5月3日(Thu)　別府〜今治〜帝釈峡

昨日あんな時間まで飲んだくれていたのに、今日は7時20分の別府発フェリーに乗る。今日の予定は四国は愛媛、三崎にわたり、前日今治で宿をとった旭川から来ているスポーツスター1200Ｓ乗りのじーじさんと合流し、広島県の帝釈峡で米子から来るしんじさんと龍田さんと一緒にキャンプする予定なのだ。　6時に起きて、松濱くんの案内で別府港へ。2年前に(少しだけ)一緒に走ったＸＪＲ1300の登場だ。あの時は100km以上出さないとか安全運転の男だったが、今じゃ・・・書けません。後ろに彼女を乗っけてすごい勢いでカッ飛んでいく〜！朝は交通量も少ないし空気もひんやりしてて気持ちいい。途中、虹が出てた！　港について申し込みに行くと「キャンセル待ちになります」なっ何ィ〜〜〜！「3」と書かれた紙をもらって乗り場に並ぶ。ハラハラしたが結局、船には乗れて四国に向かうことができた。船が岸壁を離れても、松濱くんと彼女のあいちゃんはずっとこっちを見ていてくれた。お互いに見えなくなるまで、手をふって別れた。次はいつ会えるだろう？不思議とまたいつか、いやいつでも会える気がする。バイク仲間って不思議だ。いいもんだ。試験が近いって言ってたけど、つきあってくれてありがとう。また会える日まで…（おみやげに持たせてくれた焼酎もありがとう！）

船は2時間ほどで愛媛の三崎に着いた。ここから一路、じーじさんのいる今治を目指す。これがまた意外と遠くて、時間がかかった。三崎〜八幡浜〜大洲〜高松道で今治へ。途中雲が多くなり天気が怪しくなる。が、瀬戸内沿いに出たらまた多少よくなってきた。しんじさんとの待ち合わせの広島県内はどうなんだろう。しまなみ海道経由で本州に入るってことで、ＰＡでじーじさんと再会。半年ぶりかな？一緒にバイクを走らせるのは去年の夏以来。あいかわらずネスのビキニカウルがしぶい。この時点ですでに午後1時。しんじさんには携帯のメールで待ち合わせの2時に間に合わなそうってことを伝える。携帯ってホント便利で、こうして移動中もすぐにお互いの意志や状況を伝えられる。実は今回、ぽいさんやじーじさん・しんじさんとの待ち合わせは、出発時には詳しく決まってなくて、途中でメールをやりとりして時間や場所を決めたのだ。ん〜これが21世紀の旅なのか。

とにかくしまなみ海道を渡って広島県は東城町の、帝釈峡を目指す。しまなみ海道については予備知識がほとんどなかったんだけど、瀬戸内の島々が上からよく見えた。島がたくさん重なって見えて、囲まれた海が湖の様にも見える、不思議な景色。橋の上は車道のすぐ脇を歩行者やチャリ、原付が通過する車線も。これまた不思議な感覚。高速を使うと島は通過することになってしまうのだけど、いつかはゆっくり巡ってみたいものだ。高速を降り、国道で一路待ち合わせの「道の駅東城」を目指す。しんじさんと龍田さんはすでに到着したらしい。結局2時間遅れの午後4時に合流！しんじさんとは11月の東京出張以来、龍田さんとは1年ぶり。再会を祝いつつ、キャンプ場へ。国民宿舎経営のところへいったら「今日はいっぱいだが、ファイヤーサークルのスペースでよかったら使ってもいい」ってことなんで、使わせてもらう。ここはサイトがオート用になっていたので、イレギュラーなその場所の方がのびのび使えて良いようだった。さあ、日が暮れる前に設営＆メシの準備準備！（写真は合流後、キャンプ場を目指すとこ。右が龍田さん、真ん中がしんじさん）

ってなわけで宴の準備。龍田さんはいきなり自作の炭火コンロ(シンナー缶の改造なのにコールマンのエンブレム付き！ワハハ！)やUFOみたいなコンロなど、新兵器を出動！炭火コンロはかなり好評。アイデア豊富な人はひと味違う。鶏肉を串に刺して焼き鶏＋焼き肉に威力を発揮！じーじさんは自らチョイスした材料で洋風トマトスープの煮豆やアスパラベーコン炒めなど、ちょいと技アリの料理を。しんじさんも速攻肉やソーセージを焼く焼く。オレはと言えば…ナイスバーガー焼いてた。技がねえ〜〜去年しんじさんと龍田さんとキャンプしたとき、何か技を身につけようと誓ったのに…全然ダメじゃん！

そして夜は更けていく。話はバイクのこと・旅のことからネットのこと・はたまた彼女にするなら(もしくは結婚)趣味(この場合バイク)が一緒の女性がいいのかどうか・などなど、ディープな内容に…　火を囲んでうまい食べ物・酒と楽しい仲間。なんてシアワセな時間なんだろう。これだからやめられないのだ…（やめたいとも思わないけど。）去年隠岐で一緒にキャンプしたはっしーさんや岡山のけんけんさんに電話したりして、また盛り上がる。携帯って便利ね。食べ物・酒がなくなる頃、自動的に宴はお開きに…高速をメインに、今回の旅では一番の距離を走り回った今日。酒もイイカンジで回ったようです。

本日の走行距離：318km