映画のリスト−トップ200 No.3

トップ200のうち、61位から100位の紹介です。


映画のリスト−トップ200
(61位〜70位)
順位
タイトル
コメント
61 許されざる者
(1992)
クリント・イーストウッドの西部劇です。彼はもともと勧善懲悪の西部劇映画でデビューしたと思います。ここでは、年老いた賞金稼ぎと街の平和を維持する保安官と売春婦が出てきて、クリント・イーストウッドは、「正義」のアンチテーゼを示します。
62 ニューヨークニューヨーク
(1977)
ライザ・ミネリのファンです。中学の頃「土曜の朝に」という映画を見てファンになりました。(「土曜の朝に」はテーマ曲で、映画のタイトルは違う物だったかもしれません。)彼女のまともな映画は、あと、この「ニューヨークニューヨーク」と「キャバレー」くらいしかありません。もともとが歌手なので、音楽系の映画が良いですね。
2次大戦が終わったあとのパーティで、ライザ・ミネリ扮するフランシーンとロバート・デニーロ扮するジミーが出会います。フランシーンは歌手で、ジミーはサックス奏者です。ここで、ロバート・デニーロが気まぐれで短気な才能あふれるジャズ・ミュージシャンという雰囲気を出しています。二人は、あるビッグバンドに入り、ツアーに出ます。で、恋に落ちて、結婚して子供もできます。ところが、いろいろあって、結局子供が産まれた日に、二人は別れてしまいます。(どちらかというと、ジミーが去っていった感じでした。)
フランシーンが出産のあと復帰して、ピアノをバックに歌う、「時々あなたは幸せで、時々あなたはさみしい、だけどこの世は巡る・・・」は最高です。別々の道を歩みだした二人ですが、以前一緒に作った「ニューヨークニューヨーク」をそれぞれの演奏でヒットさせます。最後に、フランシーンのコンサートにジミーがやってきて、楽屋まで来て、「中華でも食べに行かない?」とジミーが誘います。フランシーンは下で待っているように言いますが、エレベーターの前で迷ったあげく、裏口から帰っていって、一人待っていたジミーも帰っていきます・・・。
63 フィッツカラルド
(1981)
南米のジャングルにオペラを愛する男がいて、オペラハウスを建設する事を夢見ています。そのためにゴム事業で成功しようとします。船で貨物を運ぶのに、地元のインディアンの協力も得て、山を越えて近道します。本物の船をたくさんの人間で引き上げて山を越えるなんて、考えただけでもわくわくします。最後に、山越えで船が傷んだらしく、ちょっと傾いて港に帰ってくるシーンでは、ジンと来てしまいます。
ドイツの監督ヘルツォークの作品です。主演は、クラウス・キンスキーで、なかなかすごい顔をしていますが、その娘がナスターシャ・キンスキーです。
64 ジュリア
(1977)
リリアンとジュリアは、幼なじみでした。ジュリアは小さい頃から優しくてかつリーダーシップがありました。大きくなって、リリアンはアメリカで作家になり、ジュリアはウィーンの大学に行き、反ナチの活動を始めました。で、リリアンがソ連の作家の会議に出るときに、ジュリアの知り合いと名乗る人物からある依頼を受けます。それは、ベルリンまで、反ナチ活動の資金を運ぶことで、ユダヤ人であるリリアンがベルリンまで出かけることは大変な危険が伴います。リリアンは出かけることを決意します。ベルリンで二人は再会します。ジュリアに子供ができたことを知ります。名前をリリアンと聞いたときのリリアン(ジェーン・フォンダ)の表情は、ジェーン・フォンダの演技の中で最高の場面の一つでしょう。
その後、ジュリアが突然死んだことを知らされます。「私に何かあったら子供の面倒を見てね。」と頼まれていたため、リリアンは「地方のパン屋に預けた」というジュリアの言葉を頼りに探し回ります。が、結局見つからない・・・。
名作です。リリアンをジェーン・フォンダ、ジュリアをヴァネッサ・レッドグレーヴが演じています。また、メリル・ストリープのデビュー作でもあるらしく、端役で出ています。
65 父の祈りを
(1993)
