手塚治虫研究・伝言板 2002年2月



「ミドロが沼」の記憶

エイイチ (2002/02/28 21:29)

あの当時の放映を見た記憶があるのです。
制作の顛末など知るよしもなく、無垢な視聴者として見ていましたが、
異様な記憶を刻み込まれました。・・・その記憶を確かめたいと、
このたびのBSでの放送を楽しみにしているというわけです。



忘れた方が・・・

七四式 (2002/02/28 21:19)

ミドロが沼、昨年一部放映したので見ました。
・・・・むごい。
アトムがアトムになっていません。なぜこれだけ出来が悪かったのかわかりませんが、
これでは手塚先生でなくとも放映は許可しないでしょう。
それにトキワ壮の面々の誰が描いたかわかるくらいキャラが崩れています。



URLを二つ

佐藤和美 (2002/02/28 12:52)

きのうの「BSまるごと大全集 永遠のヒーロー「鉄腕アトム」」関連ですが、こんなのもありました。

鉄腕アトム、39年ぶり幻の巻を放送
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020227-00000012-ykf-ent

スタジオゼロ制作の「ミドロが沼の巻」のフィルムが発見されて放映されるとのことですね。

このHPから。

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 「有名な『トキワ荘』で、手塚氏のもとに集い修業していた後輩たち。故石ノ森章太郎さん、赤塚不二夫、藤子・F・不二雄、つのだじろうらの『スタジオゼロ』が作った唯一の作品なんです」(マンガ同人誌編集者)

 さらに、一度も再放送されなかったことから、こんな伝説も。

 「手塚氏が試写を見たとき、悲観的な内容に押し黙ってしまった。そのため、プロダクション関係者ができ映えを気にかけて、日本語版を廃棄した−ともいわれていました」(同)。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

・『スタジオゼロ』が作った唯一の作品
・手塚氏が試写を見たとき、悲観的な内容に押し黙ってしまった。
この内容って、「?」ですね。


もう一つ、神戸新聞の連載から。

手塚治虫のメッセージ
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/200201hanshin/index.html

あのクスノキの写真なんかがあります。



BSまるごと大全集 永遠のヒーロー「鉄腕アトム」

佐藤和美 (2002/02/27 12:32)

Yahooの「今日のオススメ」からです。

BSまるごと大全集 永遠のヒーロー「鉄腕アトム」
http://www.nhk.or.jp/atom/top.html



手塚治虫と○(マル)

佐藤和美 (2002/02/27 12:00)

テレビ東京
3月1日(金)午後10時から
「芸術に恋して!」
手塚治虫と○(マル)

http://www.tv-tokyo.co.jp/geikoi/yokoku.html



阿蘇火口

エイイチ (2002/02/25 22:16)

阿蘇山の火口は、「地上最大のロボット」でプルートウ、アトム、ボラーの最後の戦いの場となりました。私は、実際の火口を見て、作品中の描写より、迫力を感じることができなくて落胆してしまいました。



作品の舞台が見たくて

佐藤和美 (2002/02/25 12:37)

私も秋芳洞とか酒船石とか石舞台とか行きましたねぇ。



バンパイヤ

エイイチ (2002/02/24 21:54)

前の書き込み「バンパイア」は、すべて「バンパイヤ」の間違いです。申し訳ありません。



鍾乳洞

エイイチ (2002/02/24 21:53)

「バンパイア」にも山口秋芳台の鍾乳洞のシーンがありましたね。近くに住む私には印象的でした。
 読んでから、ずいぶん後になって秋芳洞に行くことがあったのですが、観光地化された所にはロマンのかけらもありません。しかし、かつては一続きの海底だった山口秋吉台〜北九州平尾台には、まだ多くの人に知られていない鍾乳洞があります。一度、そんな調査中の平尾台の鍾乳洞に入ったことがあります。そのとき、「バンパイア」を思い出し、小パニックしました。
でも、手塚治虫氏自身は、本当に秋吉台を取材したことはあるのでしょうか。



江戸川乱歩と手塚先生

七四式 (2002/02/22 19:57)

 病床の江戸川乱歩が最後まで枕もとから離さなかったのが「鉄腕アトム」でした。
 雑誌「少年」でアトムと少年探偵団シリーズが一緒に連載され、お互いに意識していたのではないでしょうか。
 アトムでは「三人の魔術師」も最初の幽霊屋敷やラストの鍾乳洞シーン、どちらも乱歩の「妖怪博士」に似ています。戦前の少年探偵団ものの最高傑作といわれる作品ですから、手塚先生も子供時代に読んでいたのでしょうね(「のらくろ」と同じ少年倶楽部連載だったし)。

