Suzuki Media / Horai Tsushin
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No.14 -2002.2.28


 前回はポートランドからでしたが、12月20日、無事(?)日本に戻ってきました。ばたばたしているうちに、また以前通りの生活にもどりつつあります。
 ポートランド事情については(なんだそれはという人も含めて)、ポートランド日記をご覧ください。けっこう面白いですよ。
http://www.asahi-net.or.jp/~hh5y-szk/portland.htm

 今回は諸般の事情により、短いですけど、明日も発行しますので、ご容赦ください。

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 2001年の後半をアメリカで過ごして年末に日本に帰ってきたら、インターネットに関する状況が全く変わっていた。「そんなあ〜」と思うかもしれないが、これは正直な感想だ。特に地方都市ではこれが大きい。インターネットというのは、本当に半年でずいぶん変わってしまう。
 まだしばらくかかると思っていたADSLが、僕の住んでいる福島県福島市でも使えるようになっていた。いつでも何でも手に入る東京の人には、この焦燥感はなかなかわからないだろうが、流行ものは地方まで降りてくるのに時間のかかるものが多い。ADSLを流行ものとは思わないが、実はまだまだ手に届かないものとあきらめていた。
 それが、使えるというのだから、すぐ契約した。それまで、「フレッツ・ISDN」を使って常時接続していたので、デジタル回線からアナログ回線に変えるのに工事費がかかった(電話局内のことなので、どこでどの程度の工事をしているかは不明だが)。向こうの都合らしいが、電話番号も変わった。

 さて、さまざまな出費とさまざまな障害はあったが、細かい話は抜きにして、ADSLは無事開通した。変な話だが、こんなに一生懸命ADSLを引いたんだけど、ADSLってそんないいものだったんだろうか。実は、周りの雰囲気に乗せられて、そこまで考えてなかった。
 それまでの「フレッツ・ISDN」でも常時接続だったが、ADSLでは、10数倍の早さになる。メールの送受信で、大きな添付ファイルのやりとりをするときには、確かにその効果が感じられた。ホームページのデータを転送するときにも、やはり速い。 ただし、ホームページの表示は特に早くなるわけではない。ページによっては早いのだが、遅いページもある。いくら、こちらの回線が速くても、向こうのサーバーが遅ければ、表示自体は速くならないのだろう。
 まあ、速さというのは、そんなもので、恐ろしいことに、いくら早くてもすぐに慣れてしまう。

 多くの人が言っていることだが、ADSLのよさは、高速で常時接続ということだ。この2つがあってこそ、インターネットのよさを十二分に生かすことができる。ISDNも常時接続ではあったけれど(フレッツ・ISDNの場合)、高速ではなかった。
 ここにどれだけの差があるのが、さまざまなソフトやサービスで試してみたので、次回にそれについて報告したいと思う。
(ということで、中途半端ですみません。明日には続編をお送りします。ご期待ください)

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