年 | タイトル ▼月日 | KEY局 | 演 出 | プロデューサー | 脚 本 | 原 作 | キャスト | 解 説 | 主題歌 |
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1964 | おれは大物 ▼12/5 ▼12/12 |
ABC | (監督・武縄源太郎、 森崎 東) |
西島 大 | 柴田錬三郎 | 伴 淳三郎、水島道太郎、長谷川明男、ミヤコ蝶々、弓 恵子、北林 早苗、島 米八 | 実業界の大物、大金持ちの天堂大作は子供がいないのが悩みの種。大学教授・相良に養子探しを頼みに母校を訪れた天堂は反骨の青年・正田と出会う。その反骨ぶりが気に入った天堂は彼を養子に望むが、資本家の天堂に反発する正田は…。様々な世代の男達のぶつかり合いを描くコメディドラマ。 | ||
1965 | おれは大物 ▼1/23 ▼1/30 ▼3/13 ▼4/10 |
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1967 | 泣いてたまるか 「なつかしいあいつ」 ▼1/1 |
TBS | 森崎 東、 (監修・山田 洋次) |
山田洋次 | 青島 幸男、ハナ 肇、野川由美子、織賀 邦江 | 渥美 清「泣いてたまるか」(作詞・良池まもる、作曲・木下 忠司) | |||
1968 | 泣いてたまるか 「まごころさん」 ▼1/21 |
TBS | 中川晴之助 | 高島幸夫 | 野村芳太郎、 森崎 東 |
渥美 清、浜 木綿子、ジェリー藤尾、賀原 夏子、武智豊子 | 大森彦太郎(渥美清)は善意のビル清掃会社の班長。もと同僚の福ちゃん(浜木綿子)と観音様へ出かけた帰り道、タクシーの前に飛び出した老婆(武智豊子)を気遣い、病院へ同行する。孫娘を連れた老婆は実は当たり屋だった。福ちゃんにはヒモ・三ちゃん(ジェリー藤尾)が金の無心に来た。過剰な善意が報われない、残酷な物語。(池田解題)。 | 渥美 清「泣いてたまるか」(作詞・良池まもる、作曲・木下 忠司) | |
1968 | 男はつらいよ | CX | 小林 俊一 | 山田 洋次、 稲垣 俊(稲垣 浩一)、 森崎 東 |
(原案・山田 洋次) | 渥美 清、長山 藍子、東野英治郎、佐藤オリエ、森川 信、杉山とく子、佐藤蛾次郎、井川比佐志、横内 正、加藤 剛、津坂 匡章(秋野 太作、秋野 大作)、榎本 良三、筒井 竜介 | 東京の下町を舞台に、無学だが義理人情に厚い兄・車寅次郎(渥美清)と、しっかりものの妹・さくら(長山藍子)を軸に展開する人情コメディ。中学で家を飛び出し、20年近くも行方不明だった寅次郎が、妹・さくらのもとにぶらりと舞い戻る。母は亡く、留守の間に父も他界していた。テキ屋が主人公というのが斬新だった。ラストは沖縄でハブに噛まれてあっさり死んでしまうものだったが放送後フジテレビに抗議の電話が殺到したため、映画化されることに。以降、映画のドル箱としてシリーズ化された。現在フジテレビには第1回目と最終回の2本だけが現存しているという。提供・日本石油。 | 渥美 清「男はつらいよ」(作詞・星野 哲郎、作曲・山本 直純) | |
1969 | スカズラ大将(すかぶら大将) | CX | 小林 俊一 | 森崎 東、 永井 素夫 |
渥美 清、津坂 匡章(秋野 太作)、長山 藍子、松村 達雄、中村 玉緒 | ||||
1973 | 今日夢人間 ■ ▼10/13 |
NHK | 森崎 東 | 成島康雄 | 藤田道郎 | 河原崎長一郎、花紀京、山本陽子、常田富士男、犬塚弘、桃井かおり、山本麟一、 | 久保秀夫(河原崎)は広告代理店の万年平社員で、妻子がある。 ある日、飲み屋で昔の同級生、ドン亀(花)に出会う。BARモナリザのママ朝子(山本陽子)は穴山の女房だった。穴山は6年前に、ひと旗上げようと、子供と妻を置いて出て行ってしまったのだ。二人がよりを戻しそうになったり・・・。(池田解題)。 | ||
1975 | わが楽園 | NHK | 大原 誠 | 森崎 東、 中島 信昭 |
田中 邦衛、河原崎長一郎、北村 和夫、山田 康夫(山田 康雄?) | 妻と別れた父親と子どもだけが住む「楽園荘」に、女房に逃げられ、子どもも亡くした男がやってくる。 | |||
1975 | 長崎犯科帳 ■ ▼5/11「虎の罠を噛み破れ」 ▼9/7「風の噂の孫七郎」 ▼9/14「悪い奴らをあぶり出せ」 |
NTV | (監督・大洲 斉(大洲 齊) (2)(3)(8)(17)(19)(20)、 渡辺 祐介(渡邊 祐介)(1)(25)(26)、 松島 稔(4)(5)(18)、 森崎 東(6)(23)(24)、 小沢 啓一(7)、 田中 徳三(9)(10)(16)、 丸山 誠治(11)(21)、 内出 好吉(12)(13)、 長谷 和夫(14)、 戸田 康貴(15)(22)) (タイトル演出・実相寺昭雄) |
加藤 教夫、中岡 潔治、中島 正幸 | 池田 一朗(隆 慶一郎) (1)(5)-(8)(13)(18)(19)(24)(26)、 下飯坂菊馬(2)(3)(14)(25)、 小川 英(4)(10)、 猪又 憲吾(11)(23)、 藤川 洋一(2)、 胡桃 哲(4)(10)、 長宗我部清親(9)(14)、 直居 欽哉(12)(20)、 鴨井達比古(15)(21)、 宮川 一郎(16)、 中村 努(17)、 播磨 幸治(22) |
萬屋錦之介、田中 邦衛、新 克利、火野 正平、杉本 美樹、磯村みどり、高峰 圭二、太田 博之、小沢栄太郎、中村嘉葎雄(18)、睦 五郎(19)、矢野間啓二(19)、高品 格(19)、富川 徹夫(正しくは「徹」はぎょうにんべんではなくさんずい扁)、(ナレーター・城 達也) | 賄賂を平然と受け取り、奉行所でも評判の悪い男・平松忠四郎(萬屋錦之介)。だが、彼は実は闇では法で裁けない悪の大物を容赦なく斬り捨てる闇奉行だった。殺陣・尾形伸之介(尾型伸之介)、初川 久。提供・大塚グループ。 | 日暮らし(ひぐらし) | |