 全集版の「アラバスター」のあとがきでも「陰獣や一寸法師のような隠微な世界を描きたかった」と書いてありましたね。



『鉄腕アトム・ロボットランド』のオデット姫

佐藤和美 (2002/02/21 12:07)

『鉄腕アトム・ロボットランド』は江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』の影響を受けてますね。
(朝日ソノラマ版による。)

「乱歩先生のもので一番印象がつよかったのは、「一寸法師」でも、「芋虫」でもなく、「パノラマ島奇談」にチョイ出であらわれる、白鳥とも女ともつかないようなバケモノだったし、」
(「親愛なる妖怪たち」講談社全集「手塚治虫エッセイ集3」収録)

オデット姫そのものは『白鳥の湖』からでしょうが、オデット姫が『ロボットランド』になぜ登場したのかは、ここらあたりの影響なんでしょうね。



オリジナルのアトム

七四式 (2002/02/17 22:11)

>『黄色いウマ』もだいぶ変更があるって聞いたことがあります。

「人工衛星W・・」ですね。この頃の作品なら別冊附録じゃないから、国会図書館で地道にコピーすると確認することができそうですね。問題は別冊ですね〜。神保町の古本屋や「まんだらけ」で調べた限り、後半(地球最後の日ごろから後)は案外手に入りそうですが、それ以前のものは在庫もほとんどないようです)。
かつては東北や京都手塚治虫ファンクラブで手塚作品の復刻版を作っていたのですけどね。もうできなくなったのでしょうか。「ジャングル大帝」の漫画少年版を掲載そのままに出してくれたのは嬉しかったです。あと、マガジン版の「W3」とかも良かったです。



『どろろ』について

佐藤和美 (2002/02/17 14:13)

伝言板から『どろろ』に関する話題を集めてみました。

『どろろ』について



アトム

佐藤和美 (2002/02/17 14:12)

アトムもだいぶ変更されてるんですね。
私はほとんど古本は買ってません。
買いだしたら底なし沼になりそうですね。
それにしても本当の復刻本を出して欲しいものです。

『黄色いウマ』もだいぶ変更があるって聞いたことがあります。



エンジェル・ヘアーでした。

七四式 (2002/02/16 15:04)

↓エンジェルダスト・・・では麻薬です。
『エンジェル・ヘアー』でした。すみません。

ところで、コウモリ男爵の第一回の別冊(お茶の水博士によってマシンガンをお尻に装着される場面が載っている)が中野のまんだらけDeep館で売っています(8,000円〜高い・・)。
完全オリジナル版をどこかで出してほしいです。



『アトム・コウモリ男爵』のオリジナル

七四式 (2002/02/15 21:01)

『鉄腕アトム』の「コウモリ男爵」、少年附録をゲットしました。
うわっ、フーラー博士の顔が全然違う!これは・・・アシスタントに任せたのでは?そして再録時に手塚先生が描き直したみたいですね。親指トムがフーラー博士の頭に描いたいたずら書きも、オリジナルでは「馬場のぼる」の顔になっています。
 あと、コウモリ男爵(ペダン博士)の身体はエンジェル・ダストから出来ているという説明が5ページにわたって描かれています。どうしてこれがカットされたのでしょう(御茶ノ水博士が研究室でいろいろ実験するシーンあり)。

もう一つ。全集版ではフーラー博士が「アトムの心はやがて親指トムによって支配されるようになる」とひとりごとを言っていますが、オリジナルにはこのセリフはなし。その後の展開でもアトムがチビロボットに影響されるシーンがないので、なぜこのセリフが入ったのかわかりませんね。



宇宙からのSOS

佐藤和美 (2002/02/14 12:55)

『宇宙からのSOS』(講談社全集『SFミックス』1収録)っていう短編がありますね。(昭和37年)
これのラストって『W3』のラストの先駆をなすのかな、という気がするんですが。



『火の鳥・未来編』の天竺ネズミ

佐藤和美 (2002/02/13 12:00)

『火の鳥・未来編』で猿田博士が育てていた人造生物で天竺ネズミっていうのがいました。
「天竺ネズミ」って「モルモット」の和名だったんですねぇ。知らなかった。



カレル・チャペック『R.U.R.』

佐藤和美 (2002/02/12 12:05)

