ポートランド日記 |
10月1日(月)──62日目 先週の金曜日PCCに行ったときは、9時54分のバスに乗ったら、乗り換えがうまくいって、10時半前に着いてしまった。これなら、バスを一本遅らせても大丈夫だろうと考えて、10時8分のバスで行くことにする。 しかし、バスは待てど暮らせどこない。10時20分くらいになった頃、I先生が車で通りかかって、丘の下まで乗せていってくれた。 しかし、乗り換えのバス停で待つがバスはなかなか来ない。結局、10時48分PCC着のバスには乗り遅れて、11時8分着になってしまった。バスは少し早く着いたので、11時5分すぐには教室に駆け込んだが、遅刻してしまった。 (翌々日くらい、寮の近くで、バスが故障して、お客さんを降ろして、運転手が電話をかけているのを見た。この日来なかったバスも途中でそうなったのかもしれない) 教室にはいると、先生は教室の後ろの座席に座っていて、みんなは静かにメモを取っている。前回と同じ、五分間でまとめて、一分間のスピーチをするという「prompt speech」がすでに始まっていたのだ。 今日のトピックは、(1)自分の好きな季節、(2)自分が結婚する相手に望む性格、のどちらか。後者は、考え出すとややこしいと思い、好きな季節にするが、考えがまとまらないうちにスピーチが始まり、僕は二番目に指名された。 しどろもどろで、高校時代水泳部だったこと、海の近くに生まれ育ったことなどをあげたが、何とも格好の悪いスピーチだった。みんなの反応を見るが、本当に僕の話している英語が伝わっているのか心配になる。日本は湿気があって暑い(wet and hot)だけど、プールの中は(wet but cool)とか言ったら、少しはウケたかもしれないなと、あとから考えたりした。 金曜日に提出したテープも、コメントを書いたペーパーとともに返された。冒頭に、「Very Understandable」とあって、それぞれの項目もおおむね、「Good」だったけど、本当にそうなんだろうか。 個別には、languageの[gw]の発音(ランゲージが染み付いているので、なかなかラングウェイジとは言えない)、himselfのアクセントが後ろに来ること(ついhimのほうにアクセントを置いてしまう)など、そういえばそうだなというところを指摘してもらい参考になった。何しろ英語の勉強をするのは、高校卒業後の浪人時代以来、二十数年ぶりだから、いろんな発見がある。 水曜日には、五分間のスピーチのアウトラインを提出しないといけない、informaiton speech、自分の興味のあることをというテーマだけれど、何を話したらいいだろうか。 昼食は、OHSUのカフェテリア。今日のスペシャルは、ニューヨークステーキだった。前回ほどの感動はなかったが、おいしかった。日本なら、狂牛病騒動で牛肉はまず食べられないが、こちらは大丈夫。 今日は一日、日向にいると汗をかくくらい。少し暑かった。 |
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