Massy's Selection A.O.R. Rare LP Item     




Robbie Patton / Do You Wanna Tonight ('79 MCA)  超レア度 : ★★★★☆
「こんなの無かった事にしましょう」...今でもそう思います。これが駄作ならいいんですが (笑) またすごく良いから困っちゃうんですよ。J. Porcaro, M. Landau, S. George, B. Welch, S. Lukather, J. Wainding...という面子もスゴいですが、ちょっとハード目に来ているボーカルが決めてですね。Jeff Porcaro を心の師と決めている私としては、是非欲しいんですけどどっかにありますかね、これ(爆)。メジャーレーベルから出ているとは思えないくらい見つからないんですけど... 。

Rhythm Heritage / Disco Durby ('79 MCA CANADA)  超レア度 : ★★★★
M. Omartian率いるこのグループに4枚目のアルバムがあったのを知ったのはいつの事だったでしょうか。当時は結構気にして探していたんですが、「まず見つけられないだろうし、前3枚の出来からしてどうせデスコだろう」と思い、忘れかけていたんですよ。でも知人が入手した際に音を聴かせてもらったら.... これがいいじゃあ〜りませんか。確かに中にはど〜しようもない曲も半分はあるんですが、後の半分はやたらコンテンポラリーな出来なんですよ。でも参加メンバーの J. Graydon も持っていないそうなので、探すのは結構ツラいですかね。

David Lasley / Demos ('81 ALMO-IRVING)       超レア度 : ★★★★
「風のファルセット」で知られる D. Lasley が、自己の楽曲の売り込みの為に作った2枚組のデモ盤です。1/3 ぐらいは、楽曲を提供したアーティストのバージョンですが、残りの 2/3 は自分で歌っています。オケに関しては、所詮 Demo なのではっきり言って見るべき物はありません。しかしその歌声と曲の魅力は全くスポイルされていません。ボーカリストとしても売れっ子ですが、それ以上にソングライターとしての活躍は素晴らしい物があります。
★ 追記: 中田師匠の Cool Sound より 99/11 に世界初CD化となりました。えらぃ!! ★

Footloose / Footloose ('80 MUSTARD)         超レア度 : ★★★☆
前のページで紹介したTim Feehan が、最初にリリースした自主制作盤です。当時は彼を中心としたバンド名義で活動していましたので、Footloose という名前になっています。基本的な路線はあまり違いはないのですが、曲によっては「今一つ」という物もあったりしてまだ若さを感じたりもします。ただオープニングを飾る <Leaving for Maui> は素晴らしい1曲に仕上がっています。この曲だけでも1枚分の価値があると思います。余談ですが、当時この曲がハワイでスマッシュヒットしていたとの事で、L. Joe が自身のバンド At Second Grance のアルバムでカヴァーしています。
★ 追記: 中田師匠の Cool Sound より 01. 12. 10. に世界初CD化となりました。えらぃ!! ★

Richard Cocciante / Sincerity ('83 BOVENTOON B.V.) 超レア度 : ★★★
母国イタリアでは、A. Sorrenti 以上にメジャーなアーティストです。その彼が全曲英語で歌ったアルバムがこれ。J. N. Howard プロデュースで、M. Baird, D. Hungate, S. Lukather, D. Parks, P. DaCosta ... という豪華 L.A. 有名ミュージシャンとのコラボレイト作品という驚くべき1枚なのです。同ジャケのデザインで「Sincerite」という仏語バージョン(CD)と「Sincerita」という伊語バージョン(LP)もありますが、やはりこの手のサウンドは英語詩が一番です。お間違えのない様、お気を付け下さい。