カレル・チャペックの『R.U.R.』は戯曲です。『七色いんこ』には『R・U・R』として入ってます。『七色いんこ』を読めばどんな戯曲かわかりますね。

岩波文庫版『R.U.R.』のコピーです。
「舞台は人造人間の製造販売を一手にまかなっている工場。人間の労働を肩代わりしていたロボットたちが団結して反乱を起こし、人間抹殺を開始する。機械文明の発達がはたして人間に幸福をもたらすか否かを問うたチャペックの予言的作品。」
どうです、読みたくなりませんか?
手塚好みの作品だと思います。

ちなみに「ロボット」という言葉は、チャペックが『R.U.R.』で造語しました。チェコ語の「ロボタrobota」(賦役)の語尾の「a]を取り除いてつくられました。(岩波文庫版『R.U.R.』解説による。)

『R.U.R.』のロボットは機械ではありません。人造人間です。
人造人間の反乱により人類はほとんど滅びる。
人造人間に愛は発生するのか?(『七色いんこ』の『R・U・R』にもこのあたりのことは出てましたね。)
『アポロの歌』の「女王シグマ」の章は、『R.U.R.』の影響を受けているのかもしれません。



めぐり逢い

佐藤和美 (2002/02/11 16:55)

『めぐり逢い』はこんな映画ですね。

http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/movie/kerr.html#19571
めぐり逢い
(An affair of remember,1957, レオ・マッケリー監督)

 大西洋横断の客船に国際的プレイボーイのニッキー・フェランテ(ケイリー・グラント)が乗っている。ニューヨークで遺産6億ドルを持つ娘と結婚することになっている。船内で出会ったのがやはり婚約者のいる元歌手のテリー・マッケイ(デボラ・カー)である。二人はニッキーの祖母の住む家を訪れたりするうちにすっかり本気になり,下船前のクリスマスの夜に半年後にエンパイアステートビルで逢う約束をする。二人とも自分の財産がないので,それまでに自活の道を探す猶予期間である。画家になったニッキーは,約束通りにその場所に赴くが,歌手に戻ったテリーは,ビルに行く途中で交通事故にあい重傷を負ってしまう。テリーは車椅子の生活になって暮らしているが,クリスマスの晩,何もしらないニッキーが探しあてて訪れる。しかし誇り高く,また自分が足手まといになると考えるテリーは,歩けないことを隠し続ける。
 最後の10分間,二人が中味のない会話を続けるうちに,観客は徐々に取り込まれていき,最後の瞬間に安堵し,涙を流すことになる。まことによくできた脚本である。デボラ・カーは実に理知的でチャーミングである。目や手による演技も素晴らしい。この映画は,米国の女性に今でも絶大な人気がある。誠実で気丈なテリーへの感情移入ができるからだろう。祖母のことや子ども達の歌といった番外の部分もしっかりできている。これ自体がリメイクで,さらにめぐり逢えたらや1994年の作品があるように,すれ違いと純愛,悪人は一人も出てこないという典型的な恋愛物語である。そして,音楽もまたよい。俳優,脚本,音楽といずれもバランスがとれているのも珍しいことである。



Re:BJの御題拝借

七四式 (2002/02/11 12:16)

○佐藤和美さま
>『めぐり会い』・・・ありそうなタイトルだけど。『パリのめぐりあい』とか『夜霧のめぐりあい』という映画がありましたが、手塚先生が影響を受けるような作品ではないような。
>『未知への挑戦』・・・宇宙人といいスピルバーグ映画でしょうね。あと『未来への挑戦』という番組もありました。
>『電話が三度なった』・・・これもありそうなタイトルだけど、有名な映画にはないようです。せいぜい『郵便配達は二度ベルを鳴らす』かな?

『U18は知っていた』も何かの映画から出てきたのかな〜。



BJの御題拝借

佐藤和美 (2002/02/11 08:49)

『めぐり会い』 同名の映画がありました。
『未知への挑戦』 『未知との遭遇』からかな?
『電話が三度なった。』 似たような題名の映画があったと思うんですが。



Re:手塚作品のシェイクスピア

佐藤和美 (2002/02/10 18:21)

『七色いんこ』のシェイクスピアは三つですね。

『ハムレット』
『じゃじゃ馬ならし』
『オセロ』

『ハムレット』に「TO BE OR NOT TO BE」は出てきませんでした。



Re:チータン

佐藤和美 (2002/02/10 18:20)

アトムクラブは代筆が多く、チータンが出てくるのは代筆だけだったと思います。
そのためその後の出版物に収録されてないということでいいと思いますが。



チータン

エイイチ (2002/02/09 21:52)

