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研究テーマ->メディアアート->オリジナル・プロジェクト->天空のハープ
自作の楽器、セレスチャル・ハープ(試作段階のものは回転式ハープと呼んでいました 。また日本語では天空のハープと呼びます。)と、その演奏に使用する星座楽譜の紹介です。第9回全国手づくり楽器アイデアコンテストの会長賞(入賞最上位)を受賞してます。(第9回は選考委員会で大賞の候補が2つに割れて絞り切れなかったため、2つの作品で分け合い会長賞として受賞することになりました。)
この楽器は
実用新案登録されています。
 
プロモーションビデオ

 


セレスチャル・ハープの解説ビデオ(55秒)
 

 
 

セレスチャル・ハープの解説ビデオ( 3分18秒)
 

星座楽譜という楽譜を図にしたものを下に敷き、丸い印をたどって弦を弾くと曲が演奏できる仕組みです。

プロジェクトの概要
セレスチャル・ハープは円盤の上に弦を張った放射状に張った楽器です。円盤の上に、メロディの音の演奏順を図で示すシートを敷くことで、楽譜の読めない人でも曲を演奏できます。矢印をたどりながら、数字の順に音を弾いていきます。演奏順を示す図が、星座のように見えることから、星座楽譜と呼んでいます。星座楽譜を使用することから、この楽器を天空のハープ、英語では「セレスチャル・ハープ」と名付けました。スペルは「Celestual Harp」です。Celestualはタイプミスではなく、CelestialとSpiritualを合わせた造語です。
弦を弾く爪の位置はなるべく動かさず、楽器のほうをくるくる回しながら演奏します。



木製のセレスチャル・ハープ
 

 






アクリル製のセレスチャル・ハープ

楽器スタンドとケース
特徴
展示の様子
ユースホステルやその他の場所での展示です。
最初の外人さんは、でたらめに弾いていますが、交代した人は説明なしに「森のくまさん」の演奏ができています。

 

 記録ビデ オ(子供が説明なしに演奏できた)  記録ビデ オ(外人さんも演奏できた)

制作過程デモや演奏の記録
 
形が似ているが気を発見しました。

 

動画自体は新しいみたいだけど、いつからある楽器なんだろうか?見た目そっくりだけど、違うところも多いし。。。
実用新案 登録第3188244号

 

回転式ハープと星座楽譜の組み合わせで実用新案申請しています。

第9回全国手づくり楽器アイデアコンテスト

 

第9回は選考委員会で大賞の候補が2つに割れて絞り切れなかったため、2つの作品で分け合い会長賞として受賞することになりました。賞金も半額(25万円)づつ分けることになりました。
受賞後、インタビューを受け神奈川新聞、地元FM、地元TV、音楽誌などで紹介されました。 審査員の方にも言われたのですが、もうすこしブラッシュアップして、販売までもっていってはどうかということでした。
コンテストでは、天空のハープと、ものづくり大学の電子チェロ的な楽器が選ばれましたが、審査委員長の談によると、手づり楽器コンテストには、木材のような生の素材を利用した手作りの生楽器から、ハイテクを駆使した電子楽器まで色々な応募があり、同列に置いて優劣をつけるのは難しいということでした。ちなみに第8回の時も、大賞を会長賞2つに分けたようで、やはり、1つは電子楽器、もう1つは生楽器でした。今後も審査が難しいようなら、生楽器部門と電子楽器部門の2つに分けるような工夫が必要かもしれません。