手塚治虫研究・伝言板 2002年6-12月



魔鏡

佐藤和美 (2002/12/15 14:20)

『大辞林』
まきょう ―きやう 【魔鏡】
日本や中国にある青銅鏡の中で、鏡面を見ると普通の鏡と変わりないが、太陽光線の反射光を当てて投影すると、裏側に鋳造されている経文や仏像などが写し出されるもの。鏡面の曲率の部分的な差により、明暗ができるためと考えられる。

『ビッグX』の反射の原理ってこういうのなんですかね。



2chの手塚板

佐藤和美 (2002/11/17 16:46)

2chにも手塚板はいろいろあるようで。
↓ここから各板にリンクあります。

手塚治虫総合スレッド2
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1023080534/
手塚治虫総合スレッド3
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1037439803/



アセチレンランプの夜

七四式 (2002/11/04 19:40)

「アセチレンランプの夜」見ました。
名物のオリジナル版復刻は発表時の「ベニスの商人」・・ヒゲオヤジのカメラ視線が復活していますね。
こうやってランプの名演技集を続けて読むと、手塚先生はこのキャラが大好きだったような気がします・・・少なくとも演技をつけやすいのでしょうね。次回はあるのかな・・・ハムエッグでは難しそうですし、なんとなく売れないような気がします。とするとケン一か?



Re:手塚作品のシェイクスピア

佐藤和美 (2002/10/19 20:32)

今年の2月に手塚作品に出てくるシェイクスピアは? ってのがありましたが、それに追加です。
『刑事もどき』に『真夏の夜の夢』が使われてました。



ソノシート

エイイチ (2002/10/16 23:17)

自分の記憶にある少年付録のソノシートは、なぜか「鉄人28号」の方なのです。アルミ箔と針を使って、プレーヤーを作り、ソノシートを自分で回転させて・・・・
聞こえてきたのは、「・・・ビルの町にガオー・・・」のテーマだった、と
「鉄腕アトム」のテーマも手作りプレーヤーで聴いた記憶が確かにあるのですが・・・
ともかく、「アトムボックス」は楽しみです。



Re:鉄腕アトムバースディボックス

佐藤和美 (2002/10/16 13:00)

私も買うつもりです。
ちょっと心配なのは以前の書き込みにもありますが、本当の復刻なのかという点ですね。
セリフを勝手にかえられてないかどうか。

私の手元には小学校の頃に買ったマンガ本は一冊も残ってません。親に捨てられた?
たった一つ残ってるマンガ・手塚関連のが、今度のボックスに含まれるソノシートです。
ちなみにこのソノシート、9月号付録としか書いてなく、私は長い間なぜか昭和38年のだとばっかり思ってたんですが、実は昭和39年のでした。



鉄腕アトムバースディボックス

エイイチ (2002/10/15 21:10)

こんな新刊情報も・・・あります。

光文社から「鉄腕アトムバースディボックス」が発売されます。価格は15000円!
期間限定完全予約制、11月1日から受け付け開始、書店・玩具店から申し込みできます。光文社のHPからの予約も可能、〆切は来年1月31日。7つの強力アイテムが用意されているということです。詳しくは光文社HPでどうぞ。私はもちろん買いますよ。
http://www.kobunsha.com/atom/



鉄腕アトムのタイムカプセル

佐藤和美 (2002/10/15 20:41)

新刊情報です。

長谷川つとむ「鉄腕アトムのタイムカプセル −オトナのための手塚治虫論」PHP研究所

■目次
ふしぎなメルモ―命の不思議、誕生の不思議;リボンの騎士―両性具有の魅力;ジャングル大帝―動物たちの思考;ワンダースリー―地球に共存するもの;陽だまりの樹―自分に繋がる歴史の重み;アドルフに告ぐ―ナショナリズムの示すところ;ブラック・ジャック―人間の生死を手の中に;ファウスト/ネオ・ファウスト―神の手と悪魔の手と;鉄腕アトム―ロボットとの共存;ブッダ―そして人の行き着く先;火の鳥―人類の果てない夢

■要旨
リボンの騎士、ジャングル大帝、ブラック・ジャック、火の鳥…手塚治虫が伝えたかった愛しき地球への想い。



ロック見ました

七四式 (2002/10/09 21:19)

本日、「ロックホーム」読みました。
オリジナルはこんなあっけない終わり方だったのですね〜。これは改訂版(単行本版)の方が何倍もいいのでは?それにしてもかなりの量が単行本化のときに書き加えられたことがわかりビックリです。これほどまでアフタケアに精力を費やす漫画家は手塚先生しかいないのでは?