1975 | はぐれ刑事 ■ ▼11/4「偽証」 ▼11/11「姉弟」 |
森崎 東 | 「偽証」山田正弘・櫻井康裕 「姉弟」尾中洋一 |
「偽証」加藤嘉、小野新也、木村理恵、江幡高志、松尾文人 「姉弟」渡辺美佐子、野村昭子、長谷川哲夫、今福正雄 |
平幹二朗、沖雅也、小沢栄太郎、火野正平、田中邦衛がレギュラー | ||||
1976 | あがり一丁! | NTV | 波多腰晋二、 矢野 義幸、 新沢 浩 |
布勢 博一、 森崎 東、 田上 雄、 松原 敏春 |
松方 弘樹、伴 淳三郎、淡島 千景、石橋 正次、水沢 アキ、結城美栄子、宇津宮雅代、林 寛子、谷 啓、由利 徹、信 欣三、赤木 春恵、目黒 祐樹 | 東京・浅草の寿司屋を舞台に、破産寸前の家業を引き継ぐ長男と家族との交流劇。提供・ライオン油脂、コカ・コーラボトラーズ、北日本食品、日産自動車。 | |||
金曜劇場 | |||||||||
1976 | 欲望の河 | THK | (監督・森崎 東) | 杉山 義法 | 五月みどり、内田 朝雄、福岡 正剛、内田 勝正 | 恋人のバーテンから売春を強要されるなど、男たちの欲望の渦の中に巻き込まれる女の悲劇。 | |||
▼7/12〜 | |||||||||
1977 | 青春の甘き香り ■ | 東海TV | 長谷和夫 | 三船プロ、東海TV | 森崎 東 | 村野武範、結城しのぶ | |||
1978 | ハッピーですか? | NTV | 矢野 義幸 ▼新沢 浩 |
森崎 東 | 江藤 潤、桃井かおり、田中 邦衛、岡田 奈々、朝丘 雪路、葦原 邦子、伴 淳三郎、泉谷しげる、ハナ 肇、ホーン・ユキ、志賀 勝 | 東京・下町の代書屋と焼肉屋を舞台に、町の人々の人生泣き笑いの人情コメディ。 | |||
▼ 4/7〜 6/30 |
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1978 | 熱中時代 金曜劇場 ▼2/2(18)「三年四組学級閉鎖」 ▼3/2(22)「お雛さまとさびしい宇宙人」 |
NTV | 田中 知己、 吉野 洋、 矢野 義幸、 梅谷 茂 |
清水 欣也、 永野 保徳 |
布勢 博一、 松原 敏春、 桃井 章、 大和屋 竺、 森崎 東(18)(22) |
水谷 豊、志穂美悦子、池上季実子、船越 英二、草笛 光子、音無美紀子、山口 崇、島村 佳江、谷 隼人、小倉 一郎、太川 陽介、小松 方正、執行佐智子、風吹ジュン、奥村 公延、松金よね子、小松 政夫、尾藤イサオ、徳光 和夫、南原 宏治、久里 千春、城山美佳子 伊東四郎(22) |
主役の水谷豊扮する北野広大という、おっちょこちょいで頼りなく平均点以下だが人間味あふれる小学校の新米先生が、教育現場で悪戦苦闘しながら一人前になっていくまでを描いた物語で爆発的な人気を誇り、以後続編が作られた。土曜日放送というデータは誤り。 | 原田 潤「ぼくの先生はフィーバー」 | |
1978 | 幽霊海岸 | ANB | 森崎 東 | 松木ひろし | 赤川 次郎「凍りついた太陽」 | 浅茅 陽子、田中 邦衛、市毛 良枝、伴 淳三郎、小沢栄太郎(小澤栄太郎)、福田 豊土、河内 桃子 | 警視庁の宇野刑事が恋人とともに下田に旅行し、宿泊先のホテルで殺人事件を解決する。 | ||
土曜ワイド劇場 ▼10/21 |
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1978 | 江戸の鷹 御用部屋犯科帖 ▼1/10(1)「お鷹組誕生!」 ▼1/17(2)「黒い沼の悪を斬る」 ▼9/19(37)「激闘、お鷹組副長死す!」 |
ANB | (監督・森崎 東(1)(2)(37)、 村山 三男 (3)(13)(14)(17) (19)(23)(26)(35)、 宮越 澄 (5)(8)(10)(15) (18)(22)(25)、 吉川 一義(6)(11)(12)(21) (24)(28)(30)(34)、 鹿島 章弘(16)(20)(27)(33)、 原田 隆司(29)(31)(32)(36)(38)、 松尾 昭典(4)(7)、 渡辺 祐介(9)) |
池田 一朗(隆 慶一郎) (1)(3)(4)(7)(9)(13)(17) (20)(22)(23)(26)(27)(29) (36)-(38)、 柴 英三郎(2)(35)、 津田 幸於(6)(14)(21) (25)(33)、 小川 英(5)(12)(32)、 大工原正泰(8)(15)(31)、 胡桃 哲(10)(19)、 猪又 憲吾(11)(30)、 国弘 威雄(16)(18)、 杉江 慧子(20)、 今井 文人(24)、 大野 靖子(28)、 杉村のぼる(32)、 中村 克行(34) |
三船 敏郎、田中 健、田中 邦衛、坂上 二郎、結城しのぶ(2)、里見浩太朗、岡田 英次(37)、西村 晃、中谷 一郎、奈良富士子、伊佐山ひろ子、かたせ梨乃(10)、岩崎 良美(20)、佐野 浅夫、清水めぐみ、岸田 森(21)、(ナレーター・黒沢 良) | 悪政がはびこっていた田沼意次(岡田英次)時代の江戸で、鷹を自由に操る「お鷹組」と呼ばれる十代将軍・家治(里見浩太朗)直属の強力な探索機関の活躍を描く。岩崎良美テレビドラマデビュー作。岩崎は撮影で真冬の川に足を長時間つけたため凍傷になったという。一部資料では火曜日21:00-の放送と記載されているがこれは誤り。殺陣・山口博義。 | 葵 三音子「明日に生きる」(早乙女達人作詞、菊地俊輔作曲) | ||
1978 | 新必殺からくり人 東海道五十三次殺し旅 ■ ▼2/10「京都」 |
ABC | 森崎 東 |
早坂暁 | 山田吾一、服部妙子、北上弥太郎、西田良 | 山田五十鈴、近藤正臣、緒方拳、芦屋雁之助 | |||
1978 | 翔べ!必殺うらごろし ▼12/8(1)「仏像眼から血の涙が出た」 ▼12/15(2)「突如奥方と若者の人格が入れ替った」 |
