研究テーマ->ドラム演奏->ライドシンバル

 

大阪で活躍中のSugarSweetでドラムを担当しているH氏(仮名)による、ドラムと演奏法の解説です。

 

 

 

 

名称と外観 大きさ & セッティング 基本 奏法 レガート クラッシュ 奏法 お勧めのドラマー
 
大きさとセッティング
大きさ 標準的なサイズは、クラッシュシンバルより大きく、直径が18インチから22インチです。極端なサイズのものもありますが、スタジオやライブハウスに置いてあるライドシンバルは、殆んどが20インチのものです。ちなみに私のも20インチです。
厚みもクラッシュシンバルよりは分厚いです。音色以外に跳ね返り具合にも影響しますので、やはり標準的なものがお勧めです。
セッティング 位置は一般に右側(右利きの場合)、フロアタムとタムの間くらいでしょう。あるいはタムをひとつにしてその空いた位置に来るようにする方法もありますが、距離が近くなりすぎるのと、タムを二つ使いたいために、私はした事がないです。
斜め前方30度、斜め上方30度に延ばした右手の指先がライドシンバルの中心に少し届かないくらいが私の好みです。 派手にも地味にも、見た目も含めていろいろなバリエーションが生かせます。
高さ 高さは角度とも関係してきますが、自然に構えた右手のスティックの先端でエッジと中心の間くらいをショットできればよいです。
角度 水平セッティングに近いほど、サスティーンが長くなります。きっちりとしたアタック音重視の場合ほど、傾けるとよいです。
跳ね返り方にも影響しますので、ベストな角度を探しましょう。
ミュート 私はあまりしないですが、逆に、フェルト(抑える部分)を強く締めすぎてミュートしてしまわないように確認しています。