「陰陽師のヤブレカブレ英語勉強法」

2002年12月17日より



はじめに

陰陽法を42歳の厄年の頃から学び始めて、そろそろ世界に出て行って試してみようと思ったのが、50歳を過ぎた頃だった。仕事の都合で、実現したのは、1992年夏、54歳の時だった。 Essay: 熟年留学のすすめ(58歳でアメリカンディグリーを修得)

それから5年間、陰陽師として、アメリカで暮らすことになった。

最初は2年程度の語学留学を予定していたが、州立大学に入ったこともあって、とうとう5年間も住むことになった。最初の1年を語学学校。次の4年間は大学である。

陰陽法だけが頼みの生活だった。陰陽師が病気をしたらお笑いである。結局、「西欧社会で陰陽法は有効か」という面白いテーマに夢中になり、つい、浦島太郎よろしく、長居してしまった。

大学で好成績を収めれば、陰陽法の力を証明することにもなると考えて、語学留学から、4年制の州立大学の学部生に切り替えたのが、出発してから1年後の秋だった。

そのあと、4年間の学生生活を無事に送ることができ、好成績で表彰され、病むこともなく、海外生活を終了できたので、陰陽法の力はたいしたものだと思っている。

英語学習にも陰陽法で成功したと思っている。帰国後、世界のメディア論調を読むインターネット関連の仕事を続けられているのも、5年間の努力の成果かもしれない。

というわけで、これから、「陰陽師の英語勉強法」について、語ることにする。と同時に、自ずと異文化(アメリカ社会)の中での陰陽法の使い方について経験を語ることにもなるだろう。

では、始めよう。

異文化社会の中で暮らすようになって、最初に何とかしなければいけないと思ったことは、サビついた英語をいかにすばやく、再履修するかである。

最初の課題は、「英語の陰陽は?」 だった。

こどもは外国語を簡単に習得してゆく。子どもは陽である。経験的に、子どもは外国語をすぐに習得してゆくのだから、外国語は陰ということになる。

だが、子どもにとっては、外国語も、母国語も同じことである。外国語が陰ではなく、言葉の学習そのものが陰ということである。

だから、それを学ぶには、自分を陽の状態にすべき。あれこれひねくり回さず、ストレートに、その言葉のエッセンスを学べば、身につくと考えた。

その言葉のエッセンスとは?ということはもう少し先で考えることにして、ともかく言語学習は陰であると判断した。

次の課題は、日本語と英語の違いである。日本語と韓国語の違いに比べてその差は大きい。

例えば、日本語は英語に比べて規則がゆるい。主語なしでもかまわないし、第3人称単数にsを付けるなどもない。言葉のルールはゆるいから、日本語は陰。比べて英語はいろいろとルールがきびしいので陽。

長い間、日本語を使っているのだから、つい、日本語の発想が出てしまう。例えば、YesとNoの使い分け。この日本語と英語の違いは、発想法の違いとして、あるいは文化の違いとして、異国での生活が続く限り、意識していなくてはならない問題だと思った。簡単に言えば、異文化を学ぶ姿勢を満ち続けることが語学学習の中でも大切であるということ。

第3の課題は語彙の獲得である。

読解力のためには、豊富な語彙が必要だが、会話や文章を書くには豊かな語彙は不要である。誰もが認めている英語の語彙のエッセンスといえば、例えば、後述するが、「Basic English」というものがある。

第4の課題は、英文法である。

社会の規範がゆるい日本社会では、ことばが自由である。日本語にはルールが少ないといえる。すぐに使えるようになるともいえる。

一方、米国英語社会は規範にうるさい。ルール違反は生きてゆけない。法治国家である。だから、超法規はありえない。従って、英文法を覚えれば規範どおりに話したり、書いたりすることは出来る。

