2005年は、ちょっと遅めのGWってことで、フェリーを使い四国へ渡ることに…

学生時代の終わり以来、久々に四国をちゃんと走ることにした。変わってること変わってないこと色々あるだろうが、また楽しめそうなことは確かだ。

まずはフェリーで高知へ乗り込む。川崎〜高知マリンエキスプレス。このルートは初めて乗る。有明〜徳島は乗ったことあったけど。直接自然豊かなところに乗り込めるのがよい。北海道で言うなら釧路発着便みたいなものかな。残念ながら今はないけど。

今回は新しいのを買うのが面倒だったので、以前買った2001年版ツーリングマップルを使用。ところがいきなり変わっているところが。フェリーの着く港が若干場所が違う。以前だと橋の下をくぐっていたようなので、楽しみにしてたんだけど。そして船を降りたらすぐの浦戸大橋が無料になっていた。んーやはり最新の地図は必要なのか…。

この日は桂浜観光などして黒潮横浪道路経由で100kmほど走って、ライダーズイン中土佐泊。ライダーズインは98年からスタートしたライダー向けの素泊まり宿で、高知県に5箇所ある。気になっていたので使ってみる。各部屋の前にバイクを置けて洗車までできちゃう、素晴らしい設備。しかもここは海岸のすぐ近くで潮騒を聞きつつ眠れるすごいシチュエーション。また四国に行ったら他のところも使ってみたいね。 
※ちなみにライダーズインのホームページ


▲高知名物アイスクリン。ウマー


▲ライダーズインはこんな感じ。



▲新導入のトースター活躍中。

▲2日目に70000km到達。

▲足摺岬にて。相変わらず紺碧。

▲道の駅で実演中。

ライダーズインを出て、足摺岬に向かう途中でオドメーターが70000kmになった。去年7月の60000kmから10ヶ月。なかなかすごいペースじゃな。この数字が刻まれてるから、メーターを他のものに換えるカスタムができない。まぁノーマルの野暮ったい形も嫌いじゃないのでいいけど。

足摺スカイラインやその辺の海岸線はクネクネで楽しいけど距離は稼げない。四国はほんとに山からすぐ海になってる。平地が少ないのだ。それはそうと土佐清水では焼きサバ寿司を食す。これはアウトライダーで仕入れた情報。土佐清水は地元産のサバを盛り上げようとしているらしい。けどイマイチマイナーみたいな気がする。ところがこの焼きサバ寿司がうまいんですよ。ごはんの裏側を少し焼いてあったりして香ばしい。機会があったらぜひどうぞ。

四万十市(旧中村市)街から四万十川を遡ってみた。学生時代は下ったんだっけな。水は穏やかに流れ、きれいな色。そして国道であっても侮れないのが四国であって、激しく狭いところが大部分。対向車が怖くて川を楽しむ余裕もあんまりないような。そんなこんなでくたびれたので想定していたより手前のキャンプ場に入ることに。

そういえば休憩していたら近所のバアちゃんが話しかけてきて、そのあたりの山深いところは平家の落人が住み着いた場所なんだと。「あそこもそう」「あそこも平家」と色々地名を教えてくれた。四国はそこら中に平家の人が逃げてきたらしい。そんな話を昨日の話のようにしてくれる。うーんなんだか素敵だ。

▲土佐清水の焼きサバ寿司。ウメエ!


▲沈下橋を行く。この橋は大きい。

つづく