'01. 7. 23. (Mon) 所用で秋葉原に出てきたが、手違いでかなり時間が空いてしまったのでここぞとばかりに「狩り」をする事に。ここは店が多いので日頃はなかなかチェックしきれないので、今日はちょっと嬉しかったりもする。「狩り」の場合捜し物が見つかった時の喜びも大きいのだが、パタパタしている時に「何か見つかるかも」と思うワクワク感が楽しいという人も多いので、いろんな所を回れるのはポイント高いのではないだろうか。まずは大通り沿いにあるいつもの「L」3号店へ行くが、アホみたいな値段で 村井博 / Dolphin Kick ('89 Nippon Columbia), 久宝留理子 / Pocker Park ('96 Sony) という J-Pop モノ2枚をゲットする。前者は、今の時代にJ-AORとされている音がシティポップと呼ばれていた頃の作品で、CDがあるのは知っていたがそれなりの値段で見つける事が出来なかったのでこれはポイント高いし、後者は個人的にデビュー当時からとっても好きなアーティストなのだが、リアルタイムに新譜で買えるほどではなかったのでこれも嬉しいところだ。そしてここでの一押しは産業モノの Faith Nation / Ordinary People ('00 Avalon) であろう。一足早くリリースされたジャケ違いの外盤は持っていたが、ボーナストラック付きの邦盤は買えていなかったので比較的安価での入手はとても喜ばしい。私自身はどちらかというと邦盤派だし、ボーナストラック入りバージョンの方がいいので最初からそちらを買えばいいのだが、元々がマイナーな作品で邦盤が出るか出ないか分からない状態ではとりあえず洋盤を購入しておく事は仕方のないところなのだ。まあ、洋盤の方が1曲少ないがジャケ違いなのでコレクターとして許してやろう(自爆)。 「L」の他店舗も一通り行ってみたが、それほどめぼしい物がなかったので一本裏通りに入った所の雑居ビル3Fにある「R」に行ってみる事にした。「R」のチェーン店の中でもここではLPを買う事の方が多いのだが今日はCDのセールで大当たり。CCM物でHPでも紹介している名盤 Glad / Color Outside The Lines ('95 Light), 長年第一線で活躍している Carman / The Champion ('85 Word) といったマストアイテムを、ハワイ物では Cacilio & Capono / The First Noel ('86 C/K/M/Partner), K.K.Kaminaka / One Heart ('93 Amart) というコンテンポラリー度抜群の作品を、そしてAOR関連でも M. Ruff のバンドメンバーとして知られるベーシストのソロ作 Paulo Mendosa / 11 Pm ('95 Polar : Polygram Sweden), 名ソングライター の良作 Randy Goodrum / Caretaker Of Dreams ('91 Polydor) などをまとめて見つける事が出来た。ふと気がつくとカバンがCDでいっぱいになっており、これ以上買うとこの後の仕事に影響するのは必至なので(笑) 今日はこれにて終了という事に。いっぱい収穫があって荷物が重いのに財布が軽くならないのがやっぱりいいなぁ... 今後もこの調子で行きたいもんだ。 |
'01. 7. 18. (Wed) 今日は、最近チェックの頻度が高い店ベスト3に入っているのが確実である新宿「D」へ。ここのチェーン店はAOR系の新譜が充実している事もあって、未開封新品やリリースされたばかりのCDが常に中古フロアーに並んでいる「とってもイイ店」だ。他にもこういった物が多い店はあるが、ほとんどが売ってはいけないサンプル盤を業界関係者が定期的に流しているというパターンなので、正規盤が欲しい方は「D」がお薦めだろう。毎回、行くたびに新入荷のコーナーをチェックする事にしているのだが、この日は Eye To Eye / S.t. ('82 Warner), Eye To Eye / Shakespeare Stole My Baby ('83 Warner) の2枚を購入。「何故今頃こんなモノを」と思われる方も多いとは思うが、オリジナルで音源を聴いているだけにどうしても再発物は買うのがついつい後回しになってしまうのだ。せっかくCD買っても、リマスターとかしていないとシールドのままだったりする事も多いしねぇ... (自爆)。あと困るのが「買ったつもりになっていたが、実は勘違いで買っていなかった」という場合。上記の2枚を見つけた後、何とはなしにラックを見ていたら Mark Williamson / You're So Beautiful ('00 Tricycle) があり、ジャケットは見た事があるのだが背ジャケに見覚えがなかったので未入手が発覚したという情けなさ(笑)。B. Caldwell を筆頭に AOR系アーティストを使っている Lax Super Rich の CM 曲収録のミニアルバムで、久しぶりに M. Williamson のヴォーカルが聴けるとても嬉しい1枚なのだが、帯に書いてあるチャッチコピーが「AOR界の新星」というのはどういうこっちゃぁぁぁ ... Trycycle の担当者、もう少し頑張って勉強しなさい。 |
'01. 7. 5. (Thu) 先月は某B店での収穫報告しかなかったので、今月はちょっと毛色を変えて他店での「狩り」報告を頑張ってみた。... と言ってもそうそう新しい店を開拓出来る訳でもないので、まずは池袋東口の老舗「R社」より。正直な所、R社のチェーン店はCDもLPも高いので定期的にチェックしていてもそんなに回収してこない事が多い。最近のCD再発や初CD化の凄まじさを考慮すると、自分の探し物ならともかく SIMONS のブツでは余計そういう傾向がある。しかしこの日は幸いにも適価で Mr. Mister / I Wear The Face ('86 RCA) を発見し、無事確保となった。彼らの 1st Album になるこのアルバムは、CD化の際になぜかジャケットが変更された事をご存知の方も多いと思うが、LPリリースをリアルタイムで経験している私にとってはこの変更後のジャケはかなり違和感のある物となっている。その為、我が家のラックに収まっているこのCDはスベシャルメイドのオリジナルジャケ仕様なのである (ん? と思った人は深く追求しない様に... 自爆)。更にここではSIMONS でもお馴染みの産業アイテム Universe / S.t. ('85 Sonet) という割と珍しいCDもゲットしたので、久々のチェックとしてはまずますといったところだ。 この日は他にも数件池袋の中古店をチェックしたが大した物が無かったので、当初ここだけで終了の予定を変更して急遽高田馬場まで足を延ばす事に。ふっと思い付いて何とはなしに行った早稲田通り沿いの「T」で今まで長年探して探してどうしても見つからなかった超レア物 Flora Purim / Everyday Everynight ('78 Warner) をついに発見し、久しぶりに勝利のガッツポーズをしてしまう。H. Mason, G. Duke, D. Sanborn, C. Thompson, H. Hancock, L. Ritnour, B. Miller, Brecker Bros... といったビックネームに加えて、AOR ファンには D. Foster & J. Graydon の名前が嬉しい名作だ。しかも「T」の2Fのフュージョンコーナーは元々の値段が超安い上に、セールで200円引きなので「こ、こんな値段でいいのだろうか?」と心配になってしまうほどのプライス... 最近は中古屋で AOR のアルバムがとんと見つからない状態なので、他ジャンルの作品を狩る事が多いが、こんなお得な事もままあったりするので「競争率の低いモノを探せ」を忘れずに(笑)。 |