問題はその英文法を如何に省略して学習するかである。英文法のエッセンスを自分なりにつくり出す必要を感じた。

発音は、気にすることはない。アメリカ人の発音を真似すればよい。聴こえたとおりの音が出るように、時間をかけて習熟すればよい。


第1と第2の課題については、心構えというか、学ぶ姿勢がはっきりしていれば自ずと解決することである。

ポイントとして
1)考える力があれば、平易な言葉を使って複雑なことは表現できる。
2)言葉を減らして、笑顔を増やす、
これらが外国語を習得する早道である。

わたしが陰陽のことを勉強し始めたのは、桜沢如一の著作を通じてである。彼の著作を読んでいるうちに、「無双原理の語学学習法」1961年2月3日、ホンコンにて(リマ筆記)というパンフレットを入手した。

彼にはフランス語の著作もある。その彼がフランス語をどんなふうにして習得したのかをこのパンフレットによって推測することが出来た。

彼が言っていることは
@考えて、考えて、独自の方法で、学ぶこと。教わるものではない。
A陰陽師は短時間で習得できると。


この桜沢の指摘はおおいに勇気付けられた。

結論としては、当面、
@1000にも満たない語彙を集中的に覚えること
A英文法を自分なりに再構成すること(出来るだけ少ない文法ルールにすること)

になる。


正しい英語など、どこにもない。伝わるかどうかだけである。全身全霊で相手に向かえば、通じるものだ。
話す場合は、判るかどうかは聞き手の問題だと割り切ること。
聞く場合は、判らなければ、判らないとはっきり言うこと。判るように説明してくれと粘ることが肝心。

とにかくヤブレカブレの英語勉強法をあなた自身で作り上げてほしい。ここに書いていることは、その見本のひとつにすぎない。

第3課題の語彙について
以下は、桜沢如一「無双原理の語学学習法」の紹介と、私のコメントである。

1) 代名詞(I/we, you, he/she/it, you, they, who)

あと、私が追加した代名詞は、
me/us, you, him/her/it, them, whom, my/our, your, his/her/its, their, whose, mine/ours, yours, his/her/its, theirs,、そしてsomebody(someone)

といっても、日本語の代名詞に比べればやさしい限りである。


2) 助動詞(be, have)
日本語には時制についての決まりがないので要注意。工夫しながら、丸暗記がよい。ただし、現在完了の使い方を研究しておくこと。

私が追加したものは、do

現在

過去

未来

現在完了

Be

I

am

was

will be

have been

You

are

were

will be

have been

He(She, It), Somebody

is

was

will be

has been

We( You, They)

are

were

will be

have been

Have

I

have

had

will have

have had

You

have

had

will have

have had

He(She, It)

has

had

will have

has had

We( You, They)

have

had

will have

have had

Do

I

do

did

will do

have done

You

do

did

will do

have done

He(She, It)

does

did

will do

has done

We( You, They)

do

did

will do

have done


3) 動詞(100位)
1日10語ずつ記憶する。
自分が良く使う言葉を記憶する。子供か孫がいれば、彼らのことばを拾う。

私の記憶法:記憶というより、単語と遊ぶ感覚
・ Excelに入力する。
・ 各語に陰陽判断と、連想語と、キーワードをつける。
・ 単語の意味を実感すること。日本語にしないこと。訳は入力しない。(日本語と英語は違う。)
・ 単語を時制毎に使ってみること。I answer. I answered. I will answer. I have answered.と使ってみること。

単語帳(Excelファイル)のサンプルがダウンロード出来る。
この表は各自が完成すること。自分でやるところに意味がある。

「WordList.xls」動詞篇 ダウンロード

ちなみに、「Basic English」では動詞の数が16。
come, get, give, go, keep, let, make, put, seem, take, be, do, have, say, see, send


4) 名詞(4-500位)
動詞が終わったら、1日20語ずつ記憶する。

「WordList.xls」名詞篇

記憶法:動詞に同じ


5) 冠詞(a, an, the)と数詞(30-40: one, two, three…….one billion )
工夫しながら、丸暗記。


6) 形容詞(20位)
big-small, bad-good, hard-soft, sweet-salty, great-few, little, dark-bright, heavy-light, short-long, right-left, hot-cold, warm-cool, noisy-silent, quick-slow, high-low, beautiful, lovely, painful, sharp, red, brown, yellow, green, blue, violet, black, white

