トルコの民族音楽などを演奏するのに使用される民族楽器です。リュートの元になった楽器です。弾いていた人の説明によると、6コースの複弦楽器で、11本の弦があるそうです。一番低い音だけ1本で、それ以外の音は2本づつ同じ音の弦です。フレットの無い楽器で、鷹の羽をピックのようにもって演奏するらしいです。ネックの部分は写真のように強烈に反り返っています。弦の張りを強くするためだとか。。。
クラシックギターのようにガット弦とかナイロン弦を張りますが、すこし乾いた感じの音がします。シタールなどでは、わざと弦がビビるようになっていて、弾くとビヨーンという感じの音になりますが、この楽器も少しだけ弦のビビり音が入るので、それが乾いた感じの音に聞こえます。胴は、木をくりぬいたものではなく、複数の木を貼り合わせたものです。マンドリンの胴体と似たような感じに見えます。 |
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横からみると、ネックにかなりの角度がついているのが分かります。
ウードにはトルコのものと、アラビアのものがあるらしいです。奏法が違うだけなのか、楽器そのものが違うのかは、分かりませんが。。。 |
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ニューヨークのワシントンスクエアでエスニックな音楽を演奏をしている集団がいて、この楽器をもっている人がいました。 |