ABC | (監督・森崎 東(1)(2)、 工藤 栄一(4)、 松野 宏軌 (3)(5)(8)(10)(12)(14)(16)、 原田 雄一 (6)(7)(9)(11) (13)(15)(19)(21)(23)、 高坂 光幸 (17)(18)(20)(22)) |
山内 久司、 仲川 利久、 桜井 洋三 |
野上 龍雄(1)(2)、 保利 吉紀(5)、 山浦 弘靖(9)(10)(13)(14) (16)(17)(20)(22)(23)、 石川 孝人(3)(6)(18)(19)、 吉田 剛(4)(7)(11)、 猪又 憲吾(8)(21)、 荒馬 間(12)、 松原 佳成(15)、 白石 裕巳(20) |
中村 敦夫、市原 悦子、和田アキ子、泉 じゅん、火野 正平、鮎川いづみ(鮎川いずみ)、平井 昌一 栗田ひろみ・山本麟一・小林芳弘(1) 小山明子・新田昌玄・左時枝(2) |
必殺シリーズの中でも異色作。世に恐れられた怪奇現象。その根源を絶つために立ち上がった修験者と怪力殺法の男装の旅がらすたちの活躍を描く。必殺シリーズ第14弾。低視聴率だったが一部でカルト的人気を保っているという。 | 和田アキ子「愛して」(浜田省吾作詞・作曲、井上鑑編曲 | |
1979 | 田舎刑事(3)まぼろしの特攻隊(34年目の特攻隊) | ANB | 森崎 東 | 早坂 暁 | 渥美 清、高峰三枝子、西村 晃、宇津宮雅代(宇都宮雅代)、赤塚 真人 | 身元不明の死体をめぐって刑事の地道な捜査を描く。同じ枠で1981/12/12にアンコール放送されている。 | |||
土曜ワイド劇場 ▼7/7 |
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1979 | 俺の愛した謎の女 ■
特選サスペンス ▼8/23 |
森崎 東 | 山崎巌 | ルイーズ・フレッチャー「スタンフォード60号の女」 | 宇都宮雅代、河原崎健三、ハナ肇、志賀勝、佐竹明夫 | タクシー運転手(河原崎)は不思議な美女(宇都宮)を載せる。女と関連のある家で男の刺殺死体を発見。男は妻をひき逃げした犯人だった。 重要参考人となった男は女を探す。(池田解題) | |||
1979 | まんが子供文庫 ■ | ||||||||
1979 | 天中殺の女たち・天女の遺産 ■ ▼11/13 |
山根成之 | 森崎 東 | 倍賞千恵子、楠トシエ、砂塚秀夫、浦辺粂子、糸山英太郎 | 温泉芸者・豆太郎こと西村時枝(倍賞)はパトロンが急死して会社社長になってしまう。 天中殺に入る前にいろいろと仕事を片付けようとするが、生年月日の虚偽申請で既に天中殺入りしており、 いろんな厄介事がふりかかってくる。しかし、副社長(砂塚秀夫)に 惚れられ、初恋の人に似ている社員・古屋(糸山)に惚れ、汚職で懲役になった古屋の連れ子を育てることになる。 思わぬ事態にもめげない豆太郎だった。倍賞のコミカル演技が秀逸。(池田解題) | ||||
1980 | 逢いたくて | MBS | 桜井 秀雄 | 森崎 東、桃井 章 | 山本 陽子、田中 健、中山 仁、中丸 忠雄、栗田ひろみ | メロディ「淋しくありませんか」 | |||
木曜座 ▼1/10〜4/3 |
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1980 | 帝銀事件・大量殺人獄中32年の死刑囚(帝銀事件 大量殺人! 獄中三十二年の死刑囚) | ANB | (監督・森崎 東) (監修・野村芳太郎) |
荻野 隆史、 佐々木 孟 |
新藤 兼人 | 松本 清張「小説帝銀事件」 | 仲谷 昇、田中 邦衛、橋本 功、中谷 一郎、大塚 道子、浜田 寅彦、稲葉 義男 | 第17回ギャラクシー月間賞受賞作品。 帝銀事件の再現ドラマ、傑作です。 |
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土曜ワイド劇場 ▼1/26 |
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1980 | 蒼き狼 成吉思汗の生涯 前編後編 |
ANB | 森崎 東、 原田 隆司 |
勝田 康三 | 大野 靖子 | 井上 靖 | 加藤 剛、平 幹二朗、大楠 道代、倍賞美津子 | 遊牧民モンゴルの一部族長として、他民族との激しい闘争を繰り返したアジアの英雄の物語。6時間ドラマ。 | |
大長編ロマン ▼前篇10/6 |
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1980 | 天皇の料理番 ▼10/19「カツレツと二百三高地」 |
TBS | 森崎 東、 藤田 明二、 渡邊 祐介、 井上 昭 |
中山 和記、 関口 静夫 |
鎌田 敏夫、 大原 豊 |
杉森 久英 | 堺 正章、檀 ふみ、近藤 正臣、目黒 祐樹、山口いづみ、渥美 清、明石家さんま、鹿賀 丈史、財津 一郎、田中 裕子、朝加真由美、平 幹二朗、柳生 博、志賀 勝、山田パンダ、織本 順吉、三谷 昇、セーラ、野村 昭子、三條 美紀、吉原 正治、竹内 靖、内田 忠男、市川 勉、浦山 紀子、つるたきみこ、小松富美子、矢崎 滋、(語り・渥美 清) | 手堅い演出のエピソードが少なくないが、とりわけ井上昭監督の演出したエピソードは画面に引きつけられる力強さがあった。 | |
1981 | 春まっしぐら! ▼4/14「おんなは度胸」(脚本は森崎) 4/21「お困りでしょう」(森崎+鹿水) 4/28「姉ちゃんは肝っ玉」(森崎+鹿水) |
TBS | 楠田 泰之(3) | 森崎 東(3)、 鹿水 晶子(3) |
小柳ルミ子、広岡 瞬、船越 英二、小野寺 昭、渡辺 篤史、熊谷美由紀、名古屋 章、井原千寿子、井上 夏葉 | いきなり東京の料理店をまかされた九州娘。その細腕で孤軍奮闘するサクセスストーリー。 | |||
1981 | 妻の失ったもの | YTV | 森崎 東 | 新藤 兼人 | 丘 みつ子、愛川 欽也、風間 杜夫、島村 佳江 | 白昼、強盗に襲われた主婦が、周囲に疑惑の目を向けられる日常の不条理を描く。 | |||
