映画のリスト−トップ200 No.5

トップ200のうち、141位から200位の紹介です。


映画のリスト−トップ200
(141位〜160位)
順位
タイトル
コメント
141 シャイニング
(1980)
ジャック・ニコルソンの顔が怖い。真冬の隔絶されたホテルで起こるたいへん怖い話です。キューブリックの映像がこれまた素晴らしい。
142 大脱走
(1963)
ドイツ軍の収容所からアメリカ兵が逃げ出す物語です。昔好きだったテレビシリーズのナポレオン・ソロに出ていたデビッド・マッカラムが出ています。確か彼は最後、逃げることができず残念な思いでした。
そう言えば、ナポレオン・ソロの続編もあって、主人公はエイプリル・ダンサーという女の子で、これまたファンでした。
143 砂丘
(1970)
30年くらい前に見ました。ピンクフロイドの音楽が全編流れます。物語は全く覚えていませんが、最後に舞台となった建物が爆破されるか炎上して、車で砂丘を走っているときに、Keith RichardsのYou got the silverが流れます。たいへん印象的でした。
144 ガラスの墓標
(1969)
これも30年くらい前に見たものです。子供にとっては刺激の強い映画だったような気がします。主人公が最後に弟分のような人に頭を打ち抜かれて死んでしまう、という衝撃的なラストでした。主人公は絶対死なないものだと思っていました。
145 モア
(1969)
これもピンクフロイドの音楽がたくさん使われています。30年くらい前に見たものですが、5年か10年くらい前にビデオ屋で見つけて借りてみましたが、やはり古い映画でした。若者をむしばむ麻薬の映画、といった感じでした。
146 勝手にしやがれ
(1960)
ゴダールの傑作です。フランス映画です。非常に好きな映画ですが、説明するとなると困ってしまいます。ともかく一大傑作です。
147 テス
(1979)
「テス」というのは世界の小説のベスト5か10くらいにはいるトーマス・ハーディの小説らしく一度読みたいと思っていて、映画を見つけたので、これで済ませました。ナスターシャ・キンスキーです。長い割りにはそれほどどうと言うこともありませんでした。
148 未知との遭遇
(1977)
妻が大ファンのキース・リチャードが好きな映画だそうです。訪れた街の映画館でやっていると必ず見に行くという話を聞いたことがあります。
私も2度ほど見ましたが、なんだかすごそうですが、よくわからない映画です。あの音は印象的です。
149 惑星ソラリス
(1972)
不思議な映画です。物語も理不尽です。なんと言っても主人公の宇宙飛行士が無精ひげのあまり知的でない顔しているところからして、映画には、はいっていけませんでした。タルコフスキー作品。とは言うものの、こういう不思議な物語は一度見てみるべきでしょう。
150 インナースペース
(1987)
メグライアンです。よく覚えていませんが、楽しいコメディだったような気がします。ラストで「続く」と出てきたので、続編を待っていたのですが・・・
151 大統領の陰謀
(1976)
ウォーターゲート事件の映画化です。主人公の二人のジャーナリストをロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンがやっています。力作です。
152 眺めのいい部屋
(1986)
イギリスの味のある映画だったような気がします。ストーリーは全く覚えていませんが、良い映画だったような気がします。
153 ジャッカルの日
(1973)
緊張感溢れる映画でした。銃の照準装置を調整するシーンや、最後にフランス大統領を狙撃するシーンなど静かな緊張感にあふれています。
154 真夜中のカーボーイ
(1969)
ニュー・シネマ三部作の一つです。ジョン・ボイトとダスティン・ホフマンです。当時なかったタイプの映画で話題作だったと思います。内容はちょっと暗いかもしれません。
155 クレイマー・クレイマー
(1979)
これまたダスティン・ホフマンです。家出した妻の役をメリル・ストリープがやっています。妻がいなくなったので、苦労して子供を育てるけれど、妻が金銭的余裕が出てきたら、裁判で子供は妻の所に行ってしまう、と言うようなストーリーです。
156 アラビアのロレンス
(1962)
名作です。型破りなイギリスの将校が、アラビアで活躍するという、壮大な物語です。ピーター・オトゥール主演、監督はデビッド・リーンです。
157 ラストタンゴ・イン・パリ