記憶法:名詞に同じ。
「WordList.xls」形容詞篇


7) 要請、質問・ギモン、感謝、接続(10位)


8) 月(12)、曜日(7)、時間(6)、前置詞(12)、否定詞(not, do not)

語彙に関しては、もうひとつのヒントもあった。
それは「Basic English」という。

言語学者であり、心理学者であったC. K. Ogdenが考えた、英語の中の英語、あるいは英語学習の第一歩になるものである。

「Basic English」では、基本語850語で日常生活に困らないと言う。

北星堂書店が出している『The General Basic English Dictionary』に付録として付いている『解説とその使用法及びBasic English語表』(室勝著)に、Ogdenが学習者の記憶の便を考えて作った850の語表がある。

室勝氏は『The General Basic English Dictionary解説とその使用法及びBasic English語表』の中で、
「Basic English」の語彙は、語の出現頻度数の統計に頼らず、もっぱら語の伝達能力の大きさと、その使用範囲の明確さを基準として選択されている。従って、一般英語学習の基礎段階でとして有効であることと、思考と表現における明晰さを増すための訓練ができるということが評価される
と述べている。

あらためて記すが、
「Basic English」の場合、覚えるのは、先ず基礎動作語100語。
ついで物事の400語、さらに200語の具体的事物(絵に書けるもの)。
残りは一般的性質100語とその反意語50語。
合計850語である。


Word Listは下記のサイトで見ることが出来る。
Ogden's Basic English Word List
http://www.basiceng.com/words.html

Basic Englishの紹介サイト
Ogden's Basic English
http://www.basiceng.com/basiceng.html

語彙獲得のために、桜沢の単語リストとOgdenの語表で自分のWord Listを作成した。

さらに、語彙の記憶については、単語の全ての意味を覚えようなどと大げさに考えないこと。その単語のもつ語源的な意味を直感的に把握するだけを心掛けた。

例えば、[attempt]は名詞としては、試み、企て、努力、攻撃といった意味が辞書にはあるが、いちいちの意味を記憶することはしない。語源的には[temptation−誘惑]に関することばなのだから、誘惑に抗するための企ての意味だろうと大まかに理解する。

要は、語の意味が文脈によって変わるのだから、そのことを念頭において、語の姿を大まかに捉えることで充分だと信じきることにした。

本来、語は、その対象を見えるものから、見えないもの、例えば、心の中の物事、経験などに、ひろがり、その結果、意味が拡張し、特殊化してゆくものである。

例えば、[SEE]は見る−経験する−理解すると意味が拡張する。

この拡張の過程を納得することが、使い込んだVocabularyとか、リッチな語彙を持つことにつながる。


第4課題の英文法について
「自分の英文法」(My Grammar)を勝手に作ることである


文法が先にあるのではなく、各自が自分独自の文法を以って、言葉を使っていることに気がついた。

この気付きが大切である。自分の英文法を作らねばならない。英語を学ぶとは自分独自の英文法を作るということである。

従来の英文法といわれているものを徹底的に省略して、再構成することにした。

自分独自の英文法を作るにあたって、Basic Englishの解説が大変参考になった。
「BASIC ENGLISH AND GRAMMATICAL REFORM」は一読に値する。


自分なりの英文法を作ることで、最初で最後のものは、英文の構造、すなわち、語順である。肯定法、否定法、ギモン法、命令法での語順である。
この普通の人が普通に使っている語順を覚えることで、英語が使えるようになる。といっても、難しく考えることはない。
以下に、私が使った平均的な語順を示す。

語順のパターン

●判断・描写
□が□である。
1) 主体イコール客体 A=B
A+Be+B

2) 主体が客体に変化する A→B
□が■になる。
A+become+B

3)見える(A seems B)
□が○に見える。
A+seems+B

3) 主体の動作 A
□が●する。
□が■を●する。
A+動詞+B

4)依頼・命令
●をしてほしい。
Please,+動詞+B

5)使役
□が■に●をさせる。
A+let+動詞

6)ギモン
●ですか?
do(does)+A+動詞?