木曜ゴールデンドラマ ▼6/4 |
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1981 | 垣根の魔女 町内を騒がすピン子お婆さん大騒動記! | CX | 橋本 信也 | 森崎 東 | 村野 守美 | 泉 ピン子、藤岡 琢也、佐野 浅夫、岡江久美子、上田 美恵、五十嵐めぐみ、新井 康弘、織本 順吉、沼田 爆 | 「垣根の魔女」と呼ばれるお節介なおばあちゃんと気のいい近所の人々との人情コメディー。 | ||
ドラマスペシャル ▼7/27 |
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1981 | 沖縄の無国籍児 ■
金曜スペシャル ▼8/7 |
森崎 東 | 構成・森崎東(N) | ||||||
1981 | 鞍馬天狗 ▼12/20 天狗回状 |
TBS | 井上 昭(1)(10)、 藤田 明二(2)(7)、 河野 和平(8)、 (演出補・岩川 千秋、 弘田 九三) (殺陣・松尾 玖治、 錦燿会) |
中山 和記、(プロデューサー補・宮崎 徹) | 市川 森一(1)、 森崎 東(2)、 和久田正明(7)、 櫻井 康裕 (桜井 康裕)(8)、 中村 努(10) |
大佛 次郎(大仏 次郎) | 草刈 正雄、伊藤つかさ(1)(7)(8)(10)、財津 一郎(1)(7)(8)(10)、藤 真利子(1)(7)、細川 俊之(1)(7)(10)、泉谷しげる(1)、西村 晃(1)(10)、火野 正平(7)、岡田 裕介(1)(8)(10)、神 太郎(1)(7)(8)(10)、林 ゆたか(1)、中村れい子(1)(8)、嶋 英二(1)(7)(10)、羽賀 健二(羽賀 研ニ)(1)(8)(10)、藤堂 新二(1)(7)(8)(10)、高松 誠(1)(8)(10)、大屋 祥三(1)(8)(10)、田武 謙三(1)、小川 真司(1)、荒瀬 寛樹(1)、吉田 大門(1)、海原 俊介(1)、皆川 衆(1)、島崎 保彦(7)、高木 二朗(7)、中丸 信(7)、灰地 順(7)、津島 要(7)(8)、八幡源太郎(7)、長谷部 亮(7)、渡辺 数仁(7)、土井 辰也(7)、橋本 春彦(7)、栗原 良(7)、上田 弘(7)、広岡 瞬(8)、原口 剛(8)、石田 信之(8)、仁和 令子(8)、結城 真一(8)、矢野 広信(8)、宮沢 勇(8)、戸沢 佑介(8)、久保 晶(8)、星 晃(8)、城戸真亜子(10)、織本 順吉(10)、勝部 演之(10)、河原 裕昌(10)、高杉 良(10)、木内 聡(10)、田原千之右(10)、橋本 春彦(10)、河原崎洋夫(10)、白鳥座(1)(7)(8)(10) | 一部資料では全20回と記載されているが誤りと思われる。 | (テーマ・「ロンリー・ロード」(作編曲・後藤 次利))(愛のテーマ・カオル「ラブ・イズ・フォー・オール・シーズンズ」(作詞・リンダ・ヘンリック、作編曲・後藤 次利、演奏・インプッツ))(挿入歌・伊藤つかさ「夕暮れ物語」(作詞・安井かずみ、作曲・加藤 和彦)) |
1982 | カムバック・ガール(カンバックガール) | MBS | 河合 義隆 | 森崎 東 | 浅丘ルリ子、原田 芳雄、山城 新伍、佐藤オリエ、樹木 希林、かたせ梨乃 | 再婚した夫が脱サラし、プロボクサーになると宣言する。妻は派出家政婦をして夫を応援する。ホームコメディー。 | |||
テレビドラマ ▼2/3〜 3/31 |
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1982 | 妻は何を見たか ■
ゴールデンワイド劇場 ▼5/17 |
YTV | 森崎 東 | 新藤兼人 | 林隆三、真野響子、加藤治子、吉田日出子、地井武男 | ||||
1982 | 天使が消えていく | FBS | 森崎 東 | 重森 孝子 | 夏樹 静子「天使が消えていく」 | 秋吉久美子、和泉 雅子、小池 朝雄、横内 正 | FBS初の2時間ドラマ。重い心臓病の幼子を見捨てる母親の真意は? | ||
木曜ゴールデンドラマ ▼9/23 |
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1982 | 暁に斬る! | KTV | (監督・長谷部安春(7)、 原田 雄一(8)、 長谷 和夫、 吉川 一義(13)) (助監督・横井 洋) (殺陣・伊奈 貫太) |
山口 謙ニ、 岡林 可典、 (広報・赤間 慎一) |
小川 英(82/11/16)、 石川 孝人、 宮川 一郎、尾西 兼一(7)、 和久田正明(13)、 森崎 東(8) |
北大路欣也、山城 新伍、若林 豪、名取 裕子、セント、ルイス、五月みどり、御木本伸介、清水 善三、加納 竜、范 文雀、有島 一郎、久富 惟晴、(以下ゲスト)山本ゆか里(7)、にしきのあきら(錦野 旦)(7)、潮 健児、待田 京介(8)、宮野智賀子(8)、北 公次(8)、中山 昭二(8)、山吹まゆみ(8)、小池 雄介(8)、相川 圭子(8)、稲吉 靖司(8)、橘 雪子(8)、中村光次郎(8)、草薙庄一郎(8)、松本 早苗(8)、(協力・三船芸術学院(8)) | 江戸深川を舞台に昼は医術で人を救い、夜は法で裁けぬ悪を斬る、アクション時代劇。故あって主家を脱藩し武士を捨てた並木平四郎(北大路欣也)。表向きは町医者として日々を暮らす浪人。だが、悪や不正の横行には目をつぶることが出来ない平四郎は武藤半兵衛と力を合わせ悪党を斬り倒していく。【以上、「月刊SkyPerfecTV!」2001/07月号(ぴあ刊)より引用】CSなどによる再放送ではオープニングのタイトルが放送されない。散逸している可能性がある。 | 泉 洋次とスパンキー「狼よ一人で走れ」(作詞・門谷 憲二、作曲・泉 洋次、編曲・大規ひろゆき) | |
1982 | 花嫁のアメリカ | YTV | 森崎 東 | 重森 孝子 | 森禮子「モッキングバードのいる町」 | 香山 美子、市毛 良枝、風間 杜夫、乙羽 信子 | 十万人を超えるといわれる「戦争花嫁」。アメリカに渡った彼女たちの様々な戦後史を描く。 | ||
