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一個前

ドラゴンマッシャーの続き


2000年8月16日

ルーラー:あんだしょ−

続き

 そのとき、なぜか今まで、大人しかったトレムがのたまう。「これさえ手に入れば貴様等にもう用など無いわ!」
 ふっと、トレムの姿が消えたかと思うと、向こうの方で、「むぎゅっ。」と潰れたカエルの様なうめき声が。剣に潰されて、ジタバタともがくトレム。何とか抜けだし、「こうなったら、来なさい!レベ!!!」と叫ぶ(何が“こうなったら”なんだか。)。派手な音と共に壁をぶち破り、突き出してきたのは、腕とゆーには(以下略)巨大な腕であった。それが、例の剣を掴もうとら、ナハトに∴束縛∴を使って「帰れ。」とか言われる。そのまま、「じゃ。」とか言って帰ると話が進まないので、∴天真∴でうち消した(貴重な∴天真∴がぁ。しくしく。)。トレムごと剣を掴んだその腕は、壁の向こうへ引っ込んでいく。

 それを追って外に出ると、鎧に身を包んだ巨人の上で仁王立つトレムの姿が。お決まりの通り、自分の計画を語り出すトレム。どうやら、この巨人、「超絶装甲騎兵レベ」にふさわしい武器が欲しかったらしい。そして、ドラゴンマッシャーに目を付けた。で、ついでに行った悪徳の罪を錬金術師に擦って、一行の目を欺きおびき寄せ、まとめて聖痕を収穫しようとしたらしい。そしてトレムは高らかに告げる。

 捧げよ聖痕。今宵は殺戮の宴なり。

 ここで、微妙に問題発生。ナハトが入れ替えを使ってどうにかならないか、考え始める。最初はトレムと自分を入れ替えて、トレムを仲間がたこ殴り、トカ考えたが、そうすると自分がレベに捕まって、ぽいっ、とか捨てられたりしそうなのでやめる。雲かなんかと敵を入れ替えようとかいろいろ試行錯誤の末、とてつもないひらめきがナハトの中に生まれてしまう。
「上下を入れ替える」
これである。巨人の上に人が乗っている状態で、巨人と人とを入れ替えたらどうなるか。考えればすぐに分かることだ。
 そうなる前に、やってしまえと、大技をかけようとする。トレムが「レベ、行きなさい!鉄○大暴走!!」とか言うと、レベは「み″。」と吠え∴戦鬼∴で、突っ込んでいくが∵天真∵で、チャイられる。そして、恐怖は現実の物に…。

 ナハトが入れ替えを行うと、
トレム「はえ?」
ぷちっ。
レベ「……(足の裏を見てみる。何か“人だったらしいもの”がひっついてる。)。み″。」
となったが、奇跡の応酬の後、「死ぬかと思った!」の一言で生き返るトレム。しかし悪夢はまだ終らない。サティが「文鳥なら持ってるよ。」トカ言い出す。その文鳥を飛ばして、敵と入れ替えて墜落死させようとゆー腹だ。「まあ、飛ぶ方向はランダムとゆー事で。1が出たらトレムの真上としてあげよう。」と、言ったところ、出た目は見事に1。当然その後、どうなったかとゆーと…

トレム「行きなさい!って、あれ?レベが文鳥に…。ほえ?暗い。なんで?」
ずしいいん。
レベ「……(起きあがると胸になにやらさっきの例のアレがひっついてる。)。み″。」
必死に∵不死∵で生き返ろうとするが∵真名∵でキャストの傷を治す羽目に。とりあえず、いまわの際に自爆暴走モードのスイッチ(ありがち)を入れ、くたばる。以降、レベの攻撃には狂戦士が付き、2ターンで∵大破壊∵&∵拡大∵しようとたくらんだのだが、フライア道連れにしただけで屠られる。そこで、マーテルであるナハトはおもむろに、<高速言語+言霊>で読経して、フライアを成仏させようと企んだが、みんなに止められて大人しく∵再生∵を使った。

 で、殺戮者を倒し、この戦闘にびびった爺からドラゴンマッシャーを取り上げ、領主のとこに持ってって、褒美を貰って、めでたしめでたし。

感想
 ブレカナ初ルーリング。思ったより、肌に合う感じ。そもそも、シナリオの作り方が向いてるのかも。わしゃはまず、敵キャストを考えてから、話の流れやイベントをこさえるタチなので、殺戮者必須のブレカナシナリオは結構創りやすいようだ。


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