7)否定
●ではない。
A+do(does)+not+動詞

8)前置詞+名詞

語順が一番大切。これだけで英文法は十分といっても良い。


語順の大まかなルールが身についたら、次は動詞や形容詞の状態を説明する副詞の作り方である。
形容詞に[ly]をつければよい。
そして動詞、形容詞の前に置けばよい。
それだけである。


次は慣用句である。
動詞+前置詞
前置詞+名詞
動詞+名詞
とその組み合わせは千差万別である

これは覚えるしかない。ただし聞いたとき、読んだときに覚えるもので、リストを丸暗記しても役に立たない。
自分なりに、どうしてこの慣用句を人々が使うようになったのだろうかなどと考えながら、使ってみることが使えるようになる早道である。

動詞+前置詞が多用されるのはなぜ?

会話だけでなく、文章中でも、動詞+前置詞が多用されるので慣れていないと、とまどってしまう。難しい単語を話したり、書いたりすると、時代錯誤の武士ことばを使っているようで、認められるどころかナゼ使うのかと疑われてしまう。

例えば、延期するとはPostponeではなく、誰もがPut offを使う。

なぜか?

多民族・移民社会であることがその理由。

どんな言語でも、ひとつの単語の意味が拡張してゆく。

まして限られた数の動詞を多様な意味に使い分けるには、動詞を前置詞と組み合わせて、意味の拡張を図るのが効率的なやり方だろう。

語彙の少ない移民者たちや、ネイティブたちはこの動詞+前置詞の組み合わせを多用するのは上記の理由から納得できる。

Phrasal Verbとか、two-word verb、three-word verbと呼ばれるものである。

実際の日常会話では、限られた数の動詞で会話が成り立っている。

「Basic English」で16ヶの動詞で日常生活の意思疎通に不便を感じないのも、この動詞+前置詞のお陰。

カードを作ってどんどん覚えていった。米国人同士の会話を聞いていれば、事例の収集は幾らでもできる。帰宅してから、辞書片手に慣用句カードを作った。

大学の授業で、Make upはxx日に行いますと言う意味が判らず閉口した。化粧するという意味だけだと思っていて、大失敗。

特に、動詞の数が少ない「Basic English」を最初は使っていたので、この動詞+前置詞の組み合わせには違和感はなかった。とにかく一生懸命暗記し、どしどし使った。

英語を母国語とする人たちの動詞と前置詞、あるいは動詞と名詞の組み合わせを注意深く聞き取り、マネをするのが早道。

前置詞リスト
[up] 上のほうへ、近づく、続く、完成、完了
[down] 下のほうへ、寝ている、弱っている
[in] 時間、所属、範囲
[off] 離れて
[on] 接触を表す。上だけでない。
[out] 外へ、なくなる、外に出て
以下略

「Get」「Put」「Take」など「Basic English」の動詞には、+前置詞の組み合わせが豊富にある。次に「Get」の例を記す。

Get+前置詞の例:
+about
+across
+after
+along
+around
+at
+away
+away+from
+away+with
+back
+back+to
+by
+down
+in
+into
+off
+on
+out
+out+of
+over
+round
+through
+to
+together
+up
+up+to

Phrasal Verbsの例:
ask out
bring about
bring on
bring up
call back
call in
call off
call on
call up
catch up with
check in
check into
check out
cheer up
clean up
come across
cross out
cut out
do over
drop by
drop in
drop off
drop out


その他の一般的英文法
関係代名詞は最初からは学ばないこと。短文に徹すればよい。


動詞の時制
現在、過去、未来、現在完了の4つで良い。進行形は形容詞として理解すること。極論すれば、現在形だけでもよい。


助動詞は動詞を補助するもの。肯定文では動詞の直前に置く。

句読点の用法はマスターすること。
1)終止符、ピリオド「.」
2)疑問符「?」
3)感嘆符「!」
4)コンマ「,」
5)セミコロン「;」
6)コロン「:」
7)ダッシュ「―」
8)引用符「” ”」
9)ハイフン「-」
10)省略符「’」