ダニエル・デイ・ルイス主演。基本的に彼の映画は名作が多い。実話に基づいています。ロンドンのパブの爆破事件で、主人公が逮捕されます。無実の罪ですが、彼を自白させるために、ついでにその父親も逮捕され、刑務所に入れられます。結局14年間刑務所に入れられます。しかも父親は、途中で亡くなってしまいます。実話であるだけに、重い映画です。
弁護士の役で、エマ・トンプソンが出ています。
66 赤ちゃんはトップレディー
がお好き
(1987)
ダイアン・キートン主演。彼女のファンです。バブルの頃のスーパーヤッピーの物語です。ばりばりのビジネス・ウーマンのダイアン・キートンが遠い親戚から遺産をもらいます。期待して、JFKに向かいますが、なんと赤ちゃんでした。ほのぼのとして、よい映画です。相手役にサム・シャパードが出ています。また、ヤッピーの皆さんの言葉遣いがおもしろいでした。
67 モダンタイムス
(1936)
チャップリンの作品。文明社会への痛烈な批判の映画です。ネジ工場で働くチャーリーは、毎日ネジを締めていますが、そのうちネジを締める動作が止まらなくなり、家でもその動作を繰り返し、入院してしまいます。そう言えば、会社でしていた仕事を、家でもやってしまうというのは、心当たりがあります。気をつけないと入院してしまいますね。
68 マンハッタン
(1979)
ウディ・アレンの映画では、「インテリア」と並んで好きな映画です。話は、例のごとくで、自分の離婚した妻がレズビアンになっていたり(なんとメリル・ストリープです)、友人の妻とつきあったり、恋人が17歳くらいの少女だったりします。白黒映画で、川沿いのベンチに腰掛けているシーンが有名です。すばらしい情景です。ダイアン・キートンとメトロポリタン美術館のあたり(違う場所だったかもしれませんが)を散歩するシーンが好きです。
69 ラ・パロマ
(1974)
高級キャバレーに、ある青年貴族が通っていて、そこの歌姫(ちょっとお年の)に恋をしてしまいます。彼は絶対に不幸になる、と言われながらも彼女と結婚します。ある日、彼女は他の男性に恋をして、その人とつきあいたいと、青年、つまり自分の夫に言いますが、青年は断ります。その後、彼女は、病気で亡くなってしまいます。で、彼女の残酷な復讐が始まります。
結婚式だか、新婚旅行の時に二人で青い空をバックにアリアの二重唱を歌います。これがなかなかお洒落です。たいへん不思議な映画です。
70 アイズワイドシャット
(1999)
キューブリックは最も好きな監督です。「2001年宇宙の旅」の頃から作りたかった映画らしく、また、この作品を撮ったあと亡くなったので、彼の最後の作品となります。普通、映画はビデオで見ますが、たいへん期待して映画館まで見に行きました。
キューブリックの映画は、音楽が印象的です。「シェイク・ユア・ヒップス」が使われていて(と思っていましたが、この間予告編を見たら似ているけど違う曲でした)、ニコール・キッドマンが全裸で鏡の前で立っていて、それとなくお尻を動かしているシーンはたいへんエロチックです。また、秘密の館での儀式のシーンでは、重厚な不思議な音楽が使われています。
この映画はキューブリック自身も最高傑作と呼んでいるそうです。歴史に残る巨匠の最後の作品の最後のせりふは、4文字言葉でした。しかもニコール・キッドマンが言います。驚いたというか、笑ってしまうというか、がっくりするというか、何というか、何とも表現できないラストでした。

(71位〜80位)
順位
タイトル
コメント
71 ジュラシックパーク
(1993)
この映画のすごいところは、恐竜がまるで本物のようだったと見た人すべてを怖がらすところで、しかも誰も本物の恐竜は見たことがありません。ガラス越しに覗いている恐竜の鼻息でガラスが曇るシーンがあって、スピルバーグは恐竜温血説を採っているのでしょう。(ちなみに鳥は恐竜の子孫と考えられていて、羽のある恐竜も見つかっていて、最近は鳥と恐竜の境が曖昧になりつつあるそうです。)
72 芙蓉鎮
(1984)
中国映画です。昔見たのであまり覚えていませんが、多分、文化大革命の頃の中国の人々の暮らしを描いたもので、女性が主人公だったような気がします。確か、たいへん良い映画でした。
