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#因幡(いなば)の白兎(しろうさぎ)


#大黒様(だいこくさま)と因幡の白兎・童謡唱歌

 
大黒さま
大きなふくろを かたにかけ
大黒さまが 来かかると
ここにいなばの 白うさぎ
皮をむかれて あかはだか

大黒さまは あわれがり
「きれいな水に 身を洗い
がまのほわたに くるまれ」と
よくよくおしえて やりました

大黒さまの いうとおり
きれいな水に 身を洗い
がまのほわたに くるまれば
うさぎはもとの 白うさぎ

大黒さまは たれだろう
おおくにぬしの みこととて
国をひらきて 世の人を
たすけなされた 神さまよ

歌詞は、古事記の神話を現代語訳して
まとめられており、分かり良い
童謡唱歌として人気が高い。
作詞・石原和三郎(いしはらわさぶろう)
群馬県生まれ、1865年〜1922年。
作曲・田村虎蔵(たむらとらぞう)
鳥取県生まれ、1873年〜1943年。
明治38年(1905年)文部省唱歌・「大黒さま」

《古事記と白兎》日本神話では、「稲羽(いなば)の白兎」として登場する。 鰐(わに)(鮫)に皮をはがれた白ウサギを,大国主神(大黒様)が救ってやった。喜んだ白兎は大黒様の結婚を予言した。ウサギの予言通り,大黒様は兄弟の八十神(やそがみ)たちをさしおいて八上比売(やがみひめ)と結婚した。

古事記とは
710年に都が藤原京(奈良県橿原市)から奈良の平城京に移された。その2年後の712 年、太安万侶(おおのやすまろ)によって『古事記』がまとめられました。これは、7世紀後半の天武朝に天皇の命を受けて、奈良時代の官人、稗田阿礼(ひえだのあれ)が習誦(しゅうしゅう)した神話や歴史を太安万侶が編さんしたもの。日本の歴史を叙述したものとしては最古とされる。
歴史の始まりは神代とされて、高天原(たかまがはら)から始まり、天皇史で終わると言う流れの特徴がある。



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