![]() Partnership : 失恋 |
先日、ここのコーナーでも取り上げたミュージカル俳優の石井一孝宅に遊びに行った時に、彼と共演した事もある大地真央の新曲が松任谷由実の <Partner Ship> のカヴァーだという話しを聞きました。その時点では、SCD のもう1曲がユーミン書き下ろしの新曲らしいという事しか判っていませんでしたが、本日めでたく発売となりましたので、早速購入してきました。ミュージシャンクレジット等はありませんでしたが、シンプルなバックに乗せたミディアムスローな曲調が彼女の歌声とよくマッチしていました。多少ユーミンのバージョンよりキーが高いのですが、アレンジがあまり変わっていないので違和感は感じません。カップリングの <失恋> は「いかにもユーミン」といったキャッチーなメロと歌詞を持った曲で、ドラマの主題歌あたりにピッタリといったところ。イントロが <時のカンツォーネ> の様なのはアレンジャーの新川博の好みという事で許してあげて(笑)、ブリッジとサビが絶妙な名曲だと思います。何といっても最近は他アーティストへの楽曲提供が少なくなったユーミンですので、興味のある方は是非チェックしてみて下さい。(Nippon Columbia CODA-1920) |
![]() Souvenir |
去年も盛り上がったケンタッキーフライドチキンの X'mas のノベルティグッズCD ですが、前回の山下達郎に続いて今年は竹内まりやとなりました。現時点で判明しているのは、楽曲はまりや自身の作詞作曲でソングタイトルが
<すてきなホリディ> ... フルオーケストラをバックに歌われるラブソングの様です。キャンペーンの日程等詳しい事が判ったら、またご報告致します。皆さん今年の年末もケンタに注目ですよ。 そして東京・大阪で行われた彼女のステージがそのまま CD となったライブアルバム「Souvenir」もいよいよ11/22にリリースされます。達郎氏が手掛けるのですから内容については言うまでもないでしょう。早く聴きたいですね!!! |
またまた更新をさぼっている当コーナーですが、「早く情報が欲しい」の声がかなりの数になってしまいました(謝)。このままだと季刊情報になってしまいそうなので(汗)、今後は頑張ってこまめに更新していきたい(...予定)と思います。 |
![]() Come Let Us Reason ![]() Original Demos ![]() The Builder |
まずは「いつもお世話になってます」中田師匠の Cool Sound から。少し前になってしまいましたが、9/10には C.C.M. といえばこのアルバム Roby Duke / Come Let Us Reason (Cool-054)。84年にリリースされた彼の 2nd Album なのですが、何故か今まで今作のみ未CD化... これで内容が無いならまだ納得がいくのですが、D. Huff, B. Wilson, N. East, J. Patitucci, Pagesの2人らが参加していて、超が付くほどの名曲揃い。数ある C.C.M. の作品の中で最もCD化が望まれていたアルバムと言っても過言ではないでしょう。同時に彼の 3rd & 4th になる Blue Eyed Soul (Cool-055), Down To Business (Cool-056) も国内初CD化されます。ファンの方はこちらも要チェックです。10/11には、名プロデューサー&キーボーディストの秀逸デモ曲集の Robbie Buchanan / Original Demos (Cool-057) と あの C.C.M. の名作 Bob & Pauline Wilson / Somebody Loves You (Cool-058) の2アイテムがリリース。前者はとてもデモトラックとは思えない完成度で、さすがはサウンドにこだわる彼らしい出来... しかもそれぞれの楽曲を歌っているアーティスト達が素晴らしい。本人の意向により誰が歌っているかは明らかに出来ないのですが、故W. W などここでしか聴けない物ばかりです。後者も永らくCD化が望まれてきた1枚で 81年のリリース当時から「Seawind 幻の5th Album」と言われてきた名盤ですので文句なく「買い」でしょう。そして11/10はこれも嬉しい初CD化の Michael & Stormie Omartian / Seasons Of My Soul (Cool-059), 次作 Michael & Stormie Omartian / The Builder (Cool-060) の2枚。78年と80年というOmartian の一番オイしい時期にリリースされただけに駄曲は1曲もなしの素晴らしい作品です。LPもなかなか見つからないレア盤だけにこれも嬉しいリリースだと思います。 |
![]() Family Ties ![]() The Keane Brothers ![]() Pages |
続いては他レーベルのA.O.R. 系のリイシューです。年末に向けて、Universal Music
が「Universal AOR Collection」と題して様々なアルバムのCD化を行います。11/22には「AOR Light Mellow」でも取り上げられていた
Robert Byrne / Blame It On The Night
及び Faragher Brothers / S.t. の2枚と、
J. Graydon の冴えた Guitar Solo で知られる
Faragher Brothers の次作品Faragher
Brothers / Family Ties が世界初CD化。更に12/16には J.