仮定法は難しく考えずに、「if」文と理解すること。
If+仮定の内容,+叙述の構文であることさえ知っていれば良い。

受動態は極力避けること。
be+過去分詞だが、過去分詞は形容詞と考えること。

時制の一致は自然に覚えればよい。

不定詞、分詞、動名詞は学ぶ必要なし。


人に頼むときの英語
要請とか、依頼、要求については、日常生活会話のなかで、最重要項目@である。
1)「Please」を最初に話す命令の形が一番良い。
2)私が多用した言葉は、「I want to +動詞.」である。会話では「I wanna +動詞.」だった。「I'd like to +動詞」も使っていた。
3)許可を求めるときは、「Can I ---?」


質問
最重要項目Aである。尋ねることを積極的に重ねれば、判ってもらえる英語が使えるようになる。

1)普通文の主語+述語の語順を、そのままで、語尾を上げる(+?)。
2)普通文の語順を、述語+主語+?にする。
3)Does+主語+述語?
4)疑問詞+do(does)+主語+述語?

特に、以下に述べる3)は使いやすい疑問文である。話し手に向かって、先ず「Does」と言ってから、普通文を後につなげればよい。
4)の疑問詞は5W1Hである。


感謝
Thank you for +名詞
この構文ひとつだけ覚えていれば良い。
異文化コミュニケーションでは、この感謝の言葉が最重要項目Bとなる。


接続
文をつなぐことは出来るだけ避けたほうが良い。
どうしてもというのなら、and, so, but, orを使い分ければよい。

単語をつなぐには、and, or。


月(12)、曜日(7)は工夫しながら、丸暗記しかない。
副詞としても、名詞としても使える。語順は、どこにおいても良い。
Word List参照。


時間(6)も工夫しながら、丸暗記。
Word List参照。


前置詞(12)は本来の意味を学習しておけば、慣用句の理解に役立つ。
Word List参照。


否定詞はnotとdo not, does notだけ。
基本的に動詞を否定するためのもの。


数詞(30-40: one, two, three…….one billion )
工夫しながら、丸暗記。
Word List参照。


次のステップ@
日記(Journal)を書く
その中で使った言葉をWord Listに収める。
日記に書く言葉は自分の良く使う言葉。
どんどん語彙を増やしてゆく。
読んだだけでは語彙とならない。使ってこそMy Vocabularyとなる。

書くことにより語順を考えるようになる。
さらに、書いたことは人との会話に再利用できる。

次のステップA
発音については等閑にしてはいけない。だが、難しく考えることもない。追々出来るようになる。

そのためには、まず外国人の発音を良く聞くこと。

日本人が注意する発音は、母音とb、f、l、m、r、v、wの子音。
特に、lとr、bとv、mとnの違いを意識すること。
rとwが発音できるようになれば合格。

次のステップB
もう一度、語順について。

語順の基本は大切なこと(単語)は、最も伝えたいこと程、文章の最後に置かれるということ。(印象が残るからだろう。)
このことは、どんな言語についても当てはまる。いや、人間の脳がそういう機能を持っているに違いない。

西欧社会では、目的語が重要であるから、最後に来る。日本語では、動詞が重要だから、最後に来る。
なぜ、日本語では動詞を重要視するかについては、各自考えること。(ヒント:異文化とくに、歴史を学ぶこと)

最後のステップ
言葉がないと世界がない。このことを信じて言葉を学んでほしい。自分の考えを自分の言葉で語ることである。

「言葉にならないことは伝えることが出来ない」と西欧社会では言われている。日本人には判りにくいことだが、英語を学ぶ時にはこのことが重要なポイントになる。

言葉にするために、私は「陰陽」という方法を使っている。だから、短期間での学習に成功したとも言える。

陰陽師は自分の考えを自分の言葉で語ることが出来る人。

おわり