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研究テーマ->音楽とロボット->オリジナル制作のロボット->バディくん    
  ここでは、中学時代の同級生と二人で共同制作している小型ロボットについて紹介します。
 
バディくん
 





 

 
  12号機は、歌って踊れるコミュニケーションロボットです。  
  バディくんは、会話をしたり、楽器を演奏したりするコミュニケーション・ロボットです。幼稚園や高齢者施設などで、みんなの雑談に加わります。また、歌や体操のリーダーになたり、卓上型のベルで童謡の演奏を行ったりするなど、リクリエーションの場で使用することを意図して制作されています。
背中に取り付けられた小型PC(Latte Panda)に、3次元カメラ(RealSense)、マイクアレイ(ReSpeaker)、スピーカーなどのデバイスが接続されています。また、頭や腕を動かすために、9つのサーボモーターを備えています。
RealSenseで物体や顔の認識を行います。ReSpeakerでは音のする方向の特定とノイズキャンセルを行い、周囲で行われている会話の音声を取得します。物体認識や会話を構成するプログラムには機械学習と呼ばれる分野のAIを使用しています。センサーやモーターの制御を行うプログラムは、ROSと呼ばれるロボット用のOS上で統合されています。
複数のバディくんを使用して、合奏を行わせる場合は、1台のPCに接続して同期させます。専用に開発されたソフトウェアを使用し、ケーブルで接続された各ロボットにコマンドを送ります。MIDI形式の音楽ファイルを読み込むと、モーション・データに変換されて、各ロボットに送出されます。ロボットのフレームには、レーザーカッターで切削したアクリルを使用しています。電源は、屋外でも展示できるように、モバイルバッテリーからUSBケーブルで供給出来るようになっています。
 
 

 

 

 
  名前 バディくん  
  誕生日 2021年9月  
  出身地 けいはんな学研都市  
  好きなもの あいさつ  
  嫌いなもの 雑踏の音  
  尊敬する人 Softbank ペッパー  
 
サイズ
 
 
身長 33 cm
(手を広げた幅)50 cm
体重  
 
 
ハードウェア情報

5V出力のUSBモバイルバッテリーで駆動します。

 



 

 
 
コントローラ RCB-4
Arduino UNO
サーボモーター
(拡張版9)
アクリルフレーム
(MDFフレーム)
3次元カメラ RealSense
D455/D405
マイクアレイ ReSpeaker
PC+Arduino LattePanda

 
 
制作資料




 

※クリックすると拡大します




 

 

 


PDF
 

 
制作過程
 
機能
自動演奏
会話
歌唱
体操
昔話
漫才・落語
トリビア
じゃんけん、あっち向いてホイ
ピンポン機能
 
ステージと音の割り当て
ステージと音の割り当てにはいくつかの種類があります。


ハーフミラーを使用した
イルミネーション・ステージ

 
写真
 


写真集


 

 
 
動画
 
受賞歴
令和4年度 奈良介護大賞 バデイくんを導入しているグループホームが、ロボットをレクリエーション活動に活用している事例として評価され、奈良介護大賞を受賞しました。
Amazing Maker Awards 2022 ソーシャルインパクト部門3位入賞 (※受賞は共同開発者の中学時代の同級生の名前になっています。)

 
活動記録
 

 
 
イベント申請情報
 

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