& T. Keane の超レアファーストアルバム The
Keane Brothers / S.t. と、女性ヴォーカル物で隠れたファンも多い Yvonne
Elliman / Yvonne, Lisa Dal Bello / S.t. も初CD化としてリリースされます。また再発物なのですが廃盤になって久しく、このCDを探していた人も多い
Mark-Almond / Other Peoples Rooms
も同日発売です。 そして、今までA.O.R.系作品の再発に一番消極的だった EPIC : SONY 関係も年明けにやってくれます。「洋楽秘宝館」と題したシリーズ物を1/11にリリースしますが、その中に何と Pages / S.t. ('78 Epic) が。あの名盤たる Capitol からの 3rd が有名ですが、この 1st Album も素晴らしい内容の作品で、クラブシーンなどでは引っ張りだこの1枚でした。以前、欧州 SONY からCD化され日本にも入ってきましたが、入手出来た人はほんの一握りだったので「SONYさん、偉い」と誉めてしまいましょう。ただし、今後山ほど残っている未CD化作品をリリースしてくれないとダメですよん。その為にも皆さん、「是非買いましょう」(笑)。 |
このところ多忙を理由にこのコーナーをサボりまくっていてすみませんでした。このままだと、私自身何が発売されたのか判らなくなってしまいそうなので、覚悟を決めてまとめてご紹介したいと思います(汗)。まずは各社のA.O.R.系再発モノから... |
Warner Music Japan 6/21 Bobby King / S.t. (WPCR-10743) 7/26 Roger Voudouris / S.t. (WPCR-10757) Roger Voudouris / Radio Dream (WPCR-10758) 8/23 Waters / S.t. (WPCR-10772) Kerry Chater / Love On A Shiestring (WPCR-10773) Patty Weaver / S.t. (WPCR-10774) |
![]() R.Voudouris |
Eastwest Japan 6/21 John O'banion / Danger (AMCY-6141) England Dan & John Ford Corly / Dr. Heckel & Mr. Jive (AMCY-6143) 7/26 Michel Berger / Dreams In Stone (AMCY-6146) Bernie Taupin / He Who Rides The Tiger (AMCY-6147) 8/23 Perker McGee / S.t. (AMCY-6157) Marcus Joseph / Things I Meant To Say (AMCY-6158) |
BMG Fanhouse 6/21 Player / Spies Of Life (BVCM-37130) Rosie / Better Late Than Never (BVCM-37131) Vivid Sound 6/15 Steve Eaton / S.t. (VSCD-072) 8/15 Archie James Cavanaugh / Black And White Raven (VSCD-077) |
![]() Spies Of Life |
![]() Never Turnin' Back ![]() A Light With In |
4月で丸2年を迎える中田師匠の Cool Sound... ますます快調にA.O.R. /
C.C.M. の好盤をリリースして行きます。2周年を記念して 4/8
にリリースされるのが C.C.M. 屈指の名盤 Bruce Hibbard /
Never Turnin' Back (Cool - 046) と、超レアな1st Album である Bruce Hibbard / A Light With In (Cool - 045)
です。特に前者は、C.C.M. リスナーだけでなく全ての A.O.R. ファンに自信をもってお薦め出来るアルバムで、1枚通して駄曲が全くない秀逸品
!! ... これは絶対の「買い」ですよ。後者も A.O.R.
度はさほどでもないものの、メローな曲調がお好みの方にはたまらない出来に仕上がっています。加えて、アナログ盤は超が付くほどレアなのでこのCD化はかなりポイント高いと言えるでしょう。 その後も期待の作品が目白押しとなっていて、本人がここ10年ほど書き貯めた楽曲に加え、名曲 <Classic> <Seventeen> の New Version をレコーディングした Adrian Gurvitz / Classic Songs (Cool - 047), そして1986年に録音されたがそのままお蔵入りとなっていたというアルバム Adrian Gurvitz / No Compromise (Cool - 048) の2枚が 5/25 にリリース。6/10 には皆さんにもご協力頂いた「ポニキャニ企画」第一弾である Karen Blake / Just One Heart (Cool - 041) の世界初CD化と、廃盤だった作品に5曲もの未発表曲を加えた David Lasley / Soldiers On The Moon + 5 (Cool - 042) のリイシューが実現します。3年目に入り、ますます快調に素晴らしいアルバムをリリースし続ける Cool Sound ... 今後も目が離せなくなりそうですね。みんなで応援していきましょう !! |