木曜ゴールデンドラマ ▼11/11 |
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1983 | 妻は何をしたか | ANB | (監督・森崎 東) | 新藤 兼人 | 香山 美子、細川 俊之、梶 芽衣子、荻島 真一、乙羽 信子、真木 洋子、根岸 明美、児島美ゆき、絵沢 萠子、殿山 泰司、横山 リエ、今井 和子 | 倦怠期を迎えた二組の夫婦。女房は君に惚れているとそそのかされ寝室に忍び込む。 | |||
月曜ワイド劇場 ▼1/17 |
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1983 | 妻は何を感じたか 夫の浮気はこうして始まる ■
月曜ワイド劇場 ▼10/10 |
ANB | (監督・森崎 東) | 新藤 兼人 | 古谷 一行、樫山 文枝、萩尾みどり、奥田 瑛二、乙羽 信子 | 佐川(古谷一行)は広島の支社へ単身赴任した身。現地のバーのホステス・早苗(萩尾みどり)と深い仲になった。一方、夫の不在の寂しさを感じ始めた東京の妻・教子(樫山文枝)にも気になる男性・高林(奥田瑛二)が現れていた。 | |||
1983 | 赤い妄執 | YTV | 森崎 東 | 田坂 啓 | 泉 ピン子、なべおさみ、乙羽 信子、ジョニー大倉 | 夫と姑に酷使されていた人妻。だが、夫の事故死と姑の病気で主導権を獲得。したたかな女へ。 | |||
木曜ゴールデンドラマ ▼10/20 |
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1984 | 昭和二十年八月十五日−終戦日の荷風と潤一郎− | ANB | (監督・森崎 東) (監修・松本 清張) (助監督・須藤 公三) (演出助手・大高 正大、 金高 謙二) |
大井 素宏、 高島 道吉、 赤司 学文 |
新藤 兼人 | (永井 荷風「断腸亭日乗」、谷崎潤一郎「疎開日記」…クレジットは「資料」と表示) | 佐藤 慶、観世 栄夫、吉行 和子、児玉 謙次、保沢 道子、小池 栄、岩倉 高子、大木 正司、坂上 和子、石黒 正男、久松 夕子、立原 淳平、吉本 選江、嶋崎 伸夫、杉浦 悦子、黒田 蕃、美山富貴子、小坂井秀行、神田 紅、(ナレーター・乙羽 信子) | 協力・大井川鉄道、YCB、永井荷風「断腸亭日乗」、谷崎潤一郎「疎開日記」。 | (テーマ音楽作曲・ツトム・ヤマシタ) |
ニュードキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる ▼4/12 |
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1984 | 赤い本能 倍額保険を掛けた夫の突然の死!姑の疑惑に妻は何を計画したか? | YTV | 森崎 東 | 田坂 啓 | 烏丸せつ子、乙羽 信子、岸部 一徳、伊武 雅刀、殿山 泰司、秋川 リサ | 下町の花屋に嫁いだ美子(烏丸せつ子)の前に、かつての男、洲本(伊武雅刀)があらわれた。保険の外交員となった洲本は、夫に保険をかけさせるように、美子を脅迫。そして、美子は洲本の子どもを身ごもってしまう。そんなおり、夫が事故で死んでしまい、美子には保険金が支払われることになった。 | |||
木曜ゴールデンドラマ ▼7/26 |
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1985 | 花柳幻舟獄中記II〜女子刑務所 花の同窓会 | ANB | (監督・森崎 東) | 掛札 昌裕 | 花柳 幻舟 | 花柳 幻舟、池田理代子、阿佐田哲也(色川 武大)、萩尾みどり、誠 直也、河原崎長一郎、園 佳也子、仲谷 昇、奈美 悦子、白川 和子 | 1984年に放送され反響を巻き起こした幻舟の獄中記のドラマ化第二弾。栃原刑務所でひと冬を過ごした幻舟(花柳幻舟)はその翌年4月に仮出獄を許され、シャバに戻った。彼女は生きるため、持ち前のバイタリティで様々な体験をしていく。 | ||
月曜ワイド劇場 ▼4/1 |
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1985 | 赤い罠 | YTV | 森崎 東 | 近藤 昭二、森崎 東 | 市毛 良枝、西岡 徳馬、乙羽 信子、中村 晃子 | 自分の「替え玉」を殺して保険金詐取を企む夫。妻と愛人は共同戦線を張り、計画を実行。 | |||
木曜ゴールデンドラマ ▼6/6 |
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1985 | 遺言状戦争 | YTV | (監督・森崎 東) (助監督・山本伊知郎) |
赤司 学文、 石川 好弘 |
森崎 東 | 香山 美子、佐藤 慶、乙羽 信子、殿山 泰司、千石 規子、ベンガル、アパッチけん(中本 賢)、真木 洋子、花王おさむ、今井 和子、樋浦 勉、萩原さよ子(新人)、岩倉 高子、久松 夕子、吉村 よう、曽川留三子、北川真由美、監物 房子 | 見知らぬ男から娘に遺産が贈られ一家は大騒動。家族に心当たりはなく、夫は妻に疑惑をむける。後年の映画「ラブレター」(岩井俊二監督)などにつながるモチーフがすでに本作で使用されている点が注目される。クライマックスは感動的。バタくさい小ネタの連発が惜しまれるが、淡泊な演出がむしろ効果を上げている。埋もれさせるには惜しい作品。 | ||
木曜ゴールデンドラマ ▼10/31 |
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1986 | おーわらナイト 異能人!竹中直人 ■ ▼2/7 |
森崎 東 | ドキュメンタリー | 竹中直人 | |||||