(1972)
当時過激な性描写で話題になりました。監督はベルトリッチです。マーロン・ブラントが変な中年を熱演しています。ゴッドファーザーと同一人物とは思えませんでした。印象に残っているのは、マーロン・ブラントがぶよぶよのお尻を出して、お尻ペンペンするシーンで、これが正しいお尻ペンペンであろう、と思いました。
158 愛と宿命の泉
(1986)
これもまた大作です。マルチェロ・マストロヤンニ主演。3時間くらいの映画です。最後にどんでん返しがあります。
159 コンタクト
(1997)
過激な保守天文学者のカール・セーガン原作です。こんなもの見るか、と思っていましたが、たまたまビデオ屋で借りるのがなく、主演のジョディ・フォスターは好きだったので借りてしまいました。
宇宙から信号が来て、宇宙船と発射装置の設計図を送ってきます。回転する巨大な地球ゴマのてっぺんから小さな宇宙船が落ちていきます。映画の登場人物も、見ている人もコマの中心に来たときに空間を越え目的の星に飛んでいくものだと思っています。が、その宇宙船はそのままポチャンと海の中に落ちてしまいます。ところが・・・
と、最後の30分はおもしろいでした。
160 ボルサリーノ
(1970)
ジャン・ポール・ベルモンドとアラン・ドロン共演のギャング映画。初めの二人が殴り合うシーンしか覚えていません。テーマ音楽が素晴らしい。

(161位〜180位)
順位
タイトル
コメント
161 殺したい女
(1986)
ベット・ミドラーとダニエル・デビートのはちゃめちゃコメディーです。二人とも最高に笑わせます。また、主題歌をミック・ジャガーが歌っています。
162 ローズ
(1979)
夭折の天才シンガー、ジャニス・ジョプリンをモデルにしたものです。曲は、ジャニスの得意なブルース系ではなく、ソウル系の曲をやっています。ベット・ミドラーもまた天才的に歌がうまいのですが、ここでも最高です。「男が女を愛するとき」の熱唱は人間業ではありません。また、クレジットの時に流れる「ローズ」は涙なくして聴くことはできません。
163 フォーザボーイズ
(1991)
何故かベット・ミドラーが3つ続いてしまいました。彼女が是非やりたいと力を入れた作品のようですが、映画自体はたいしたことはありません。が、歳とってからベトナムに行って、兵士たちの前で歌を歌うのですが、彼らは朝鮮戦争の時のように素直ではなく、やたらとヤジが飛びます。ドスのきいた声で一喝して、静かに「私の人生の中で、覚えている場所がある・・・」と歌い出します。この曲を聴くだけでこの映画の価値はあるかもしれません。
164 リップスティック
(1976)
当時話題になりました。ヘミングウェイの孫が姉妹で出ています。どちらも美人です。最後に姉が犯人を射殺するのですが、思わず拍手してしまいました。
165 ミクロの決死圏
(1966)
小学校か中学の頃親と一緒に行きました。ある重要人物の脳の中の血液の固まりみたいなものを治療するために、数人が潜水艇のようなものに乗り込み縮小されて、白血球などと戦いながら最後に治療するというものです。インナースペースの原型のようなものです。感動しました。ラクエル・ウェルチがでています。
166 スター誕生
(1976)
バーブラ・ストライザンドが落ちぶれたロックスターと仲良くなって、結局バーブラの方がスターになってしまうというよくある話です。
167 ロマンシングストーン
(1984)
これは、おもしろいでした。キャサリン・ターナーとマイケル・ダグラスです。ダニエル・デビートも出ています。ただの田舎作家という感じのキャサリンがどんどんたくましく、きれいになっていくところがおもしろい。キャサリンは、足がきれいらしくあちこちでそれとなく披露しています。
168 海底二万里
(1954)
小学校か中学で見ました。少年サンデーで連載していた「サブマリン707」のファンだったので、特殊な形のノーチラス号に胸ときめかしながら見ました。子供のうちに一度は見るべき映画でしょう。ジュール・ベルヌの原作も良い。
169 スティング
(1973)
ロバート・レッドフォードとポール・ニューマン。お洒落な映画です。どんでん返しの妙ですね。テーマ曲もなかなか良いでした。
170 グレムリン
(1984)
愛らしいギズモから醜いグレムリンが生まれて、群になって街を襲う、といった映画です。途中でおじさんが日本車のせいでアメリカが云々というのは、この映画のテーマでしょうか?それとも単なる愚痴?
