石泉社:少年少女科学小説選集 その1


石泉社(銀河書房):少年少女科学小説選集 昭和30年から32年まで21巻及び、トム・スイフトの冒険3巻計24冊 発行されました。
装幀は勝呂忠・中根良夫。このシリーズは日本で最初の少年向け海外SF選集として有名です。
残念ながら途中でシリーズ打ち切りとなりましたが、本編は29巻までハインラインやヴァンスなんかも予定されていた。
クラーク、アンダースン、デル・レイ、ウォルハイム、ナース等有名な作家がそろっていますが、 一番有名なのはクラークの「宇宙島へ行く」ですね。
表紙絵がなんともいい雰囲気を醸し出しています。横田順彌氏もこのシリーズはお気に入りで、特に小学5年生の時に 「第2の太陽へ」の表紙を見てあまりのすばらしさに涙したそうです。
銀河書房
少年少女科学小説選集・背表紙一覧


第2の太陽へ:土星の環の秘密
このシリーズのカバーはすべて裏表一続きになっています


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