1986 | 喜劇・ああ結婚式 | YTV | 森崎 東 | 森崎 東 | 宮崎 美子(宮崎 淑子)、乙羽 信子、名古屋 章、安藤 一夫、戸浦 六宏、久松 夕子、鈴木 瑞穂、文野 朋子、なべおさみ、河原 さぶ、殿山 泰司、初井 言榮、石井 富子(石井トミコ)、久松 夕子、片石 隆弘 | 社長の媒酌で崑(安藤一夫)と楓(宮崎美子)が結婚することに。楓には、叔母・貞子(乙羽信子)が実母という本人も知らない出生の秘密があった。結婚当日、列席者のなかに貞子を見つけた社長(鈴木瑞穂)があわてだす。森崎東のおなじみ人情喜劇だが少しノリが悪い。 | |||
木曜ゴールデンドラマ ▼5/1 |
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1986 | 泣いてたまるか 故郷は緑なりき(ふるさとはみどりなりき) | TBS | 飯島 敏宏、 (助監督・高坂 勉、 寺島 智和) |
大下 晴義、 戸井 公平、 山本 典助 |
森崎 東、 宮崎まさ夫 |
西田 敏行、マッハ文朱、西村 晃、長塚 京三、堀江しのぶ、奥村 公延、細井 正美、平田 博昭、横内 直人、田中 耕二 | 西田 敏行「人生ららばい」(作詞・池田 充男、作曲・青山 八郎) | ||
1986 | 喜劇 ああ出産 ■ 木曜ゴールデンドラマ ▼11/20 |
YTV | 森崎 東 | 長山藍子、乙羽 信子、柄本明、竹中直人、真木洋子 | |||||
1987 | 家族の肖像 | NTV | (監督・森崎 東) | 山田 信夫、 黄 允 |
市原 悦子、ミヤコ蝶々、芦屋雁之助、加藤 嘉、リユ・シャオ・フア(呂 暁禾)、戸川 京子、初井 言榮、天田 俊明、柳傑、沈潔、夏経緯、胡国偉 | 姉妹都市である上海・大阪を結んだ日中合作ドラマ。敗戦の混乱時、旧満州から引き揚げる途中、離ればなれになってしまった姉弟。姉は日本に帰り、弟は中国人として育てられた。そして40年後、二人は再会することに。 | |||
日中合作ドラマスペシャル ▼4/2 |
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1987 | ああ離婚 | YTV | 森崎 東 | 森崎 東 | 近藤 昭二 | 泉 ピン子、乙羽 信子、秋野 太作、結城美栄子 | 姑とうまくいかず家を飛び出した女性が、友人の紹介を受けて「離婚代理業」をはじめる。 | ||
木曜ゴールデンドラマ ▼6/18 |
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1988 |
喜劇・ああ未亡人 | YTV | 森崎 東 | 中島 信昭、 森崎 東 |
大原 麗子、深水 三章、柄本 明、乙羽 信子、村上 雅俊、殿山 泰司、林 美穂、真木 洋子、河原 さぶ、結城美栄子、黒田 将人 | 自分が死んだら女房をお前にやると親友に宣言した男が急死。未亡人と親友一家のその後の騒動を描くコメディ。 | |||
木曜ゴールデンドラマ ▼4/14 |
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1988 | 帰郷 | YTV | 森崎 東 | 佐藤 敦、 吉田 雅彦 |
山田 信夫 | 市原 悦子、南 果歩、花沢 徳衛、南田 洋子、北林 谷栄、草薙幸二郎、松下 晋司、遠藤 征慈、有田 麻里、立石 凉子、三谷 昇 | 民間放送連盟賞最優秀作品賞受賞作品。「中国残留孤児の王慶英が佐藤茂の娘であることが判明し、慶英は娘を連れ来日。生活習慣が異なり戸惑いながらも、親子は総菜屋を営む佐藤茂の娘、孫として暮らしはじめる。だがある日、彼女は佐藤茂の娘ではなく、佐藤保子の娘であることが明らかになる。そのため、慶英親子は、成城学園にある佐藤保子の豪勢な邸宅へと転居することになるが…【ホームドラマチャンネル広報資料より引用】」 | ||
木曜ゴールデンドラマ ▼6/30 |
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1988 | 四十年目の恋 ■ ▼9/22 |
日本TV | 松尾昭典 | 森崎 東 | 森繁久弥、杉村春子、西川さくら、伊東四朗、石川秀美 | 人生の裏街道を歩き続けた老詐欺師と、高級老人ホームに住む未亡人との恋をユーモラスに描く。 | |||
1988 | 南十字星に賭けた女 | NTV | 松尾 昭典 | 小林 政広 | (原案・森崎 東) | 古手川祐子、渡瀬 恒彦、長門 裕之、森繁 久彌、今福 将雄、室田日出男、村井 国夫、小松 方正、島村 佳江、塩沢 とき | 世界の名画を買いあさる放送当時の「金余りの国ニッポン」の世相を浮き彫りにしながら、大人の恋の行方をコミカルに描く。 | ||
秋のドラマスペシャル | |||||||||
1989 | 妻の疑惑 ■
木曜ゴールデンドラマ ▼6/15 |
YTV | 森崎 東 | 新藤 兼人 | 大谷直子、矢崎滋、角野卓造、有川博、歌沢寅右衛門 | ||||
1990 | 恵子!ゴールが見えるよ…(恵子!ゴールが見えるよ!) | TX | 森崎 東 | 山田 正弘 | 荻野目慶子、天宮 良、香山 美子、宍戸 錠、村上 遥 | 突然、失明したヒロインがホノルル・マラソンに挑戦。 | |||
ドラマスペシャル ▼1/18 |
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1990 | ネコババの女 (改題して「私は嘘をつかない」) |
NTV | (監督・森崎 東) | 森崎 東 | 中原 理恵、平田 満、乙羽 信子、緑 魔子、菅 貫太郎 | 大阪府堺市で発生した実在事件をドラマ化したもの。実際の被害者からクレームがつき、放映中止となった。【文・タク】。 | 未放映 | ||
水曜グランドロマン (▼1989/3/15予定) |
