ガイタ(ガイダとも言う?)は、スコットランドなどで使われているバグパイプのもとになったと言われている楽器です。yahoo!の知恵袋に写真がでていたので、持ち主の方に写真を提供してもらいました。
写真の物は、子供のサイを一匹丸々つかった楽器で、
吹き口からサイの体に空気を貯め押しつぶしながら、笛のように指穴があり音を出して演奏します。(写真の楽器は、100年か200年前のかなり古いものということでした。)ガイタは、サイに限らず、動物の革でできた袋に息をため、それを手で押して、袋から突き出た笛を鳴らす楽器のことを言います。 |
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写真の楽器は、現在の持ち主がインド人の知人から譲り受けたものだそうですが、ガイタというのは元々はイスラム圏の古典楽器で、北アフリカでは古典音楽を演奏する際にまだ使用されているそうです。
譲り主の家に代々引き継がれてきた物だそうで、縫い合わせた物でなく1匹丸まる中をくり抜いており今では造れる人が居ないそうです。楽器のために、わざわざ殺すのではなく病気などで死んだサイを使うとの事でした。
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前足の部分には、息を吹き込むための穴と、指穴のついた筒が取り付けられています。下の写真はそれぞれの部分の拡大写真です。 |
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大阪音楽大学の楽器博物館には、白いガイダが展示されています。 |