映画のリスト−トップ200 No.2

トップ200のうち、31位から60位の紹介です。


映画のリスト−トップ200
(31位〜40位)
順位
タイトル
コメント
31 Xファイル・ザ・ムービー
(1998)
我が家は、Xファイルの大ファンです。シーズン1からずっと見ています。FBI捜査官の超常現象を信じるモルダーと医者で科学者のスカリーの二人が主人公です。この「Xファイル・ザ・ムービー」は、TV版の集大成ともいえる劇場版です。 今年の正月は、シーズン8を一気に見てしまいました。この間ニュースでXファイルはシーズン9で最終回になるそうで、なんだか寂しい気持ちです。
妻もXファイルの大ファンですが、彼女曰く「Xファイルは突き詰めて考えてはいけない」そうです。
32 フレンズ
(1971)
高校の頃、見に行きました。若い二人(たぶん高校生くらい)が、恋に落ちて、家を出て、二人で暮らして、子供ができて・・・、という映画です。高校の頃は、このようなストーリーに憧れていたかもしれません。エルトン・ジョンの主題歌も大変良い。
33 存在の耐えられない軽さ
(1988)
ダニエル・デイ・ルイスとジュリエット・ピノシュの主演です。ソ連軍のチェコ侵攻、1968年のプラハの春の頃の物語です。プレーボーイのトーマスが純情な田舎の娘(ジュリエット・ビノシュはこんな感じが似合います。)に出会って、ラブストーリーが始まりますが、歴史が変わっていきます。最後に、軽い男と思っていた主人公のトーマスが、体制に対して「ノー」と言います。たいへん良い映画で、ダニエル・デイ・ルイスが出演する映画は、名作が多い。
34 セントラルステーション
(1998)
ブラジル映画です。ブラジルの中央駅で、手紙の代筆をしている老女がいて(今でも文字が書けない人が多いようです。)、彼女は代筆代と切手代をもらって、その後手紙は捨てていました。ひょんなことから、ストリート・チルドレンになりかけた子供と知り合いになり、二人で旅をして、お互いに心を開いていく、という話です。
35 ライフイズビューティフル
(1997)
第2次大戦くらいの話で、お父さんがユダヤ人なので子供と友に収容所に入れられます。お母さんは、ユダヤ人ではありませんが、彼女も一緒についていきます。お父さんは、子供がショックを受けるといけないと考えて、ゲームをしていると嘘をついて、収容所の中で生活します。一見コメディ風に物語が進みますが、重いテーマの映画です。お父さんも子供も、お母さんに「こんにちわ、お姫様!」と呼びかけるところが、ほのぼのとしていいです。
36 天空の城ラピュタ
(1986)
映画がスタートすると、夜の空をジュールベルヌの飛行船のようなものが飛んでいて、そこへ海賊の一団がトンボのような乗り物で現れ、どうも飛行船にとらわれている女の子をねらっているようで、その子は、隙を見て逃げようとするけれど、誤って落ちてしまう・・・。そして、テーマ曲が始まる。
宮崎駿の作品で、一番好きです。何度も見ました。ガリバー旅行記のエピソード、ラピュタをヒントにしています。夜の空を飛行船が飛んでいくシーンや空飛ぶ島ラピュタの水など美しいシーンがたくさんあります。炭坑の跡地のようなところで、ランプの火を消すと飛行石の小さな結晶が光り出すところなど、感動的です。
37 ET
(1982)
昔映画館で、立ち席で見ました。夢のある大変いい映画です。このとき小さな女の子の役で出ていたドリュー・バリモアが、チャーリーズ・エンジェルズに出るなんてこの映画もかなり昔の映画になってしまいました。
38 ドライビングミスデイジー
(1989)
モーガン・フリーマンとジェシカ・タンディ、ダン・エイクロイドが出演しています。ダン・エイクロイド演じる会社社長の母親が、老齢のため車の運転ができなくなり、運転手を雇います。ジェシカ・タンディ演ずる母親は、かなり頑固でしたが、モーガン・フリーマン演ずる運転手の明るく気さくな性格で、最後は二人が信頼しあっていく、というような物語です。確か、アカデミー賞作品です。味のある作品です。