73 第5惑星
(1985)
地球人(デニス・クエイド)が、宇宙人と闘っているときにある惑星に不時着して、生き残った宇宙人(ルイス・ゴセット・ジュニア)と生活します。運良く、その宇宙人の方が知性が高く、英語を覚えて二人でコミュニケーションが始まります。一見宇宙物のSFみたいですが、実はヒューマンドラマでした。
74 フルメタルジャケット
(1987)
キューブリックの戦争物です。二つの物語からなっています。前半は、海軍学校の話でのろまな生徒がだんだん変わっていきます。「シャイニング」のジャック・ニコルソンのようです。後半は、ベトナムでの話で、一人のスナイパーのためにメンバーが撃たれていく話です。スナイパーはうら若き女性で、彼女を射殺したあと、全員で意気揚々とミッキー・マウスの歌を歌いながら引き上げていきます。
戦争物というと、はじめは「グリーンベレー」のような映画から、「プラトーン」や「地獄の黙示録」、「7月4日に生まれて」などがあって、テーマが出尽くされたあとのキューブリックで、たいへん期待しました。が、さすがというか、簡単にはわからない映画になっています。
75 フットルース
(1984)
昔、地方都市に住んでいた頃、東京へ出かけたことがあって(転職の面接だったような気がする)、そのときフットルースを上映中で100m以上並んでいるのを見てびっくりしました。その3ヶ月後くらいにその地方都市でも上映されて、楽しみに見に行きました。ところが観客は5名くらいで、かつ蚊がいて、パチンパチンと蚊を追い払いながらの鑑賞でした。
青春物のさわやかな映画です。見ると元気になります。ケビン・ベーコンが高校生の役で出ています。また、音楽が良くて、当時のヒット曲が網羅されています。ボニー・タイラーが良い。パラダイスと言う曲がバラードの名曲で、是非覚えてカラオケで歌ってみたい、とずっと思っているのですが・・・。
76 スペースキャンプ
(1986)
高校生が夏休みに、NASAでスペース・シャトルの訓練を受けていましたが、間違って宇宙に飛び立つ、と言う物語です。リー・トンプソンのファンですが、彼女が高校生の役で出ています。
77 ザ・デイ・アフター
(1983)
テレビ映画だそうです。その昔、地方都市に住んでいた頃公民館か市役所のホールに見に行きました。アメリカのある都市に核爆弾が落ちて、その後の様子が描かれています。住民の髪の毛が抜けていったり、出血が止まらなくなったり、とリアルな感じで衝撃を受けました。
マイナーな映画ですが、この間すみやのレンタルコーナーで見つけました。
78 ツィゴイネルワイゼン
(1980)
鈴木清順監督。たいへん不思議な映画です。サラサーテのツィゴイネルワイゼンの古いレコードを聴くと、何か声が聞こえてきたり、うり二つの女性が出てきて、どちらがどちらかわからなくなったりします。また、主演の大谷直子がこんにゃくをちぎるシーンは印象的です。
79 ハワーズ・エンド
(1992)
エマ・トンプソンとアンソニー・ホプキンスの主演です。たいへん良い映画で、主演のエマ・トンプソンがアカデミー賞を取っています。イギリスの「家」の物語です。
80 ザ・ファーム
(1993)
トム・クルーズと言うと、女性に人気がありますが、にやけている感じがあまり好きではありませんでした。レイン・マンでは、彼の雰囲気が生かされていたようです。この映画で初めて、結構まともな俳優だな、と思いました。仕事で遅く帰ってきたときに、バラを1本妻に渡すなんて洒落ています。妻の役のジャンヌ・トリプルホーンは、この間見たスライディング・ドアーに出ていました。雰囲気が全く違ってびっくりしました。

(81位〜100位) 
順位
タイトル
コメント
81 博士の異常な愛情
(1964)
キューブリックの名作です。ピーター・セラーズとジョージ・C・スコットが出ています。コミカルでシニカルな映画です。戦争映画といえば戦争映画だし、政治的な映画といえば政治的でしょう。最後は、世界中で水爆が爆発します。
