5日目 5月3日(水) とうとう今回の旅のメインイベントの日がやってきた。このHPをリンクしているしんじさんと隠岐へ渡るのだ!朝8時、境港駅前で待ち合わせ。愛車エリミネーターでやってきたしんじさんはHPから伝わるとおりのナイスガイ!本人同士は初めて会うのに、なんだかそんな気がしない、意外な出会い。もう一人、しんじさんの友達の森脇さんと一緒に七類のフェリー埠頭へ。そこでモンキーを駆る龍田さんと合流、これで今回の隠岐への旅の役者がそろった! しかし港はどえらい混雑であった。釣り人、帰省客、観光客あらゆる人間が隠岐へ渡ろうとしているのだ。しんじさんでさえ「こんなに混んでいるのは初めて見た」と言うほど。こっちで例えると、金曜の終電間近の新宿駅の切符売り場みたいな感じでごった返していた。 切符を買ったりしていたらあまりの混雑に乗れないかもしれないと言われ、ホントに乗れなかった。

目的地への直行便「くにが」でなく、いくつかある島を巡っていく「しらしま」に乗ることに。2時間は余計にかかる。しらしまに乗るためにスタンバっていたら、くにがの作業員のオッサン達が「あんたら乗らんかったのか」。「えっ乗れたの?」「車が1台来なかったからな」。オイオイ。車1台分空いてりゃバイク4台乗るわな。 ま、ジタバタしてもしょうがないので甲板でビール飲みつつ自己紹介&さっそくの旅話で盛り上がる。みんな気さくで話しててスゲー楽しい。同じバイク乗りの血が流れているからか。(右の写真はフェリーの甲板で。左から龍田さん、しんじさん、森脇さん)

船を降り、スーパーで買い出し。もう2時を回っているので観光もせず、あとはキャンプに向けて準備準備。780円だと思ってまちがって1500円のメシを食っちゃったりしたけど(だまされた?)、とりあえず今日のねぐらを探しに4台でレッツゴー。4台もバイクを連ねて走るとあまり大きくない島の広くない道のこと、けっこう目立つ。特に長身の龍田さんが乗る荷物満載のモンキー。そのアンバランスさに島の人(特に子供)たちはびっくりしてるみたいだった。 

島の中心を走る国道で北側の海岸沿いへ。途中山の中で道に迷ったりしながら、中村キャンプ場というところに落ち着いた。さっそくテント設営。「晩メシはまかせろ」と森脇さんは釣りへ。 肉を焼き、餃子を焼き、米を炊いているうちに森脇さんがメバル5匹をgetして帰ってきた!かくして本日の宴会の始まり。ここまで西に来ると、関東より日が長い。けっこう余裕な感じで準備して飲み食いが始まった。途中から、うちらの両側にテントを張っていた、出雲から来たSL230の橋本さんと松江の兄貴のカスタムカブで来た埼玉の椙原さんも一緒に、飲めや食えやの盛り上がり。近くにあった鉄の釜のようなもので焚火もしたりして。やっぱみんなで楽しむキャンプでは焚火が必要でしょう。そんなこんなで色んなところの旅ライダーが集まって、隠岐の夜は更けていったのでした・・・

To be continued...