あと、ロックは『アラバスター』の自称ギリシャ系というロックも入れて欲しかったです。

そういえばアニメ版『どろろ』の限定DVDの発売が決まりました。いろんな理由でテレビ再放映は不可能な作品なので、未見の方はどうぞ。とくに最初の数回はいいですよ(白黒アニメ時代の最後の傑作ですね)。



『ロック冒険記』の最終回

佐藤和美 (2002/10/09 20:04)

七四式さん
>変更エンドといえば、『ロック冒険記』の連載版のラストもなんとか見てみたいのですが・・・。

河出文庫の手塚本の新刊『華麗なるロック・ホーム』が出てました。
で、なんと『ロック冒険記』の最終回が載ってる!!

次回はランプ、今度はなにが出てくるか、楽しみだなぁ。



手塚治虫漫画全集401巻!

NO-MAN (2002/10/08 03:56)

「手塚治虫漫画全集」は御存知の通り400巻迄刊行されています。でも、まだまだ未収録の作品は多いのです。「復刊ドットコム」というHPで、401巻目以降を是非とも刊行して貰おうという声が上がっており、100人以上の賛同者が集まれば、刊行交渉をして貰える事になっております。宜しければ、是非とも御協力御願い致します。
  http://www.fukkan.com/



ゼフィルス

佐藤和美 (2002/10/03 20:36)

 「手塚治虫ショートショート」に「ゼフィルス」を追加しました。



海の上のピアニスト

佐藤和美 (2002/09/26 13:05)

『海の上のピアニスト』っていう映画があったけど、
あのラストのあたり、『奇子』を思いだしてしょうがなかったですね。



BJ・満月病

佐藤和美 (2002/09/26 08:50)

『満月病』の設定がどうもよくわかりません。
クミは18歳。そうすると第二次大戦後生まれということになりますね。一般的な中国残留孤児とは違うようです。
BJの手術は18年以上たってそうだから、クミが生まれたのはBJの手術ですね。
そして、なぜ「本間クミ」でなく、「山下クミ」なのか。
本間先生は中国へ行って、結婚しなかったか、離婚したかわからないけど、女の
子が生まれた。そしてなぜか一人で日本に帰ってきてしまった。
いったい、なにがどうなってるの?



坂根、ロック、etc

エイイチ (2002/09/23 22:31)

坂根は、坂だけを音読みで
「ハインリヒ」→「ハン ネ」→「坂根」
ちょっと苦しいですか?でも、私の知り合いのドイツの方に「ハインリヒ」を発音していただいたら「ハインネッ」と聞こえました。

ロックの犬について・・・「植物人間」を読んでみると、回想の物語本編でない雪山のシーンでなぜか、ロックの脇というより、子供たちの脇にキツネっぽい犬がいつも寄り添っています。クイズは、そのことを言っているのでしょうが、作者自ら「いったいなんでしょう」とは、無責任過ぎます。本当に、いったいなんでしょう?
名作旧ライオンブックスにも、例外の『双生児殺人事件』がありますが、少年ジャンプ掲載の新ライオンブックスにも、何、これは?という一編がありました。
天才にも、ふと気が抜ける時期があるようです。
かの発明王エジソンにも、霊界通信機なるものを開発していたという逸話がありますし。



双生児殺人事件

佐藤和美 (2002/09/23 18:31)

亀レスです。

七四式さん
>最大の失敗作こと『双生児殺人事件』は京都FCかどこかで復刻版を出していましたね。

京都FCのヒョウタンツギタイムスNo.13ですね。
私はまず題名からして失敗だと思います。なんでこんなタイトルにしちゃったんでしょう?
旧ライオンブックスは名作ぞろいですが、『双生児殺人事件』はなんといいますか……。



『鉄腕アトム・植物人間』のクイズ

佐藤和美 (2002/09/21 22:24)

朝日ソノラマ版「アトム」の各エピソードにはエッセイ風マンガがついてますけど、
『植物人間』の
ところでクイズをひとつ…
ロックがいますね ロックのよこにいる犬はいったいなんでしょう
っていうのは、一体なんなんでしょう?
私には答えどころか、問いの意味さえわからないのですが。



ハインリヒ・ファウスト

佐藤和美 (2002/09/19 12:58)

『百物語』の一塁半里はハインリヒ・ファウストのもじりだそうですね。
一塁 → ファウスト
半里 → ハインリヒ

そうすると、『ネオ・ファウスト』のほうはどうなるのかな?
第一 → ファウスト
だろうけど、「坂根」のほうは一体なんのもじり?