171 月の輝く夜に
(1987)
シェール主演のロマンティックな映画です。シェールはいつ見ても魅力的です。もともとは歌手です。低い声がまた違った魅力がありますね。
172 キャデラックマン
(1990)
ロビン・ウィリアムスとティム・ロビンスのコメディーです。浮気されていると思いこんだティム・ロビンスがカー・ディーラーで人質を取って立てこもります。二人の掛け合いが最高で、笑いっぱなしです。
173 ジョーズ
(1975)
これでもかこれでもかと押し寄せる怖さがたまりません。この手の映画の名作です。原作はおもしろくありませんでした。鮫が迫ってきて、登場人物が恐怖を感じているに、アドレナリンがどう、といわれても怖くありません。
174 猿の惑星
(1968)
これも名作です。チャールトン・ヘストン主演。(最近新聞で見ました。アル中だったかな?)猿の世界から逃げ出して、最後に自由の女神を見つけるところが衝撃的です。原作も読みましたが、こちらは無事地球まで帰ってきます。光の速度に近いスピードで往復したため地球では長い年月が経っています。地球はすでに荒れ果てていて、最後のシーンは、猿がトラックを運転しているところを見かけるか、運転席のドアミラーに映った猿を見る、という感じで、こちらも静かな衝撃がありました。
確か続・猿の惑星と新・猿の惑星という続編が作られましたが、どちらもテンションが高かったような気がします。
175 ジーザスクライストスーパースター
(1973)
スーパースターという発想とロック・ミュージカルというのが良かったのでしょう。今となっては、マタイ伝の方が良いかもしれません。
176 シテール島への船出
(1984)
ギリシャのアンゲロプス(?)監督の作品です。彼の作品は基本的に長いのですが、これも物語がゆーーーーーっくりと進みます。内容も明るい話ではありませんが、画面を見ながらこういう雰囲気にひたるというのも良いものです。
177 ジョン&ヨーコ あまりよく覚えていませんが、いろいろな苦労や悲しみを乗り越えてジョンとヨーコが愛を育む、というような映画でした。妻は気に入っているようです。
178 ダイハード
(1988)
最近流行のタイプの作品ですね。なんと表現して良いかわかりませんが、こういう映画もまた、良いですね。撮影が終わるとブルース・ウィリスは体中傷だらけになっているそうです。
179 卒業
(1967)
ベンジャミンは教会へ乗り込んで、結婚式を挙げようとしているエレインをさらう。教会のドアを閉め、十字架でかんぬきにして、二人してグレイ・ハウンドで旅立つ。個人的に「イージー・ライダー」、「真夜中のカウボーイ」と並んでニューシネマ三部作だと思います。ダスティン・ホフマン&キャサリン・ロス主演、マイク・ニコルズ監督。
180 ネバーエンディングストーリー
(1984)
エンデは「鏡の中の鏡」という短編を読んだことがあって(名作です)、期待して見ました。高度な寓話なのでしょう。これも子供の時に一度見ておくべき映画ですね。大きくなってからも楽しめます。

(181位〜200位)
順位
タイトル
コメント
181 そして船は行く
(1984)
確かフェリーニか誰かの作品でした。船の中の出来事をゆったりと描いています。最後にきらきら光る布の海と船のセットの種明かしがあります。良い映画です。
182 好奇心
(1971)
覚えていません。フランス映画だったような気がします。(調べてみたらルイマルでした。)中学の頃見たのでしょう。たぶん高校生くらいの男の子の思春期を描いたものではないでしょうか?女性の家庭教師だか、自分の母親に恋をするのでしょう。
183 愛と追憶の日々
(1983)
シャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソンとだみ声の彼女の映画だったような気がします。(当時似たようなタイトルの映画がはやりました。違うかもしれません。)違っていなければ、だみ声の彼女が病院で亡くなるときに自分のだんなではなく、母親と目があって目で語りかける、というのが印象的でした。(だんなは居眠りしていました。)
184 ファーゴ
(1996)
アメリカの友人や向こうの大学を出た人などに強く勧められました。アカデミー賞も何か取ったかもしれません。確かに印象に残る不思議な映画でした。が、よくわかりません。
185 ダウンタウン物語
(1976)