39 レインマン
(1988)
ダスティン・ホフマンが自閉症の役で出ています。よく、自閉症の方は、信じられないような能力を持っていたりする、という話を聞きますが、この映画ではダスティン・ホフマンが驚異的な記憶力というか、暗記力を示します。
トム・クルーズが彼の弟役です。
40 風の谷のナウシカ
(1984)
宮崎駿は、最初「風の谷のナウシカ」を作って次に「天空の城ラピュタ」を作ったので、3部作としてもう一発作ると思っていましたが、3作目は11年後の「もののけ姫」になりました。「ナウシカ」は、その前のテレビシリーズ「未来少年コナン」を発展させたもので、SFの古典(かつ名作(と言われている))「砂の惑星」を下敷きにしています。
この作品が宮崎作品ではベスト、と言う人が多いですが、音楽がこなれていないのと、部分的に「砂の惑星」に似すぎているのが気になるので、「ラピュタ」より下になっています。
ナウシカがグライダーのようなものに乗って大空を飛ぶシーンは夢があります。例のジンジャーもこれくらいあると良かったのですが・・・

(41位〜50位)
順位
タイトル
コメント
41 眠れぬ夜のために
(1985)
ミッシェル・ファイファーとジェフ・ゴールドブラムが主演で、監督がジョン・ランディスです。ジョン・ランディスは、「ブルース・ブラザース」の監督で、当時注目していました。ミッシェル・ファイファーも当時はまだあまり有名ではなかったかもしれません。
不眠症のジェフ・ゴールドブラムが時間つぶしに空港に行ったら、4人組の殺し屋に追われる美女(ミッシェル・ファイファー)を助けて、事件に巻き込まれていく話です。眠そうなゴールドブラムが、おもしろい。映画の最初にBBキングの"Into the Night"がかかって(この映画の原題です。)、最後は、やはりBBキングの"In the Evening Hour"(だったかな?)がかかります。
また、意外な出演者がたくさん出ています。殺し屋の役でデビッド・ボウイが出演しています。ジョナサン・デミ、ドン・シーゲル、ロジェ・ヴァディム、デビッド・クローネンバーグなど、有名な監督が出演しています。この映画の監督のジョン・ランディスも変なイラン人の殺し屋の役で出ています。
42 ガンジー
(1982)
ベン・キングスレー主演の名作です。ガンジーの偉大さがよくわかる感動の作品です。史実に正確に沿っているかどうか定かではありませんが、インド・パキスタンの歴史を勉強するのにも、大変ためになります。
43 ブレードランナー
(1982)
ハリソン・フォードとショーン・ヤングの主演で、監督がリドリー・スコットです。映画の日という料金が半額になるサービスが始まった第1回目に会社を休んで映画館を3軒ハシゴしましたが、そのときの1本です。(残りの2本は、「アマデウス」と「ターミネーター」でした。この頃は、レンタルビデオがあまりはやっていなくて、映画は映画館で見ていました。)
2020年のロサンゼルス、宇宙植民地の作業用にレプリカントという人造人間が働いていました。彼らは、体力も知力も人間より優れています。で、地球に帰ってくることを禁じられていて、もし帰ってきたら、ブレード・ランナーと呼ばれる警官が彼らを殺します。4人のレプリカントが地球に帰ってきて、ハリソン・フォード扮するブレード・ランナーが彼らを追いかける、という物語です。
リドリー・スコットが描く未来は、暗く酸性雨が降り注いでいます。2020年のロサンゼルスには、日本の広告や日本の屋台があります。(今と同じ?)自分がレプリカントであると知らないレプリカントをショーン・ヤングが演じています。また、ダリル・ハンナもレプリカントで出てきます。原作は、読んでいませんが、「機械仕掛けの羊は夢を見るか?」というような感じの題の小説だそうです。
44 ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
(1989)