土人、原住民、先住民

佐藤和美 (2002/09/18 13:50)

手塚作品には昭和20年代にアフリカを舞台にしたものがいろいろあります。
発表当時は「土人」という言葉が使われてたわけですが、これが講談社全集が出た頃は「原住民」になって、さらに後の版では「先住民」になって。ということで、言葉の歴史を感じてしまいますねぇ。



言葉狩り

エイイチ (2002/09/17 18:46)

メディアの自主規制による言葉狩りが激しい時期がありました。まだ、続いているのですね。
「Y教授」についても、多分出版者側からの要請に疑問をもちながら、手塚氏自身が妥協した結果でしょう。秋田書店としては、「Y」では、また新しい手塚ファンにあらぬ疑いを持たせるという判断をしたのではないかと考えますが、著者没後の変更は、やはり認めたくありません。



Re:猫又教授

佐藤和美 (2002/09/17 17:52)

エイイチさん
>「Y教授」から「猫又教授」への変更は、『ヒゲオヤジの冒険』以前の出版物では、秋田書店サンデーコミックス版アトム(平成12年刊)で行われています。

そーだったんですか。
サンデーコミックス版は朝日ソノラマ版とだいたい同じだくらいに思ってたんで、よく見てなかったです。 そういうところも、変更があるんですね。

『鉄腕アトム』は朝日ソノラマ版の次に講談社全集版が出たと思いますが、講談社全集版から「差別用語」が消されたんですよね。そういう点では、今となっては朝日ソノラマ版は貴重なのかな?
で、その時に「Y教授」になって、著者没後に「猫又教授」。
どうも著者没後の変更ってのが、納得いかないです。



猫又教授

エイイチ (2002/09/16 11:46)

「Y教授」から「猫又教授」への変更は、『ヒゲオヤジの冒険』以前の出版物では、秋田書店サンデーコミックス版アトム(平成12年刊)で行われています。現在、発行中の講談社漫画文庫版では「Y教授」となっています。



『鉄腕アトム・赤いネコ』の教授の名

佐藤和美 (2002/09/16 09:00)

『ヒゲオヤジの冒険』で、もう一つ。
『赤いネコ』の教授の名です。
これがなぜか、「猫又教授」になってるんですよねぇ。
「Y教授」にしたのは手塚治虫も了承してたと思うんですが、
著者没後にこういう変更をしていいのか?
「Y教授」なら、これは変更してあるんだぞ、というのが想像できて、手塚治虫の変更せざるをえなかった苦渋も想像できるんですが。



『太平洋Xポイント』のラスト

七四式 (2002/09/15 16:22)

『太平洋Xポイント』の変更前のラストを確認しました。
う〜ん、当時の少年漫画の世界ではオリジナルの方が当たり前なんでしょうね。とにかくハッピーエンドにしないと「子供の教育に良くない」とかPTAとかがうるさいのでしょうね。

変更エンドといえば、『ロック冒険記』の連載版のラストもなんとか見てみたいのですが・・・。



『太平洋Xポイント』のラスト

佐藤和美 (2002/09/14 09:15)

『ヒゲオヤジの冒険』には『怪人コロンコ博士』ともう一つ、『太平洋Xポイント』の初出雑誌でのラスト部分が収録されてます。単行本にするとき、変更されたという話を聞いてたけど、こういうラストだったんですね。変更して、大正解ですね。



しゃもじはみみかきにならぬ

佐藤和美 (2002/09/14 09:08)

「しゃもじはみみかきにならぬ」
『バンパイヤ』に出て来ることわざです。
(講談社全集第3巻9ページ)
『バンパイヤ』発表当時から、なかなかいいセリフだなと思ってました。

このことわざ、私は『バンパイヤ』のこの部分でしか、見聞きしたことないので、『バンパイヤ』発表当時から本当に存在することわざなのか、それとも手塚治虫の創作なのか、どっちなのかなと思ってました。

で、今回初めて(35年(?)ぶりに)調べてみました。

『三省堂 故事・ことわざ・慣用句辞典』
杓子(しゃくし)は耳掻きの代わりにならず
「大きなものは小さな場所では使えない。
「大は小を兼ぬ」は、これと反対の意味を持つ。」

本当に存在したことわざだったんですね。



静寂を破って

エイイチ (2002/09/13 21:32)

8月24日以降、ここは静かですね。うーん、戸惑いながら投稿させていただきます。
今私は訳あって手塚治虫氏の作品を年代順に読み返しています。昭和21年刊「新宝島」昭和23年刊「地底国の怪人」同年刊「魔王屋敷」・・・・・今は「ロストワールド」を読んでいます。
この頃の手塚作品の主役は、なんと言ってもヒゲオヤジ氏だなあ、と感じていたところに、河出文庫の新刊「ヒゲオヤジの冒険」が出版されました。これまで単行本化されていない作品である昭和22年「怪人コロンコ博士」が収録されていて必読の書です。
この河出文庫シリーズの次回予告は、・・・「ロック・ホーム」・・・10月刊行。悔しいけど、手塚ファンの琴線にふれるいい企画ですね。



なかよし付録版リボンの騎士(復刻版)

七四式 (2002/08/24 19:35)

京都漫画研究会が4月に発売した「なかよし付録版リボンの騎士」を入手しました。総集編ですね、これ。これはこれで綺麗にまとまっていますが。全集の「少女クラブ版」と比べても描き変えがほとんどないので、おっ、これは!という印象は受けませんでした。カバーと内カバーが多色刷りでいいかな?というくらいです。でも内カバー(サファイアが白馬、チンクが鹿に乗って月夜の森を歩いている)はロマンティックで一見の価値はあるかも。



