研究テーマ->メディアアート->メディアアートについて->メディアアートとインターフェイス
ここでは、メディアアートとインターフェイスについて考えます。
プログラミングツールのページもご覧ください。
 
製品や言語からみるプログラミング・ツールの種類
OSによって、使用されるプログラミング言語のバリエーションに違いはありますが、Windowsであれば、C++やVB、Javaなどが使用されます。また、プログラミング言語というよりも、ソフトウェア開発ツールというほうが正確ですが、DirectorやFlashなども使用されます。また、MAX/MSPのように、ちょっと変わったソフトウェア開発ツールもあります。
C++言語
C++の特徴は、OSが違っても、ほぼ同じ書き方で、プログラムが作れてしまうことです。色々と細かな融通もきくのですが、難点は、他の言語よりも習得が難しいことでしょう。
Windowsの製品としては、
VC++とC++ Builderというのがあります。私は、VC++を使用しています。
Visual Basic
VBは、Windowsでしか使用できませんが、MacではRealBasicという、ほぼ同じ感じの言語が存在します。バージョン6.0であれば、VC++を覚えるよりは、かなり楽に習得できると思います。.NETバージョンは、C++言語と同じくらい難しいものになっています。
メディアアートの作品ではあまり使用しないと思いますが、VBAという、EXCELやWORDから使用できるVisual Basicというのもあります。
Java
Javaといっても実は色々な種類のものがあります。パソコン上のアプリケーションとして動かすものは、Javaアプレットといいます。サーバーで動かすものには、ServletとかJSPがあります。また、ブラウザ上で動作するJavaスクリプトというのもあります。
Director
Directorは、プログラミング言語ではなく、オーサリングツールと呼ばれる開発ツールです。静止画や動画、音声ファイルなどの素材となるファイルを並べていくことでアプリケーションプログラムが作成できます。Directorには、Lingoという専用のスクリプト言語が用意されていて、これで、静止画や動画の動きをプログラム的に制御できるようになっています。
Flash
Flashも、プログラミング言語ではなく、オーサリングツールと呼ばれる開発ツールです。静止画や動画、音声ファイルなどの素材となるファイルを並べていくことでアプリケーションプログラムが作成できます。ActionScriptという専用のスクリプト言語が用意されていて、これで、静止画や動画の動きをプログラム的に制御できるようになっています。
MAX/MSP
MAX/MSPは、プログラミング言語でも、オーサリングツールでもありません。色々な機能をもつパーツを並べて線でつなぐことでアプリケーションプログラムを作成することができます。音楽や映像をあつかうことに優れています。
Arduino Processing
Processing(プロセッシング)というプログラミング言語、統合開発環境の下で、Arduinoを使用するシステムを開発することができます。
motionExpress
画面上の動きを制作するためのプログラミング言語です。