お久しぶりです。BJの話題が続いているのに、少しおじゃまします。
別の手塚関連サイトで、アトムの「チータン」についての質問があり、私は、「チータン」は、アトムクラブ掲載で、その後のアトムの出版物には収録されていないと、答えたのです。
どうでしょう?間違ってませんか。チータンは、アニメ版(モノクロ)のキャラでしたよね。



BJの御題拝借(2)

七四式 (2002/02/09 21:24)

>他にもあると思いますので、考えてみてください。

たとえば・・
2話 海のストレンジャー ←映画、歌「夜のストレンジャー」
29話 ときには真珠のように ←歌「ときには母のない子のように」
47話 光る目 ←ウィンダムの「光る眼」
81話 宝島 ←小説「宝島」
83話 地下水道 ←映画「地下水道」
101話 侵略者(インベーダー) ←TV番組「インベーダー」
104話 ピノコ西へいく ←ルネ・クレールの映画「幽霊西へ行く」
105話 雪の訪問者 ←ルネ・クレマンの映画「雨の訪問者」
112話 望郷 ←映画「望郷」
119話 ハリケーン ←映画「ハリケーン」
125話 老人と木 ←小説、映画「老人と海」
126話 座頭医者 ←映画「座頭市」
131話 青い恐怖 ←ヒッチコックの「白い恐怖」
151話 ホスピタル ←映画「ホスピタル」
153話 ある監督の記録 ←黒澤明の「ある生き物の記録」
198話 浮世風呂 ←古典「浮世風呂」
214話 鳥どもと野郎ども ←TV「マッコイと野郎ども」
別    されどいつわりの日々 ←小説、映画「されど我らが日々」



BJの御題拝借

佐藤和美 (2002/02/09 18:04)

BJの御題拝借はいろいろあります。

「イレズミの男」、「スター誕生」「灰とダイヤモンド」。
「お前が犯人だ」(エドガー・アラン・ポー)もそうですね。

「猫上家の人々」は「犬神家の人々」(横溝正史)

「ネコと庄造と」って「ネコと庄造と二人の女」(谷崎潤一郎)に似てますね。

「ダーティ・ジャック」は「ダーティ・ハリー」でしょう。

BJの第一回は「医者はどこだ」でした。
「ネジ式」の有名なセリフで「医者はどこだ」ってのがありました。

「限りなく透明に近い水」(99.9%の水)は「限りなく透明に近いブルー」かな。

他にもあると思いますので、考えてみてください。



Re:手塚作品のシェイクスピア

佐藤和美 (2002/02/08 12:01)

『七色いんこ』は置いといて。

『ユニコ・アゼンスの牙の物語』に『真夏の夜の夢』が使われてますね。
(「ユニコ・アゼンスの牙の物語」(2001/08/12 09:00) )

それと『ブラック・ジャック』は御題拝借がいろいろありますけど、
私は『雪の夜話』は『冬の夜話(冬物語)』の御題拝借じゃないかと思ってるんですが。



失敗

七四式 (2002/02/07 18:19)

↓「ロミオとジュリエット」ですね。(--;)



手塚作品のシェイクスピア

七四式 (2002/02/07 18:17)

手塚治虫のシェイクスピアといえば、
(1)アトムの「ロビオとロビエット」←「ロミオとロミエット」
(2)「バンパイア」の間久部や親不孝通りの占い師←「マクベス」
(3)「ベニスの商人」
が思いつきますが、他にもあったかな?



TO BE OR NOT TO BE

佐藤和美 (2002/02/07 12:00)

『キャプテンKen』講談社全集1巻P44 看板からです。
「TO BE OR NOT TO BE」

『勇者ダン』講談社全集P157 にはもっと長いのがあります。
「TO BE OR NOT TO BE THAT IS THE QUESTION」

これはシェイクスピア『ハムレット』の有名なセリフですね。

訳は、
『火の鳥・太陽編』角川書店版下P27
「永(なが)らうべきか 死すべきか それが問題だ」

他にもこのセリフ出てくるところあるかもしれませんね。
(『七色いんこ・ハムレット』には出てくるのかな? 横着して、未確認です。)



キャプテンKenの日の丸

七四式 (2002/02/06 22:05)

○佐藤和美さま
>興味深い説ですね。

むむっ、これは・・。「手塚治の世界」は持っている筈なんだけど読んだ記憶がありません。でも、本当に面白い説ですね。前作「0マン」の方が政治的イメージが強かったのですが、う〜ん。



Re:キャプテンKenの日の丸(ネタバレあり)

佐藤和美 (2002/02/06 12:04)