覚えていませんが、確か、有名な女優さんが10歳くらいの時に出た子供だけでやるギャング映画だったような気もします。彼女が歌ったかわいらしい曲のメロディーを覚えています。
186 ニキータ
(1990)
フランス映画です。暴力的ですが、お洒落な感じがします。こういう主人公に何故だかひかれてしまいます。よくできた作品です。
187 ナチュラル
(1984)
なんやったかな?ロバート・レッドフォードが監督したヤツ?良い作品だったような気がします。もしくは、まだ見ていないかもしれません。
188 ロボコップ
(1987)
何故この作品が載っているか不思議です。映画の中で未来の製品のTVコマーシャルが流れていて、それがおもしろかったのかもしれません。
189 蜘蛛女のキス
(1985)
ウィリアム・ハートでした。良い作品かもしれませんが、彼の女装というのは、ちょっと。
190 雨の訪問者
(1969)
懐かしい作品です。チャールズ・ブロンソン主演。女優さんも確かたいへんきれいな人でした。フランス映画だったと思います。中学か高校の頃見て、妙に興奮したのを覚えています。
191 インドへの道
(1984)
デビット・リーン監督の重厚な作品です。時間もたっぷりとって、じっくりと見せます。妻が言うにはたいへん良い映画だったそうです。名作ですね。
192 トッツィー
(1982)
ダスティン・ホフマンが女装したものです。顔や体がごっつい男が女装をするのは、なかなか苦しいものです。そう言えば、ロビン・ウィリアムスも女装の映画があって、女装は一流の役者へのステップなのでしょうか?
193 クロスロード
(1986)
クロスロード伝説(十字路で悪魔に出会って魂を売り、代わりに音楽的な成功を収める、というようなことだったと思います。)に基づいた話です。終わりの方で悪魔とギターで勝負しますが、最後にモーツァルトかバッハのメロディーで打ち負かしてしまいます。ギターはライ・クーダーが弾いているそうで、クラシック・ブルース・ロックと何でもできるのですね。
194 タッカー
(1988)
ジェフ・ブリッジズの主演です。彼こそ本物の役者だと思います。個性ぎらぎらで、どの役でも自分の個性を出し切ってしまう俳優が多い中、彼は映画によって全く違った人物になりきってしまいます。この頃ファビュラス・ベイカー・ボーイズを見ましたが、初め、同じ俳優とわからなかったくらいです。
映画は自動車産業初期の頃の実話で、主人公のタッカーは安全性を重視した車作りを目指しますが、結局大企業などにつぶされてしまいます。が、彼の作った車は今でも残っていて、問題なく動くそうです。最後に彼は家族に、「次は冷蔵庫だ!」と言います。(洗濯機だったかもしれません。)今から考えてみると「父親像」の映画なのかもしれません。
195 アニマルハウス
(1978)
ランディスとジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイドの初共演作品だったと思います。日本人には分かりにくいユーモアかもしれません。
196 サクリファイス
(1986)
タルコフスキーの作品だったと思います。不思議な作品です。画面がブルーがかった感じで、空や雲や草木の色がきれいでした。
197 危険な情事
(1992)
有名な作品です。女優が彼女だというのが驚きです。(名前をど忘れ)この映画のあと何年か後には、彼女は愛と精霊の家でおばあさんの役をしていました。また当時会社の同僚の間でも話題になっていて、2回目の誘いを断っていたらああならなかったのに、と残念がっている人もいました。
198 カイロの紫のバラ
(1985)
たいへん味のあるウディ・アレンの作品です。たいへんお洒落な映画でした。
199 バットマン
(1989)
スーパーマンが西海岸とするとバットマンは東海岸だそうです。私もバットマンの方が好きです。(スーパーマンは見ていません。ちなみに旅行も東海岸ばかりで、西は一度も行ったことがありません。)監督が暗い感じの人ですが、映画も異様に暗くたいへん気に入っています。
200 俺達に明日はない
(1967)
こんな名作がこんなところに!?古い映画のわりにはカラーもきれいだし、内容も斬新だし、ラストも衝撃的だし、なかなか良い映画でした。もう100番くらい順位を上げても良いくらいです。

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