ミッシェル・ファイファーとジェフ・ブリッジズの主演です。二人の兄弟でジャズピアノのバンドをやっていて(ファビュラス・ベイカー・ボーイズという名前です。)、ある時ボーカルを入れようとして、オーディションをしたら、そこでミッシェル・ファイファー演ずる素人の歌手が応募してきて、3人で演奏を始めたら、大変評判になって、ところが、その後バンドの弟(ジェフ・ブリッジズ)と歌手に恋が芽生え、そして分かれて、兄弟で音楽性の違いでけんかをしたりで、結局3人はバラバラになってしまいます。映画の最後にジェフ・ブリッジズがミッシェル・ファイファーに会いに来て、よりを戻そうとします。二人がよりを戻したかどうか、映画ではわかりません。知り合いに聞くと、いろいろな意見がありますが、多分彼女は、帰ってこないと思います。
ジャズバンドのお兄さんをジェフ・ブリッジズの実のお兄さんが演じています。また、ミッシェル・ファイファーの歌は、本人が歌っているそうです。うまい、というわけではないかもしれませんが、大変魅力的です。ピアノに横たわって歌うシーンは、セクシーです。
45 緑のありが夢見るところ
(1984)
ヘルツォークの作品です。オーストラリアの砂漠でウラン鉱床が見つかって、土地の表面を爆破しようとしたら、アボリジニーが座り込んでいます。
「私たちは、ここに4万年前から住んでいる。ここは、緑のありの夢見るところだから、地面を掘り返してはいけない。緑のありの家を壊すと彼らの精霊の戻るところがなくなり、私たちの世界もまた崩壊する。ありたちの住まいを壊すなら、私たちを殺してからやりなさい。」
彼らは、ただ座り込んでいる。真っ青な空の下踊ったりする。音楽は、フォーレやワーグナーが使われていますが、その合間に、彼らの伝統的な楽器ディジェリドゥの音が流れる。
この映画のテーマは、環境問題や先住民族と植民者との問題、といったことを越えています。
46 ウェルカム・トゥ・サラエボ
(1997)
イギリスの新聞記者が、サラエボへ行って、孤児院の少女に出会います。確か、孤児院の子供たちが引き渡されそうになって、彼女を助けて、イギリスへ連れて帰って養女にする、という物語です。実話だったような気がします。大変感動的な映画です。撮影は、実際にサラエボでやったのでしょうか、大変な状況がよくわかります。サラエボでは、暗い感じだった少女がイギリスに渡ってしばらくすると、明るい普通の子供になっていて、うれしくなりました。
是非お勧めしたい映画です。
47 エメラルドフォレスト
(1985)
南米に旅行か仕事で行っていた人の子供が行方不明になり、お父さんが子供を捜します。子供は、南米のジャングルで見つかります。が・・・。
これまた、たいへん良い映画です。環境問題や文明社会を鋭く批判しています。
48 未来世紀ブラジル
(1985)
不思議な映画です。映画を見た印象は、カフカの「城」のようです。役所に勤めるサムは、夜な夜な夢の中で美女に呼びかけられます。その美女は、実は、近所に住んでいて、トラック運転手をしています。彼女の知り合いのおじさんが、役所の手違いで逮捕されます。また、役所の権力に逆らうために、工事依頼の電話を盗聴して、役所の担当者が工事する前に先回りして工事してしまうという男も登場します。(なんと、ロバート・デニーロです。)サムは、役所とのトラブルに巻き込まれた美女を助けますが、捕まってしまって処刑されそうになります。(処刑といっても、脳の手術のような感じです。)そこへ、ロバート・デニーロ率いる反乱部隊が助けに現れます。ところが、実は・・・、という物語です。
これも近未来の物語で、大変おもしろいです。ロバート・デニーロが最後に消えてしまいますが、町を歩いていたら、新聞紙がたくさん飛んできて、体にへばりついてしまい、その新聞紙がどこかへ飛んでいくと、彼もいなくなっていました。
49 天井桟敷の人々
(1945)
この映画は、歴史に残る大傑作らしいです。フランス映画で、第二次大戦中ナチスの占領下で、3年以上かけて撮影されたそうです。映画評論家が集まって20世紀の映画ベスト100というのを選ぶと、必ずベスト3にランクされるような作品です。