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1990 | 金のなる木に花は咲く | YTV | 森崎 東 | 安倍 徹郎 | 市原 悦子、大地 康雄、野村 昭子、すま けい、石井めぐみ | 下町で駐車場を経営するひとり暮らしのおばあさんに、悪徳不動産や金の亡者が群がってくる。 | |||
木曜ゴールデンドラマ ▼6/14 |
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1990 | (男の事情シリーズ(1))弟よ! | NTV | (監督・森崎 東) (助監督・元波 正平) |
小坂 一雄、 伊藤 祥二 |
森崎 東 | つかこうへい 「弟よ!」 | 風間 杜夫、金山 一彦、藤岡 琢也、西岡 徳馬、平栗あつみ、姿 晴香、冨士眞奈美(冨士真奈美、富士真奈美)、鈴木 聖子、春田 純一、石丸謙二郎、すま けい、芝 城弘、松熊 信義、阿部 朋子、大方斐紗子、谷津 勲、花原 照子、大島 搖子、類家 拓也(子役)、西村 陽一、幸 亜矢子、梶原 阿貴、芝崎 薫、田上 恵一、清松 信年、守屋 裕司、川本 俊一 | 作家志望の兄は、自分に代わり医大へ裏口入学した弟に引け目を感じながら5年ぶりに帰郷した。撮影協力・CHRYSLER JAPAN SALES、東京児童劇団。ロケ協力・浜名湖養魚漁業協同組合、細江町気賀・金子養鰻場。 | (テーマ曲・今井 美樹「瞳がほほえむから」(作詞・岩里 祐穂、作曲・上田 知華、編曲・佐藤 準)) |
水曜グランドロマン ▼7/4 |
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1990 | 離婚・恐婚・連婚 ■
水曜グランドロマン ▼10/31 |
NTV | 森崎 東 | 高橋洋 | 色川武大「離婚」「恐婚」 | 岸本加世子、唐十郎、吉行和子、上杉祥三 | |||
1991 | 世にも奇妙な物語(2)死神 | CX | 塚田 哲也、 (助監督・宇田川尚良) |
小田切成明、 浦 久美 |
森崎 東 | そのまんま東、森山 祐子、二見 忠男、渡辺 猛、泉 よし子、(ストーリーテラー・タモリ) | 「世にも奇妙な物語」第2シリーズ(1991/01/10〜12/19)の中の1作品。ロケ協力・パルテノン多摩、キャンドルショップウエハラ。 | ||
1991 | 金のなる木に花は咲くII ■
木曜ゴールデンドラマ ▼5/23 |
YTV | 森崎 東 | 安倍徹郎 | 市原悦子、大地康雄、山口いづみ、団時郎 | ||||
1992 | 迎春スペシャル 春が来るまでに | CX | 小田切成明 | 森崎 東 | 八千草 薫、古村 比呂、朝丘 雪路、中条 静夫、鶴見 辰吾、宮川一朗太、中条 静夫、室田日出男 | 動物病院を営む汀はある日、近所でホームレスを偶然目撃する。彼は26年間離れていた夫の仁志だった。娘である渚の見合いの支障になるからと、今まで出すことのできなかった夫の失踪宣告を提出する決意をした時、仁志が突然倒れた。彼は不治の病にかかっており…。 | |||
金曜ドラマシアター | |||||||||
1992 | 誤算 殺人容疑の夫を救う妻の愛に潜む危険な欲望と落とし穴 | NTV | 森崎 東 | 矢代 彩子 | ジェームズ・アンダーソン「証拠が問題」 | 小川 知子、清水 紘治、柴 俊夫、羽田 圭子、北見 敏之、斎藤 晴彦、鶴田 忍 | 警視庁刑事・聡の妹・真利が殺され、容疑者として有沢が連行された。有沢は別れ話をするために真利の元へ出向くと既に死亡していた、と供述。事件を洗い直すために、第一目撃者の家政婦を訪ねた聡だが、そこで有沢の妻に会い…。【ホームドラマチャンネル広報資料より引用】。 | ||
火曜サスペンス劇場 ▼8/18 |
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1992 | 朝比奈周平ミステリー(4)木曽路殺人事件(木曽道殺人事件) | NTV | 森崎 東 | 岡本 克己 | 水谷 豊、乙羽 信子、中山 忍、石立 鉄男、石橋 蓮司、森本 レオ、土田 早苗 | 父親の事故死の断定に納得できない娘。手帳に残る不思議な言葉に隠された死の真相を追う。 | |||
火曜サスペンス劇場 ▼10/20 |
DATA Copyright Furusaki Yasunari 1997-2000
★森崎東脚本・演出の『今日夢人間』がデータベースに洩れています(池田博明)。
『にっぽんの喜劇映画2 森崎東篇』(映画書房)より
わが家は、森崎田舎流 新藤兼人 島津保次郎監督は、おれは職人だ、といい放ち、職人だから職人らしい仕事をする、と多くの名作を作った。 『嵐の中の処女』『隣の八重ちゃん』などをオリジナルシナリオで演出し『お琴と佐助』『浅草の灯』なビの華麗なメロドラマを手軽に作った。 ひと晩で一本シナリオを書いたという。それは出来るはずで、セリフだけのシナリオである。あとは助監督の吉村公三郎に、ト書はよろしく書いておけ、と渡した。みながみなそうでもあるまいが、『嵐の中の処女』はそうだったと吉村監督は述懐する。 シナリオライターに書いてもらうシナリオは、ラブシーンなどの描写は、そこのところよろしく、と書いてくれといったそうだ。いろいろ描写を詳述されては演出がやりにくくてかなわん、というわけ。 なるほど、職人を自負する名工にしていえる言葉だ、そこのところよろしく、とは気に入った。監督としてはこういいたいものだ、シナリオライターとしては島津保次郎を尊敬したくなる。 シナリオのセリフやト書きについて、重箱の隅をほじくるような注文をつける監督に、ろくな監督はいない。シナリオは、はいらないものをムリヤリちじめてツボにおしこめたものなのだから、もともと不自然なものである。やむなくのぞいたシッポをいじくりまわしていたらおしこめたものがとびだしちゃう。いいシナリオには欠点はつきものである。 森崎東監督と出会ったのは『帝銀事件』の三時間ドラマである。打ち合わせもろくにしないで勝手に書いてあまり文句もいわれないでパスしたから,島津保次郎の故知でいくなら、これはよき監督だわい、と思っていたら予想たがわず、よき映像があがった。