音楽ソフト->Windows->その他->着うた変換ツール 3GX->長い秒数で変換したい場合

 
  携帯電話で再生可能な着うたを作成するためのツール3GXについての説明ページです。  
 
長い秒数で変換したい場合のポイント
着うたをはじめ、携帯電話で扱うファイルにはサイズ制限があることがほとんどです。あまり大きすぎるファイルは携帯に転送することができませんし、転送できても、着信登録できない、というようなことが起きます。 3GPファイル、3G2ファイルは、MLDファイルやMMFファイルよりも大きなファイルを送ることができますが、それでも、十分ではありません。たとえば、5分強の曲をステレオ、44.1K HzでAAC-LCと呼ばれる通常の方法で変換すると、6Mバイトくらいになります。(録音内容によってこのサイズは異なります。)
公式サイトなどで、着うたフルとして配信されているファイルは、以下の2つの仕掛けがしてあります。どのような仕掛けをしているかは携帯会社によって異なります。
(1)同じ長さと音質でも変換後のファイルサイズが小さくなる高圧縮プログラムを使用してファイルを作っている。(HE-AACと言います。)
(2)着うたフルのファイルは少々サイズが大きくても携帯に転送できるようにサイズ制限をゆるめている。
(3)着うたフルのファイルはサイズが大きくても着信登録できる。
3GXでは、外部エンコーダの機能を使用してHE-AACの着うたフルもどきのファイルを作成することができます。
 
docomoの場合
P905iで試してみた結果を書きます。
前述のように5分強の曲をステレオ、44.1K Hzで変換すると、6Mバイトくらいになります。これはそのままインターネット経由で携帯に転送して、再生することができました。着信登録もできました。
同じものを外部エンコーダでHE-AACで変換すると、1.7Mバイトとなりました。これも、再生、着信登録できました。
 
 
Softbankの場合
920Tで試してみた結果を書きます。
3分30秒程度の曲をステレオ16KHzで、HE-AACで変換すると、429Kバイトのファイルができました。メール添付で送り携帯で再生、着信登録できました。500K以下であれば再生可能で、それを超えると再生不能になるようです。