純情なパントマイマーと彼があこがれる美女、美女を取り巻く男たち、そして、パントマイマーの貞淑な妻の物語です。2部構成で、時間も長いですが、一度は見てみる映画でしょう。
50 カッコーの巣の上で
(1975)
ジャック・ニコルソン主演。犯罪を犯したジャック・ニコルソンが罰を逃れるために精神病患者のふりをして、ある病院へやってきます。そこには、厳格な看護婦長がいて、規律と管理を重視しています。彼は、いろいろと逆らうのですが、結局ロボトミー手術か何かでおとなしい人間にされてしまいます。病院にインディアン系の人がいて、「こうなったら、あなたはもうあなたではない・・」と考え、ジャック・ニコルソンを殺して、彼は病院から逃げ出します。
多分、病院の話をしたいのではなくて、高度な管理社会を告発する映画なのでしょう。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の博士役のクリストファー・ロイドも出ています。

(51位〜60位)
順位
タイトル
コメント
51 ニューシネマパラダイス
(1988)
イタリアのとある田舎町の物語です。ここでは、映画がみんなの楽しみになっていました。トト少年と映画技師のアルフレードの交流を描いています。トトがやんちゃな少年で、魅力的です。トトの成長にあわせて、映画館や映画そのものが変わっていく様子も描かれます。
映画の最後に成長したトトが故郷に帰ってきて、アルフレードからあるものを送られます。これまた、最高のラストの一つでしょう。
52 もののけ姫
(1997)
中世の日本の山中で、鉄を生成し、銃器を製造している人たちがいます。彼らはエボシ御前という女性に率いられています。彼女は売られた女性やらい病患者などを集めて鉄の精製所(タタラ場)を運営しています。自分たちの生活のために、山を切り開き鉄を作り、銃を作っていますが、汚染のために山の木は枯れ、川も赤く濁っています。また、銃を売ることで戦争の手助けをしていることになります。その山中には山を守る山犬と山犬に育てられた娘、サンがいます。彼女は自然を破壊する張本人のエボシ御前を殺そうとしています。彼女は、タタラ場の人々にもののけ姫と呼ばれています。
エボシ御前は、時の天皇との間で、タタラ場のための土地を使用する引き替えに不老不死になると言われている山の神の首を差し出すと約束しています。またその土地の領主である大名は、租税を上げようとしていますが、隙あらばタタラ場を乗っ取ろうとしています。
そこへ東の国からタタラ場の人々と自然の共生の道があると信じるアシタカがやってきます。彼は、両方の立場の人たちを救おうとします。こうやって、複雑な設定の中、話が入り乱れ、スピーディに物語が進んでいきます。(以前この映画は2回見ましたが、こうやってストーリーを書くためにまた見てしまいました。3回見るとよくわかるような気がします。)

たいへん良い映画です。最初から最後まで、せりふや仕草の一つ一つがよく練られ計算され尽くしているようです。個人的意見ですが、エボシ御前は文明を表していて、サンは自然を表しているようです。欲の張った侍を除くと、他の人々はどちらが善でどちらが悪かはっきりしません。しかも見かけ上タタラ場の周りに自然が戻りますが、結局、最後まで何も解決されず物語が終わります。重い問いかけだと思います。

インターネットでいろいろ検索すると、もののけ姫のサイトが結構あります。下の二つが学術的考察があったりして、おもしろいでした。
もののけ姫 (なんと表紙でサンが無邪気に笑っています。)
もののけ姫 Princess Mononoke (英語版もついています。)

53 シンドラーのリスト
(1993)
スピルバーグの作品です。彼は、初期にカラー・パープルという人種問題に光を当てた作品を作りました。(シリアスな映画ですが、主演はなんとウーピー・ゴールドバーグです。)SFものの成功のあと、自身がユダヤ人である彼が、第2次大戦でのユダヤ人問題の映画を作りました。たいへん良い作品です。