82 スターウォーズ・ジェダイの復讐
(1983)
スター・ウォーズ3部作の3作目に当たります。この3作の中では一番好きです。お姫様のキャリー・フィッシャーが良いです。アメリカ人のお姫様像というのはこうなのでしょうか?私もどちらかというとこういうお姫様の方が好きです。この頃は映画館で見ていましたが、空中バイクのシーンは目が回りました。また、イウォークというシーズーのようなこびとたちが石や縄を使って、巨大な戦車やロボットに立ち向かうシーンは感動的です。
83 ランブルフィッシュ
(1983)
コッポラの作品。モノクロ映画ですが、水槽で泳ぐランブルフィッシュのみが色が付いています。ミッキー・ローク、ダイアン・レイン、マット・ディロン、デニス・ホッパー、ニコラス・ケージ、トム・ウェイツが出ています。良い作品です。
84 ディアハンター
(1978)
大作です。ロバート・デニーロやメリル・ストリープが出ています。ベトナムでの狂気の物語です。テーマ音楽も味のある名曲です。たいへん良い作品ですが、終わってから暗い気分になります。
85 ポセイドンアドベンチャー
(1972)
嵐の中で巨大客船がひっくり返って、主人公の一団がその中を生き延びる、という映画です。リーダーだった牧師が最後に自ら火の中に飛び込んで死んでしまうというのが、物語としてはショックですが、やはり今でも納得できません。牧師役は、ジーン・ハックマンです。
86 ローマの休日
(1953)
たいへん可愛らしいオードリー・ヘプバーンの映画です。スター・ウォーズでは、ああ言ってしまいましたが、こういうお姫様もいいですね。像の口に手を入れて、手を袖の中に引っ込めて出すシーンが有名です。私も一度やってみたいのですが・・・(まだイタリアに行ったことがないし、予定もありません。)
87 シェスタ
(1987)
不思議な映画です。主演のエレン・バーキンがまた不思議な美女です。シェスタというと昼寝というような意味だと思いますが、夢を見ているような物語です。
88 明日に向かって撃て
(1969)
ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン、キャサリン・ロスの名作です。自転車で戯れるシーンがよい。このとき、流れる「雨に濡れても」がまた名曲です。
89 日の名残り
(1993)
エマ・トンプソンとアンソニー・ホプキンスの名作です。原作は、カズオ・イシグロです。かたい執事とあか抜けた女中頭の極めてプラトニックなラブ・ストーリーです。結局お互いに何も言い出せないまま、女中頭は別の人と結婚してしまいます。最後に二人が海沿いの喫茶店で出会って、ぎこちない会話をする。名作です。
90 ガープの世界
(1982)
ロビン・ウィリアムス主演。他にジョン・リスゴー、グレン・クローズなどが出ています。私生児ガープとそのお母さんの物語です。60年代のアメリカの若い世代の考えや行動が取り上げられています。ワン・カットが1分半か2分ずつでつないである映画だそうです。
91 アニーホール
(1977)
ダイアン・キートンのファンです。彼女が初めてウディ・アレンに出会って、彼女の方が一目惚れするという設定が納得できません。(この頃、実生活でも恋人だったそうですね。)二人の会話に実心理を表す字幕がつくのがおもしろい。全体に良くできた映画です。最後に、二人が別れてから、ニューヨークの街でばったり会って、喫茶店でありきたりの会話をして、「じゃあ」といって分かれるところがおしゃれです。
92 灰とダイヤモンド
(1957)
この映画は中学か高校の頃日曜洋画劇場で見ました。ポーランド映画で監督はワイダです。ある青年の日常生活とテロリストとしての生活をつづっています。「死ぬ」ということが映画の中ではある程度かっこよかったり、瞬間のことだと考えていた頃で、この映画では主人公がゴミ置き場でバタバタと苦しむシーンが続きます。現実を見る思いがしました。
93 エンゼルハート
(1987)