四方田犬彦(「朝日ジャーナル臨時増刊 手塚治虫の世界」から)
「少年ケンは二〇年後の未来世界から、時間を逆行してきた日本人少年だったのだ。」
「『キャプテンKen』が暗示しているのは、西部劇ではなく、実は満州、朝鮮からの日本人引き揚げの物語であるように思われる。少年ケンが未来社会にあって心悩む「二〇年前の戦争」とは、実は大陸侵略で始まり広島、長崎で終わったあの戦争を意味しているのではないだろうか。」

興味深い説ですね。私はこの文章が正しいと思ってます。
「二〇年前の戦争」というのが『キャプテンKen』の連載されていた「二〇年前の戦争」を思い出させます。
「二〇年前の戦争」とキャプテンKenの日の丸がどう関係してるのかは、考えがまだ固まってません。



キャプテンKenの日の丸

七四式 (2002/02/05 13:06)

○佐藤和美さま
 キャプテンKen看板全集・・・こんなのもあるんですね。
 どうもありがとうございました。キャプテンKenは好きな作品ですから楽しめました
 
 それにしても、はちまきと胸の日の丸、「日本人の自覚をもって」という意味なんでしょうか。でも作品内では愛国的というか、そんな描写は少ない印象がありました。どこから来たのかな〜、あの日の丸。



『キャプテンKen』の看板

佐藤和美 (2002/02/04 12:59)

こんなのもあります。

「キャプテンKen」看板全集
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic/7845/tcrc/ken/kanbanall.html



ちょっと前の話ですが・・・

ちょこっと (2002/02/03 22:55)

文藝春秋 別冊 1月号で「アトムの子」という題名で瀬名秀明が鉄腕アトムに絡んだものを書いてました。とても読んでておもしろかったです。鉄腕アトムをよくしらないので漫画本でも読もうとおもってますが、近所マン喫においてなくて未だに読めてません(;;)くやしよ〜
もはや、1月号は書店においてないとおもいますが、興味ある方はさがしてよんでみてください。ロボットに詳しいひとは、さらにたのしめるとおもいます。
それでは、また機会があればカキコさせていただきます。
失礼しやした。



Kenのつぎ目

七四式 (2002/02/03 22:03)

「キャプテンKen」の↓のページを確認しました。ふぅむ、やっぱり次ページとの間に違和感が・・。Kenは連載の切れ目がだいたいわかりますね。あまり大きな改訂をしていないせいかな?
・・・町じゅう大騒ぎシーンでの看板の英語も楽しいです。

ところで、Ken連載開始直前号のサンデーを見たことがあるのですが、見開き2ページで、ケンの活躍の場面をいろいろ入れて、「これは・・SFではない、これは・・・西部劇ではない。これは・・海賊マンガではない・・」と気を持たせた予告編が載っていました。他の作品(週刊誌)でこんなに手の込んだ予告編って手塚作品ではないのでは?



「手塚治虫研究」伝言板1月分

佐藤和美 (2002/02/03 10:50)

 「「手塚治虫研究」伝言板1月分」を追加しました。



『キャプテンKen』のある部分の変遷

佐藤和美 (2002/02/02 19:31)

「『キャプテンKen』のある部分の変遷」という題にしましたけど、どの部分かというと講談社全集でいうと2巻の125、126ページです。125ページは攻めてくるモロ族の大コマがあるページです。

鈴木出版版『キャプテンKen』は3巻まで出て完結しませんでした。その3巻の最後のページが講談社全集でいうと2巻125ページでした。ただし、全集の125ページの最下段の絵はありませんでした。一冊の本の最後なのだから、当然の処理でしょう。

次の虫コミックス版はめでたく完結。ただし、全集の125ページの最下段の絵は削られたままだったので、次ページへの続きぐらいが不自然でした。そして、126ページのケンの顔が前後の顔に比べると書き直されてるのがわかります。このコマは扉絵を書き直したものです。もとは扉絵なので1ページ大です。それを半ページ大に書き直しています。扉の次のページですが、下半分が前号までのあらすじです。で、扉の書き直しの半ページ分とあらすじの上の半ページで1ページができあがりです。そのために扉絵を書き直したわけです。
「キャプテンken」には前号までのあらすじとか、単行本(「0マン」、「海の王子」etc)のコマーシャルとかいろいろあるので、それがどう単行本になっているか見ものになってます。
この扉絵を着色したものが鈴木出版第3巻の裏表紙に使われています。

そして全集で125ページの最下段の絵が復活、現在に至る。

『キャプテンKen』のある部分の変遷でした。



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