チャンピオンRED

猫侍 (2002/08/18 00:45)

久しぶりに書き込みをさせて頂きます。

本日、チャンピオンREDを買ってきました。
私自身は『金!金!金!』を読むのは初めてだったのですが
読んだ感想としては七四式さんのおっしゃっているのと同じで
「なんで今まで未収録だったんだろう?」という感じでした。
前に出た「BLACK JACK BOX」において手塚プロの方が
BJの未収録作品について「ロマンが無いものは収録していない」
という事をおっしゃっていましたが、『金!金!金!』も
「ロマンが無かった」という事なのでしょうか。私としては
ロマンがあるか無いかは読者に委ねて欲しいと思うのですが……。

追伸:チャンピオンREDに掲載されている漫画の中に、BJが登場する作品が
   ありました。BJのように黒いコートの裏にメスをしのばせている女医さんの
   話です。『グリンゴ2002』のような作品にならないように祈りたいです……。



手塚治虫SF傑作集:時間旅行編

齋藤健介 (2002/08/15 16:03)

本の中にルパン三世に似ているサラリーマンの話がありますが、藤子不二雄先生のSF漫画にも似た話がありましたが、つまり、核戦争で一度人類は消滅した後、何人かで夢をみているのではないのかという話です。自分にも似た経験がありまして、小学生のとき、雨上がりの次の日に、友達の女の子3人が手をつないで、走ってたら一緒に転んだのを見ましたが、その時、以来、手の感覚等、自分の感覚ではないような気がしています。もしかしたら、核戦争で一度消滅した象徴的な出来事かもしれません。また、タイムマシンで、観光客が日本人の先祖のところにくる話は、佐賀の鍋島の化け猫騒動の人達の子孫が、観光客用にデフォルメされた話です。スタジオジブリの「猫の恩返し」も同様。



アニメ版アトムと「アトム今昔物語」

佐藤和美 (2002/08/14 12:02)

今週と来週、NHK-BSでアニメ版アトムをやってますが、
第1話「アトム誕生」を見ていつも思うんですが、
「アトム今昔物語」のサーカスのあたりとか、ロボット人権宣言とか、
もろアニメ版からの影響ですね。
手塚マンガではめずらしい例ではないでしょうか。



144話はそれほど・・

七四式 (2002/08/12 00:59)

エイイチさま、情報どうもありがとうございます。
144話〜医師連盟会長(天馬博士)・・の話は、単行本に載らなかったのはなぜなんでしょうね。医師連盟というのが悪かったのか、話としてつまらなかったのか、それに今頃になってOKというのは・・。どこに公開OKの基準があるかわからないのも嫌ですね。

いずれ全作品のオリジナル版公開が可能となってほしいです。



144話

エイイチ (2002/08/11 22:53)

七四式さん、「月刊チャンピオンRED」で収録されるのは144話だという情報がコンビニ本のBJシリーズに載っていました。144話は「金!金!金!」ですね。



BJinRED

七四式 (2002/08/11 22:06)

8月19日創刊の「月刊チャンピオンRED」に綴じ込み小冊子で「BJ〜チャンピオン誌上での初出以来、四度の単行本化のいずれにも収録されなかった幻の感動エピソード」が収録されるそうです。何の話かな?



手塚治虫の奇妙な資料

七四式 (2002/08/09 23:05)

実業の日本社『手塚治虫の奇妙な資料(野口文雄)』、本日入手しました。
かなり前にここで話題に上った「アトムのお尻マシンガンや涙はいつから?」の場面が収録されていましたね。特に面白かったのはライオンブックスに関する説明。最大の失敗作こと『双生児殺人事件』は京都FCかどこかで復刻版を出していましたね。明日探しに行ってみます。



ムーン山(2)

七四式 (2002/08/08 13:57)

↓続き
 もう一つ可能性があるのは1940年に日本で封切された『スタンレイ探検記』にもムーン山の描写が出てくるそうです(実物はみたことがない)。これなら手塚先生が見た可能性ありますね。



ムーン山と探検家スタンリー

七四式 (2002/08/08 13:42)

『ジャングル大帝』の中でムーン山の説明にスタンリーが万年雪を頂くまぼろしの山を発見して・・・と絵つきで説明がありました。これの元ネタは何かな〜と長年悩んでいましたが、もしかしたらスタンリーの著書『In Darkest Africa』(1890)ではないでしょうか。抄訳か何かが日本で発売または少年雑誌に出たのを手塚先生が少年時代に読んだのかも知れません。