ロバート・デニーロとミッキー・ロークの問題作です。ミッキー・ローク演ずる私立探偵が、ジョニーという名の歌手を探してほしいという依頼があります。彼は調査を開始しますが、彼が訪れる先の関係者が次々と残酷な方法で殺されていきます。その犯人は?ジョニーとは誰?という物語です。全体に美的な映像と気色の悪いシーンが混ざっています。監督は、アラン・パーカー。
94 ソフィーの選択
(1982)
メリル・ストリープの名演です。ユダヤ人の収容所の物語で、彼女が演ずるソフィーのつらい(というような簡単な一言では表しきれない)「選択」の物語です。彼女の作品では、「愛と悲しみの果て」と並んで好きな作品です。
95 在日
(1997)
4時間を超える長編です。前半は、日本敗戦から現在に至るまでの在日に関するニュースがつないであります。確かここで、休憩が入って後半の1世・2世・3世の6人の在日の方の物語があります。
鄭秉春さんは、戦後の混乱期から新宿でヤミ米商、古物商、パチンコ景品買いなどをして子供たちを育ててきた方です。たくましいです。
新井英一さんは、ブルース・シンガーです。コリアン・ブルースですね。「清河(チョンハー)への道」というのは有名な曲です。腹の底から歌っています。どこかの寺の境内でライブをする様子が描かれています。
玄昶日さんはテレビ局のカメラマンです。3世。どこから見ても日本の若者ですね。遠い祖先が朝鮮半島を経由して日本列島にたどり着く1万年の歴史をたどるドキュメンタリーを撮ることが夢だそうです。
最後に出てくる(この頃はゆうに4時間を超えています)季玲子さんは、「にあんちゃん」の作者・安本末子の娘です。「にあんちゃん」は、私は知りませんでしたが、1958年頃の本で、幼い兄弟たちが両親を亡くし、炭坑の街で健気に生きる日々をつづった日記だそうです。季玲子さんが、母が暮らした炭坑の街を訪ねていきます。重いテーマの4時間ですが、彼女の笑顔で救われたような、希望が見えてきたようなほっとした気持ちになります。映画は「清河への道」をバックに彼女が坂道を上っていくシーンで終わります。
川崎国際劇場という映画館に見に行きました。閉館するところだったようで、最終上映作品でした。そのときのパンフレットです。
96 ターミネーター
(1984)
未来世界でロボットが地球を征服しようとしている時に、人間の反乱軍のリーダーがじゃまなので、過去に殺人機械を送り込んでリーダーの母親を殺そうという物語です。最後これでもかこれでもか、とターミネーターが襲ってくるところはたいへん怖いでした。続編もあって結局将来ロボットを作るためのコンピューター・チップをすべて破壊してしまいます。ということは・・・?
97 フォレストガンプ
(1994)
味のある名作です。アメリカでもヒットしたようです。多分、現在アメリカにはこのような真正直な人間がたいへん少ないのでしょうね。
98 インディージョーンズ魔宮の伝説
(1984)
インディー・ジョーンズは、全部で3作ありますが、これが一番好きです。ハリソン・フォードはこのような作品が合うと思います。ジェットコースターのように物語が進みます。ちなみに、主人公は、「インディアナ・ジョーンズ」ですが、日本では、広告からパンフレットから字幕まで徹底的に「インディー」です。
99 ラヂオの時間
(1997)
日本の映画で、抱腹絶倒のコメディです。生放送のラジオ番組で、始まる30分くらい前に主人公の女性が、名前をメリー・ジェーンと強引に変えたことから、どたばた騒ぎが起こります。出演者も役者揃いです。後ろ姿と声だけの桃井かおりと遠くの方でゴミ箱をひっくり返す宮本信子が最高です。鈴木京香という子は初めてみましたが、本当に普通の主婦の感じが出ていて(布製のトートバッグを持つところなど)共感が持てました。彼女は、この次に「カフカ」という映画に出たらしく、今度見てみようと思います。
100 狼たちの午後
(1975)
アル・パチーノのコメディです。彼は、真剣にやってあれだけ笑わすことができるので、すごい役者なのでしょう。

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