主人公のシンドラーをリーアム・ニーソンがやっています。最近彼が主演の「レ・ミゼラブル」を見ましたが、こちらもたいへん良い映画でした。(他に、なんと「パルプ・フィクション」のユマ・サーマンや「シャイン」のジェフリー・ラッシュが出ています。「レ・ミゼラブル」では、顔の表情から「シャイン」とは、がらりと違っていて、最後のクレジットを見るまで気づきませんでした。コゼット役のクレアー・デインズは、アメリカで英語吹き替えで上映された「もののけ姫」のサンの声をやっているそうです。)
54 ギルバートグレイプ
(1993)
ジョニー・デップ主演。お父さんが地下室で自殺して以来、テレビの前のソファに座って食べることしかしないお母さん(体重がすごいことになっています。)の家族の物語です。ジョニー・デップは長男の役です。ほのぼのとしたよい映画です。末っ子のちょっと知恵遅れの子の役をあのデカプリオがやっています。初めて見たときは、本当に障害のある子供がやっていると思うくらい、すごい演技です。デカプリオの最高の演技です。
55 バックトゥーザフューチャー
(1985)
細部まで練られた良くできた映画です。シーン一つ一つせりふの一つ一つまで無駄がありません。デロリアンという自動車を改造し、タイムマシンにして1950年代を訪れるという物語です。主演がマイケル・J・フォックス(高校生の役が似合います。)とリー・トンプソン(高校生の役と太り気味の中年とさわやかな中年の役をこなしています。)です。音楽も良い。途中でマイケル・J・フォックスがチャック・ベリーのジョニー・B・グッドをやりますが、噂では本人がギターを弾いているそうです。
56 さようなら子どもたち
(1987)
フランスのルイ・マル監督の作品です。彼の最高傑作、と言う人もいます。第2次大戦中のパリの学校での物語です。ナチスが攻めてきて、学校にはユダヤ人の子供がいて、と言う話で、どちらかというと全編しっとりとした感じです。
57 グッドウィルハンティング
(1997)
とある大学で、掃除のアルバイトをしている青年がいて、実は彼は数学の天才だったという話です。マット・デーモン扮する主人公は、精神的に引っかかるものがあって、自分自身をうまく表現できなくて、ロビン・ウィリアムス扮する心理学者と心の交流を続けていきます。こういう設定で、ぐっときます、が中身は確かに良い映画でしたが、ちょっと設定倒れかもしれません。主人公が好きになって、すべてを捨てて追いかけていく女の子が、私の趣味でなかったからかもしれません。
58 マイレフトフット
(1989)
ダニエル・デイ・ルイス主演。実話に基づいています。主人公は生まれつき体が不自由でしたが、母親や教師それから本人の努力で、唯一動く左足で、文章や詩や絵を描くようになります。感動の物語です。
59 ビフォアザレイン
(1994)
バルカン半島のどこかの国の大臣が、「現在のバルカン半島の状況を理解するには、3本の映画を見たらよい。」、と言ったのを、昔何かで、読んだ覚えがあります。その作品が、「アンダーグラウンド」と「ユリシーズの瞳」とこの「ビフォアザレイン」です。
この作品は、物語がつながっています。3つくらいの物語で構成されています。(だったような気がします。)良い映画でした。
60 ロミオとジュリエット
(1968)
昔からこの作品は何度も映画化されていて、中学生の頃駅前にあった名画座で見たことがあります。ただ、当時はロミオもジュリエットもベテランの俳優さんがやるらしく、「私は、15歳」だったか、「14歳」というような発言を聞くとがっくりきていました。
この作品は、若き日のオリビア・ハッセーとロミオ(誰だか忘れました)が出ていて、もはやロミオとジュリエットのスタンダードになっているかもしれません。オリビア・ハッセーがたいへん可愛らしいです。また、音楽も素晴らしく、作品の雰囲気を良く表しています。

 戻る