・・・というのは、今年の4月に発売になった『富田正史著:エミン・パシャと<アフリカ分割>の時代』(第三書館)を読んでいたら、以下の文章があったからです。

「ルウェンゾリの山々は長さ10キロ以上にわたって連なっており、その高い山頂付近には年中雪があり、しかもたいてい雲がかかっていて、下界にはあまりその姿を現わさないという神秘の山だった。古代から『月の山』として知られていたが、その実態はまったく知られておらず、当時のヨーロッパ人にはたいへん関心のあるところだった。
 そのルウェンゾリの西側の麓にきて、スタンリーは、ステアーズを隊長とする一団を一部の山に登らせた。(1887年)6月6日に登り、翌日下山するという強行軍で、ステアーズは10617フィートまで登り、37種類の植物をエミンに渡している。
 なお、スタンリーは、ヨーロッパ人としてはじめてルウェンゾリを見たかのように書いているが、パークとジェフソンはその存在に最初に気づいたのは自分達だと記している。・・(途中略)・・・。ジェフソンは、5月26日の日記でつぎのように書いた。『かれ(スタンリー)はパークとわたしが一カ月以上も前にそれ(ルウェンゾリ)を見ており、それをかれに報告したことについてなにも言わず、それがかれの発見であるかのように言っている。』」
 なお、月の山をルウェンゾリ山と命名したのもスタンリーでした。スタンリーのこのエミン救出作戦(実際は失敗に終わった)直後に『暗黒大陸Darkest Africa』をカイロのホテルに缶詰になって書き上げ彼の最大のベストセラーにしています。



Re:だれか〜〜〜〜

佐藤和美 (2002/08/04 09:53)

ラララさん、手塚プロのHPに行ってみるといいでしょう。

http://www.tezuka.co.jp/

・掲示板には小学生も来てたはずです。私の掲示板よりも書き込み量も多いので、いろいろ質問してみるのもいいでしょう。
・グッズのページもあったと思います。(買えるかどうかわかりませんが)



有り難うございます。

もち (2002/08/04 00:11)

ブッダ、大至急買いに走りたいと思います!



だれか〜〜〜〜

ラララ (2002/08/03 22:42)

私は12才の手塚治虫ファンです!私と同い年の人いませんか?っていないか・・・・。では大人の人に質問なんですけどパソコンで手塚治虫のグッズが買えますか?教えてください!



Re:恥ずかしながら質問

佐藤和美 (2002/08/03 08:11)

今回の潮出版社希望コミックスカジュアル版

『ブッダ』5収録
ルンチャイと野ブタの物語

『ブッダ』7収録
タカとシビ王のはなし
寒苦鳥のはなし

は、単行本初収録です。
ま、希望コミックスカジュアルは雑誌扱いで、単行本じゃないみたいですが。
早めに買わないと入手不可能になってしまうかもしれませんね。

なお、『ブッダ外伝』はこれで全部だったはずです。



そういえば

もち (2002/08/02 23:11)

一昨日の晩、『BS漫画夜話・手塚治虫スペシャル』の地上波放送を見ていて、出演者が「手塚は『自分にはデッサン力がない』ということをしきりに言っており、それがコンプレックスになっていた」との発言を繰り返してましたね。(例の「記号論」の基礎になったというアレ。手塚先生自身もそう発言してるし、私個人は漫画は絵が上手いか下手かではなくてストーリーとのマッチングだと考えてますので、絵の上手い下手なんかについては別に肯定も否定もしませんが)、面白い記憶というか情報を。

小学生のときから手塚マニアだった私(手塚ファンなんか誰もいないのでのめり込んだのかも)。中学の時、大阪から越してきたSと親友になりました。後にそのSの祖父が画壇の中でもかなり高名な画家であると、彼から聞かされて知るのですが、彼がこういうのです。「祖父のところには手塚も絵を習いに来てる」って。それを聞いて興奮した私は、その画家と会える機会があったら、ぜひ会わせてくれ、と。で、いつの頃か、よく覚えていないのですが、会う機会がありました。手塚先生のお話を聞きたくて嬉しくて。ところが、「僕、手塚ファンなんです!手塚先生が先生のところへ絵を習いに行ってると聞いたんですが」「手塚治虫か、来るけど、あいつは絵が下手だよなあ」えらく偉そうな物言いをする人で、中学だったか高校だったかのまだうぶな私は、この人の長い偉そうな(まあ、偉いんだろうけど)話を聞くのが苦痛以外の何ものでもありませんでした。Sも同様だったような雰囲気でしたが、まだうぶな中坊である私もSも、話を切るわけにいかず、物凄く気分が悪かったのを覚えています。

ただ、弟もこの番組を見ていて、「『デッサン、デッサン』って話が出るけど、スタジオにいる出演者はおろか、誰も手塚が画家に絵を習いに行ってたなんて知らないんだろうなあ」と言ったことから、ああ、と思い出した次第です。って別にこれで手塚の評価がどうなるとか記号論がどうのとか、大友に対する対抗心がどうのとかは別に揺らがないから、だからどうしたっていう情報なんですけど。ただ、そういうことがあったらしいですよ、ということです。



恥ずかしながら質問

もち (2002/08/02 22:32)

です。これらの「ブッダ外伝」は講談社の手塚治虫漫画全集には収録されてるのでしょうか?単行本(?)初収録なのでしょうか?



