英語サイトニュース                    はじめてみようインターネット英語サイト

◆ネットオークション大手イーベイに特許侵害?──2003.6.13

 『はじめてみようインターネット英語サイト』では、“日本語のサイトでは手に入らない情報や商品が入手できる英語サイト”という観点でインターネットを解説したが、初心者には難しいだろうということで紹介しなかったが、「ネットオークション(競売)」も英語サイトならではものがある。
 日本語サイトなら、「ヤフーオークション」が最大で、取りあえずおすすめだ。ここで少し慣れたら、英語サイトに挑戦してみるといいが、英語のネットオークションの最大手「eBay(イーベイ)」について、ちょっと気がかりなニュースを耳にした。NHKのBSで流れているCNNで偶然聴いたので、詳しく知りたいと思い、検索サイトのGoogle(グーグル:http://www.google.com/)で検索してみた。
 要するに、「eBay」のネットオークションのシステムが、他社の特許に抵触するというもの。といっても、すでに裁判で負けたわけではなくて、相手に提訴され、「eBay」は裁判所に却下を要求していたが、退けられ、来年から本審理が始まるというもの。
 詳しくは、下のページを
http://japan.cnet.com/news/ebiz/story/0,2000047658,20053843,00.htm
http://www.zdnet.co.jp/news/0210/29/nebt_11.html

 最近はご無沙汰しているが、「eBay」は以前はよく利用していた。僕は、ビージーズやニコレット・ラーソンのサイトを開いているが、なかなか手に入らない海外盤のLPレコードやシングルレコードなど、海外の中古レコード会社やファンなどから、けっこう安い価格で手に入れた。アーサー・ランサム、ヒュー・ロフティング、アーシュラ・K・ル=グィン、スターリング・ノースなどの好きな作家の絶版品切れの洋書も手に入れている。
 「eBay」は質・量ともに豊富で使いやすいサイトだったから、もし敗訴するようなことになって、経営が揺らいだり、利用料金の値上げ、サイトの閉鎖、なんてことになると残念だ。インターネット業界は競争が厳しいから、この機会に、他のネットオークションサイトの攻勢も激しくなるだろう。

◆Babylon.comが再始動──2003.6.24

 『はじめてみようインターネット英語サイト』の219ページで、ポップアップ辞書(単語のところにポインタを持っていくと、訳語が表示される辞書)が使えるとして、Babylon.com(http://www.Babylon.com/)を紹介した。Babylon.comの翻訳ソフトは、1998年に日本語版を発表。無料でも使いやすく役に立つオンライン辞書ということで、99年には電子ネットワーク競技会のオンラインソフトウェア大賞の特別賞も受賞している。以前は無料で利用できて便利だったのだが、その後サービス形態が変わったらしく、あまり更新されず、どうなるのかなと思っていた。
 先日、インターネットでこのBabylon.comに関する情報を見つけた。Babylon社は、イスラエルのメーカーだが、2001年からビジネスモデルの転換を行なってサービスを有料化。このほど日本の機械商社のアルテックと提携し、日本向けの本格的な展開を始める。手はじめとして、個人向け製品「Babylon Pro 4.0」を販売。14カ国語対応の辞書機能に加え、IT・法律・時事・経済など1600種以上の用語集を追加。オンライン上の多彩な情報リソースもワンクリックで利用できる。
 価格は1年間3400円、6900円払えば期限なしに使うことができる。30日間の無料試用も可能だ。これまでは、サイトからダウンロードして使うことはできたが、購入やサポートはどうなるかわからない状態だった。日本に正式の代理店ができて、サポートも受けやすくなるだろう。

※詳しくは、下のページをご覧ください。
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0528/baby.htm


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