもいいんです。
シリコン流し込みますが、その前に必ず離型剤を塗ってください。スプレータイプでも十分です。

約1日後、シリコン型完成。
この時点で エンビ型の役目は終わり。
ロボコンを解放してあげましょう。

そしてキャストの出番です。
たいていのキャストはA液B液に分かれていて比率も1:1っていうのが、ポピュラーです、が、中にはくせ者もいるので注意しましょう。透明キャストは×です。
また、値段の安いキャストは後々苦労します!流動性が悪かったり、仕上がりが固すぎたりします。その後の苦労を考えるとかえって高くつきます。ここは渋っちゃいけません。
とりあえずの完成です。
エンビ板を何重も重ねたので、表面はなめらかに仕上がっています。
さらに、凹凸を少なくするため、
サフェーサーと紙やすりで表面を整えます。
納得行くまでコンパウンドしたら、完成。
このとき、削り過ぎないように注意。
いよいよ本番!
バシュ〜!・・・ってな感じ 。
型から外せば、ハイこの通り!
あとはのりしろ部分を残してカットするだけ。
そして作って置いた台紙に接着。
うちの台紙は本業の印刷機械を使って 作ってあるので、表面加工も特殊です。
一般の場合、カラーコピー&厚ボール紙などを利用するとよいです。

 

これでミニブリスターパックの完成です。


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