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平日とは言え、四万十川のキャンプ場にはカヌーの人が3人とライダー2人がいた。やはり人気の場所なんだろう。川が近いので朝はさすがに冷えたらしく、フライシートには夜露が。そして四万十川をさらに遡りつつ進む。西土佐村辺りからは観光バスのためか国道が広くなり快走。日程のこともあるのでどんどん進むことにして、R56〜R32と走りつなぐ。さらば太平洋。あっカツオのタタキを食べ忘れた!まあ仕方ない。大歩危で食べた蕎麦は関東と違い、ツユが薄味でうまかった。麺はありえないほどふやけていたが。ってことで香川県に到達。

天気予報では翌日は雨風が強く嵐になるという。けど雨が午後かららしいのでキャンプした。が、イマイチなキャンプ場だったので詳細は割愛。他に一組いた客がギターを弾きつつフォークソング歌っていたのは面白かったけど。なつかしの歌のCD4枚組とかの通販番組のような選曲だったし。

今回の旅の目的に、本場さぬきのうどんを食う!というのもあった。本場のうどん屋は昼には行列で、だいたいどこも14時には閉まるらしい。なのでキャンプ場を出て9時過ぎにはうどん屋着。しかしすでにまぁまぁ人がいる。学生観光客?やこれから現場に向かう途中って感じのオジサンやら。ここの店は注文して出てきたものにセルフでダシなどをかけるタイプなので、さぬきうどん初心者にも分かりやすい。オレが頼んだのは釜玉うどん。一玉でじゅうぶん食える量。ウマイ!相方は冷やしのかけうどん。うどんを一回水に通した方がコシがあって、さらによさそうな感じだった。

うどんを食ったら天気が悪くならないうちに山を越えて徳島へ。徳島に着いたら降ってきた。風も出てきた。避難したガストで時間をつぶしたら雨がやんできたので、強風の中、鳴門海峡へ。だが…


▲四万十の朝。川が近い。


▲小さい魚がいっぱい。和むね。



▲釜玉うどん+カニクリコロッケ。

▲うどん屋外観。右奥が入口。

▲冷やしかけ+ちくわ天。

▲恐怖の砂浜化。

あまりの強風ゆえに海面が波立ちすぎて渦潮が見えない!こんなことってあるんだな〜。いやしかしマジですごい風で、橋や海岸沿いは当然、街中でもこわいくらい。鳴門に向かう海岸の道では砂浜の砂が風で道路に流れ込んでいた!上の一番右の写真をクリック!これがまた危険!この先にはさらにひどく砂だらけのところもあって、海側の車線がほとんど砂に覆われた部分が20mあまりも。

四輪の自動車ならまだしも、タイヤが二つしかなくしかもオンロードタイヤのスポーツスターにとってこれは危険極まりなかった。砂が薄いところを走ったつもりでも、ハンドルがグラグラして、マジでこけそうになった。あと1mももたなかったんじゃないか。アスファルトが現れてグリップ回復。いつぞやの北海道での転倒が脳裏をよぎった…ふぅ。

まぁそんなこんなで四国の旅は終了。あとは徳島〜和歌山の南海フェリーで紀伊半島に渡り、紀伊半島を横断して鳥羽〜伊良湖も船で渡り、東海道で東京まで帰るという道のり。短い距離のフェリーはワープ感覚で使えるのでけっこう便利。ちょっと寝たりできて休憩にもなるし。オススメです。しかし驚いたのは鳥羽〜伊良湖の伊勢湾フェリー。観光バスがいると思ったら、ツアー客の中高年がドバーッと船内に。オバチャンたちの落ち着きのないことと言ったらもう。55分の航海中、ガヤガヤウロウロ。旅行にきてまで船のテレビでやってる体操に合わせて体動かすな!

道中天気はよく、全体で雨に降られたのは1回だけ、しかもカッパを着ずにすませた。最近ついてるなぁ。トータルで1300kmちょい、1週間のバイク旅は大成功って感じですな。走って食って飲んで寝る、シンプルな毎日。次は夏の北海道…だな!


▲あの辺に渦潮が…見えたはず。


▲徳島で見つけた。ロゴがイカス!



▲南海フェリーは小さめの船。

▲奈良の道の駅で柿の葉寿司。

▲鳥羽で食べた貝焼き定食。good!

▲伊勢湾フェリー。

おわり

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