ブッダ外伝

佐藤和美 (2002/08/01 20:18)

新刊の潮出版社希望コミックスカジュアル『ブッダ』7に『ブッダ外伝』が収録されています。
タカとシビ王のはなし
寒苦鳥のはなし
の二つです。



おおっ

七四式 (2002/08/01 02:23)

↓わっ、これは面白そう。ぜひ買わなくちゃ。
佐藤さま、情報ありがとうございます。
表紙はアポロの歌ですね。



手塚治虫 美人画集

佐藤和美 (2002/07/31 12:01)

『手塚治虫 美人画集』っていうのが発売されるようです。

http://www.pioneerldc.com/e_shop/tezuka/set.html

手塚治虫 美人画集 Romanesque

 「リボンの騎士」「エンゼルの丘」など初期少女漫画の可憐なヒロイン、「地球を呑む」「人間昆虫記」「I.L(アイエル)」などのセクシー美女、「鉄腕アトム」のウランや「三つ目がとおる」の和登サンらのポピュラー・キャラクターまで、カラー扉絵や表紙絵を中心に、手塚治虫の描いた美女&美少女100人を一挙収録した画期的な構成。
 手塚プロ所蔵の貴重なオリジナル原画をダイレクトにスキャンし、経年変化による退色、汚れ、傷などを最新デジタル技術でていねいにレストア。また、一点一点の絵の初出データに加え、池田理代子氏、山上たつひこ氏、石上三登志氏の特別寄稿も巻末に収録。
 さらに! プレミアム特典として、昭和30年代に制作され、今では”幻”のレア・グッズとなっている「リボンの騎士」絵葉書3枚セットを、カラー実寸復刻して封入。
 手塚プロダクションの全面協力を得てはじめて実現した超豪華画集、5,000部限定発行につき、このチャンスをお見逃しなく!!

A4ワイド判(305×236mm)/144P(うちカラー100P)
ハードカバー・上製/布クロス張り/化粧箱入り
封入特典:「リボンの騎士」復刻絵葉書3枚セット
\5800(税別)



鉄腕アトム物語

佐藤和美 (2002/07/28 12:32)

BSでアトムやるようですね。

http://www.nhk.or.jp/bs/htdocs/raigetsu/enter.html

夏休みの贈り物◆第3弾鉄腕アトム特集
鉄腕アトム物語

BS2
 8月10日(土) 20:45〜23:00
 アニメの放送にさきがけ、8月10日には「アトム誕生秘話」、「治虫とアニメ」、「アトムと治虫」、「テレビアニメを作った男たちの挑戦」も一挙放送。



アトムの生まれた年など

佐藤和美 (2002/07/24 09:44)

『アトム今昔物語』はアニメ版の続編として描かれました。
アニメの最後でアトムが太陽に突入したその後というわけですね。
小学館ゴールデンコミックス版『アトム今昔物語』ではアトムは2013年生まれで、2017年から来たといいます。つまり太陽に突入したのが、2017年という意味でしょう。

ところがその後の朝日ソノラマ版『アトム今昔物語』では生まれが2003年、2017年から来たといいます。

朝日ソノラマ版では『ミーバ』でのアトムの生まれた年も2013年から2003年に変更されてますから、朝日ソノラマ版でアトムの生まれた年を2003年に統一したんでしょう。

「アトムの死」(講談社全集『手塚治虫エッセイ集6』収録)
二〇二六年十二月三十一日、過熱した太陽の核爆発を抑制するために、某物質を携えて太陽に向かったアトムは、引力のとりことなってカプセルとともに太陽に突入し、壮烈な死をとげた
(2026年?)

「鉄腕アトム・テストパイロット」
いまは何年?
二〇五六年九月です。
(2056年?)

「鉄腕アトム・火星から帰ってきた男」
ぼくが生まれてからこれで……
十八回めのクリスマスがきたなァ
(2003〜2017 じゃ18回目にならない)

『アトム』の年代学はいろいろ難しいところがあるようで……

参考
http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/tezuka/atom.htm



ブッダ・漢字で書くと

佐藤和美 (2002/07/21 09:26)

『ブラック・ジャック』連載中の頃だったか、チャンピオンに萩尾望都のマンガ化した『百億の昼と千億の夜』ってのが載ってました。
この作品でシッタータ(シッダルタ)が出家する場面に出て来る「目健連」って、「モッガラーナ」なんですね。

さて『ブッダ』の登場人物を漢字で書くと、どうなるでしょうか。(漢訳仏典でどういう漢字が使われてるかということです。)

「カッサバ」は「迦葉」
「マハー」は「大」の意味なんで、「マハーカッサバ」(カッサバの兄の方)は「大迦葉」(『百億の……』)
「アッサジ」は「阿説示」
「アーナンダ」は「阿難」
「アジャータサッツ」は「阿闍世(あじゃせ)」
「スダッタ」は「須達多」
etc