喜劇に独得の味があると聞いていたが、社会派もなかなかのものであると感じ入った。 とくに、ううんと唸ったのは、その処理力である。大船にはもともと中抜き早撮りの伝統があって、大船育ちの人たちは、この貴重な伝統技術を身につけて武器としているのだが、森崎監督の手腕は見事なものであった。この伝統技術は武器であると同時に罠でもあって、単なる早撮り技術だけをふるえば紙芝居となり、この技術を身につけたために身の破滅となったものも少なくない。 早く撮りながら、なにやら歯ごたえのあるのは、この監督が大船で特別な生き方をしたからであろう。そういえば、この監督は大船からはみ出した人なのである。私は、私が大船からはみだしたせいか、大船からはみだした人はたれかれかまわずシンルイのような気がしてくるのだ。 『帝銀事件』で腕前を見たので、私たちの近代映協で一本テレビドラマを撮ってもらえないかと頼んだところ、よろしい、というお言葉で、うれしくなった。『「妻は何を失ったか』という二時間ドラマである。 実はそのまえに、因縁があった。松竹が、森崎東でやるものを一本書いてくれといってきたので、よろこんでオーケーした。材料がよかった。イエスの方舟である。この材料は以前から興味をもっていた。インチキか聖者かと問われている興味ある人物だ。娘たちが親を足蹴にして方舟親方のところへ駆けこむ、子どもに逃げられた親どもは団結してとり戻そうとする、方舟親方はテントの中にチンザましまして聖書を読んでござる、それはもっとも現代的なテーマをかかえこんでいるとみた。 方舟親方に新聞社のあっせんて会いに行った。森崎監督はたくらみのひとだから、私と方舟親方に問答さして何やらつかもうとするコンタシらしい。私もそのくらいのことはわかるから方舟親方とわけのわからんことを二時間ばかり喋って握手をして別れた。森崎監督ははたして何をつかみきや。 帰りに喫茶店に立ち寄ってコーヒーを注文したところ、突然彼はしかめっ面をして小声でぶつぶついった。それは小声だが衝撃的内容であったからよく聞きとれた。 「ずっとまえ、あなたたちの事務所が東銀二丁目辺のきたないビルの三階にあったでしょう」 そうだ、一日じゆう陽のあたらない狭い暗ぃ部屋に、私たちは十年あまり身をかがめるようにしてうずくまっていた。 「あの事務所へね、私は、あなたにンナリオを読んでもらおうと思って、シナリオをもって行ったことがあるんですよ」 私はガクゼンとした。冬だというのにどっと汗がふきだした。このひとは人が悪い、いままでオクビにもそれを出さない。 「それで、ぼく、なんといいました」 おそるおそる、私は問うたのである。 「テーマがはっきりしない、書きなおせ、といわれま した」 「ほかに」 「それだけです」 私は、ほっとし、また汗がどっとふきだした。こんどは恐怖ではなく安堵の汗である。 私は、他人のシナリオには、要心ぶかく意見をいうこピにしているのだが、それでもついいらぬことを口ばしっていないとはかぎらない。ンナリオライターというものは案外正直な人種で、それはソコがあさいということになるかも知れないけれど、ついロがすべつて本音をはいてしまうのずある。 テーマがはっきりしない、とは、当たらずさわらずでよき回答である。ほっと安心したとたん、はっと怯えてコーヒーをかきまぜた。森崎クン、私へのいたわりで、ほどよくそのへんを脚色しているのではあるまいか。ああ、ゆめゆめ他人のシナリオなんか読むものではないわい、と前をうかがえば、森崎監督、泰然自若と微笑をうかべてござる、以来、森崎監督に私は一目おくことになる。 山崎哲主宰のテント劇場で、『イエスの方舟』をやっているということで、森崎監督と見に出かけた。山崎哲の方舟、まことに見事、しかも抱腹絶倒おかしくておかしくて、二時間ばかりアゴのかけ金もはずるるばかり。大いに感激し、こりゃわれわれの方舟もおもろうなりそうだわい、と話し合ったものだ。 ところが、この方舟は突然中止となった、方舟のほうから、わが輩をモセルにしてやるなら、出来たところで上映禁止の行動をとるかもしれないからさよう心得よ、という内容証明郵便が松竹本社あてにきた。これで松竹は考え込み、好んで火の中の栗をひろう必要はないと中止となった。残念無念、口惜しがったが、お上のお考えだから仕方がない。 「残念ですな」と私がいうと「まったく残念ですな」と、監督はアゴのヒゲをなでた。彼のヒゲは自毛が半分まじっていて、わりあい感じのいいヒゲてある。ヒゲを人はなぜたくわえるのてあろうか、これは私の解決のつかない疑問である。しかしヒゲをたくわえる人は、人はなぜツルツルとしたアゴをしたがるのだろう、と思うにちがいない。そうだ、これは流儀のしるしなのである。 流儀を行うものには流儀のシンボルがいるのだ、森崎流、そのヒミツはヒゲが知っている。 『妻は何を失ったか』は、ラストシーンだけを話し合った。つづいてまた『妻は何を見たか』をやってもらった。大船育ちの相通じるものがある。つまりどこかできょうだいである。とくに庶民階級の家庭を扱えば、無言のうちにあうんの呼吸がある。 しかし、森崎流は、大船調ではない、大船調が身上とした、ほどの良さというものはミジンもない。がいしてドロくさい。それはヒゲのせいかもしれない。大船調にはまた都会性というものもある、それも森崎流にはない、ぎくしゃくと田舎くさい。 彼はよく「こう思うんだが、どうですかね」という。こうこうだとはっきり主張しない。必ず他人の主張をきく方法だ。それなら、あくまで他人の意見を尊重するのかというと、そうでもない。「そうですか、そうでしょうね」というだけて、自分の考えどおりに結末をつける。おどろくことはない、よい監督のしるしである。よい監督というものは煮ても焼いても食えない。 だが、彼にも多少のケッ点はある。毒を食わない、毒を敏感にかぎわける、毒を食づては死ぬからだ。しかし作家は毒を食わねばならない、毒をくらって地獄から生きかえるのてある。 (映画監督) 野原藍編『にっぽんの喜劇えいが 森崎東篇』(映画書房,1984, p.145-148) |