昔買った増谷文雄『仏陀 その生涯と思想』(角川選書)をながめながら。



う〜ん

もち (2002/07/17 23:47)

やっぱりすごい!ここに来たら何でも解明できちゃいそう!レオの一件、実に納得です。ところでジャータカですが、ウサギの話に出てきたアシタ仙人(という名前ではなく単なるバラモン僧)は実は帝釈天だった、という話だったように思います。佐藤様がおっしゃるのはウズラの話でしょうか?私がブッダを最後に読んでから、かれこれ十数年は経ってると思いますので、ブッダの方のエピソードもよく思い出せないのですが(^^;)、小鳥の一生を送る話でしたっけ?鹿の王様が狩りの対象になったときに逃げなかったというエピソードはジャータカにあります。王子様が飢えた虎の子達に自らの肉を食わせて死ぬ話とか。コンビニで売ってるブッダの外伝も気になるので、買ってみようかな…。



レオかパンジャか

七四式 (2002/07/17 23:33)

非情に興味深いお話で、十分ありそうですね。
ところでライナはレオの妹では?記憶違いだったかな?(西武のサイトのどこかに書いてあったように記憶しています)。未確認ごめんなさい。



ライオンズのマーク

佐藤和美 (2002/07/17 22:09)

ライオンズのマークですが、唐沢俊一さんの掲示板に書き込んだら、唐沢さん本人から次のレスをいただきました。

http://member.nifty.ne.jp/uramono/

・これは手塚治虫先生がテレビ番組で“パンジャだ”と明言しているんです。
で、例えば
http://homepage2.nifty.com/rbc/rbc75l.htm
 ここのサイトでおわかりのように、最初は耳の先が黒いというよりは輪郭
線の黒かったレオマークが、どんどん先っちょが黒い風に変わっていきます。

ところが、球場に登場するレオのぬいぐるみは耳が真っ白。

そして、ライオンズのオフィシャルな資料によると、あのマークの愛称の
「レオ」は、ライオンの学名 Panthera leoから命名したオリジナル、となっ
ています。

つまり、なんらかの理由でレオを使われたということにしたくなかった
手塚治虫が“あれはパンジャ”と言うことにし、一方、ライオンズ側は
なしくずしにジャングル大帝のレオにしてしまおうとした、ということ
らしいんですね。

したがって、手塚治虫サイドに立つと(当然、議長はこっち)あれはパンジャ
で、ライオンズサイドに立つとレオ(ただし、ジャングル大帝からとったと
は言明せず)ということになります。

・ライオンズのレオにも彼女がいるが、ライヤではなくライナ。



ジャータカ物語

佐藤和美 (2002/07/17 21:59)

私がジャータカを読んだのは『ジャータカ物語』(岩波少年文庫)でです。
もう20年以上前のことでしょうか。
この中にはあいにくとあのウサギの話はありませんでした。
よく覚えてないんですが、たしか『ブッダ』3巻のうたたね中に見たスズメになった話に似たのがあったように思うんですが。



立て続けで申し訳ありません

もち (2002/07/17 02:08)

もしかしてご存知だったら、えらそうに「知ったか」してるみたいで恥ずかしいのですが…。「ブッダ」のウサギの焼身自殺の件ですが、あれは今昔物語が出典というよりも、『本生経(ジャータカ)』というブッダの前世のエピソードを集めた説話集が原典ですね。あのウサギがブッダの前世の1つなのですよね。その他、鹿だとか豚だとかいろんな前世が収録されてます。他にも「あれ?これヒントにしてるのかな?」みたいな話がでてきます。
それにしても、興味の尽きないすばらしいサイトですね。もっと前から知っていれば〜(悔しい)。



はじめまして

もち (2002/07/17 00:15)

突然失礼します。ネット上を漂ってここまで来ました。
ところで5月頃の話題で申し訳ないのですが、過去ログを読んでいて、手塚先生が「アレはレオではなくパンジャなのです」といったという話題がありましたが、あれは私も覚えています。「テレビ探偵団」で三宅裕治が「それではスポーツ新聞に書いてある「レオ軍団」は間違いで「パンジャ軍団」なんですか?」と発言し、笑いをとっていたのを覚えています。あれも手塚先生、お得意のサービス発言でしょう。



手塚治虫の奇妙な資料

佐藤和美 (2002/07/13 17:57)

『手塚治虫の奇妙な資料』がいよいよ発売されるようですね。
手塚ファンは買うっきゃない!!

8/19発売予定
野口文雄『手塚治虫の奇妙な資料』(実業之日本社)



昔は良かった・・

七四式 (2002/07/08 14:30)

↓この本は面白かったです。
とくにジャングル大帝の微妙な線の変化。曲がっていても手作り味が前面に出ていた当時(昭和30年ころ)の手塚作品は絶妙な味わいがありました。今のコミック作家も、パソコンで描いた直線やスクリーントーンを駆使することばかり考えずに手描きの味わいを再認識してもらいたいものです(説教調)。



Re:行って見ました!

佐藤和美 (2002/07/08 07:42)

この本なんかどうでしょう。

夏目房之介『手塚治虫はどこにいる』(ちくま文庫)
「これまで、テーマ主義的にしか語られなかった手塚論を全面否定し、線とコマ割りの面から手塚治虫を捉えなおす画期的な手塚治虫論。戦後約15年間の生命感に溢れていた線は、劇画やアニメとの関わりの中で、矯正を強いられてゆく。数度にわたって描き直された「ジャングル大帝」等をテキストに手塚作品の本当の面白さと表現論的な意味を探る。」



Re:35年前?の記憶の確認

Y坂井 (2002/07/08 00:28)

はじめまして。
こちらには、初めてお邪魔した手塚ファンです。
それで突然、失礼な横レスですが、下でSINさんが話題にされている
作品は、「ワースト」という終末SFで有名な小室孝太郎氏の
「トワイライト」ではないか、と存じます。
冒頭の主人公の顔がふけているウンヌンのくだりは
記憶にないですが、ミサイルが日本に発射され、
主人公の家族が覚悟を決めて、夕食後、静かに
就寝するシークエンスはよく覚えています
(寝てしまおうと、といいだすのは、お父さんでしたよね)。
小室氏は、もともと手塚プロでアシスタントをされていた方ですから
絵柄に手塚先生の面影を感じられたのでは…とも思います。
この作品は、20年くらいまえに集英社の「ジャンプスーパーコミックス」
というシリーズに収録された小室氏のコミックス「命」に併録されていたと
思います。(私は持っていませんが。)
もし確認できる機会(東京新宿の現代マンガ図書館)など
ございましたら、目を通されてみてはいかがでしょうか?



初めまして!

おっさん (2002/07/07 02:51)

初めまして!
皆さんhttp://www.fukkan.com/bbs.php3?act=topic&t_no=2346で、火の鳥の未収録話の復刊をお願いしましょう。ご協力お願いします。



行って見ました!

お茶 (2002/07/06 16:43)

早速そのHP行って見ました。
手塚さんのこと、たくさん載ってて役に立ちそうです。ありがとうございます。

あと、次々にいろんなこと言って申し訳ないんですけど、手塚さんの漫画の“映画的表現”や、“心理表現”などのことが書いてあるHPや、何か知っていることがあればお聞きしたいのですが・・・・。



Re:初めまして。

佐藤和美 (2002/07/06 10:11)

手塚プロのHPはどうでしょうか。

http://www.tezuka.co.jp/

OSAMU STAR



初めまして。

お茶 (2002/07/05 21:19)

初めまして
私は手塚治虫さんのことについて調べていてこのHPに辿り着いた者です。

いきなりなのですが、手塚治虫さんのこと(できれば漫画というより手塚さんのこと)がたくさんというか詳しく載っているHPなどのことは知らないでしょうか?
あと、レポート形式にまとめるので、読む人が面白いとか興味深いネタなど知っていたら教えてください。お願いします。
(初カキコでいきなりこんなこと書いてすみません。)



グリンド2002

佐藤和美 (2002/07/04 10:00)

英知出版から「ドラマガ」ってマンガ雑誌が創刊されて、
それになんと『グリンド2002』ってのが載ってます。
『グリンゴ』の続編だそうです。
私は見る気もしませんでしたが。



BJ144話

エイイチ (2002/07/03 21:22)

8月19日創刊のチャンピオンレッド(秋田書店)にこれまで単行本未収録のブラックジャック144話「金!金!金!」が袋とじ小冊子で収録されるそうです。BJ生誕30周年プレフェスティバルだそうで、本番フェスティバルまでに、未収録作品の全復刻を期待したいところです。



今昔物語

佐藤和美 (2002/06/29 10:37)

以前、『ブッダ』で使われているウサギの焼身自殺(?)の元ネタが、『今昔物語』にあるという話を書き込んだことがあります。
(「今昔物語」(2001/11/21 12:01))

Web上でこのテキストを見つけたので紹介します。

http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/konjaku/frame/kj05/kj05fr28.htm



『火の鳥・黎明編』のXXX型

佐藤和美 (2002/06/25 15:34)

『火の鳥・黎明編』で山犬が出てくるシーンがあります。
(虫プロ商事版)
虫プロ商事版
くそまじめ型
映画型
カブキ型
赤塚不二夫型
グラン・プリ型
ミュージカル型
デモ型
いろんな種類があります。

角川文庫版で同じシーンを見るとグラン・プリ型がファミコン型にかわってますね。
こういうふうに作品に手を入れてくっていかにも手塚らしいですね。



『白いパイロット』のハリケーン号はなぜアザラシ島に遅れたか

佐藤和美 (2002/06/15 13:44)

 「手塚治虫研究」の「手塚治虫ショートショート」に
『白いパイロット』のハリケーン号はなぜアザラシ島に遅れたか」を追加しました。



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