乗鞍〜野反湖〜池の平 花見旅

  
7/8 乗鞍岳
山頂で日の出を見ようと思ったけど、どう間違ったか、松本インターで迎えてしまった。単に計算違い、2時間半で着くわけないし。



(写真:松本ICの朝日もうかなり上がってる)


登る途中、ルリビタキ、ウソ、ウグイス、メボソムシクイ、といういつもの声、特にコマドリは道路のすぐ脇で声が聞こえた、止まるわけにいかず、残念。
山は雪渓があちこち残っていて、ひょっとしたらお花畑も埋もれているのでは・・・大丈夫、日当たりが良いせいか、アズマイチゲ、チングルマ、ミヤマキンポウゲなどの花で埋め尽くされていた。
(写真:乗鞍岳)


山頂のゲートに着いたのは7時前だった。偶然S氏ご夫妻に会った。
今日は山と花をテーマに撮る、と思ったけど、なかなかいい場所がない。


(写真:ミヤマダイコンソウ)

鳥は上はイワヒバリとイワツバメとホシガラスの声ぐらいだった。

今回初めて見た花は、アオノツガザクラ、ミネズオウ。
他、イワウメ、ミヤマダイコンソウ、キバナシャクナゲ、、クロユリ、コイワカガミがたくさん。という感じで種類は少なかったけど、まあ、良かったです。標高は頂上が3026m、畳平が2600ぐらいか・・・?

お昼まで遊び、そこから野反湖に行く、宿を決めて、時間があるので下見に・・。
ニッコウキスゲが湖に望む斜面にいっぱい。ノビタキやビンズイ、ホオジロ、ウグイス、カッコー、ホトトギスなどがさえずっていた。
宿に帰る。この宿の唯一良かったのは、裏の畑で夕暮れにヨタカが鳴いていたこと。


7/9日
野反湖は標高1500mぐらい。
朝5時30分に出発、ゆっくり走っているとオオルリの声、トラツグミの鳴き交わす声、コルリ、コゲラ、シジュウカラ、イワツバメ、アオジ、キセキレイ、イカル、ビンズイ、カケスなど鳥も多い。ノウサギもゆっくり道を横断して行った。
野反湖でニッコウキスゲやイブキトラノオ、ノハナショウブ、地元の小学生が植えてくれたコマクサなどが朝露を浴びてきらきら光っていた。
8時頃次の池の平自然園に向かう
池の平は標高2000mぐらいです。
10時着、三脚をかついで、散策開始。
アヤメの群生がメインだけど、それ以外にも花が多い。平日でも植物愛好家や観光客でにぎやか。アヤメはいたるところに群生している、その中にカラマツソウ、シュロソウ、テガタチドリ、ハクサンチドリ、グンナイフウロなどが彩りを添えている。
小さな花ではシャジクソウ、ツマトリソウ、ミヤマハコベ、スズランは終わり加減、グンバイヅル、シロニガナ、ニガナ。
ここでもコマクサは大事にされていて、フェンスの中。
花木はハクサンシャクナゲ、ミヤマホツツジとクロマメノキがこれから。
これからアザミやヤナギランなどで一層にぎやかになるのではないか・・・と思う。
今回、同じ時期に回り、同じ花の開花時期が標高によってどう違うのか確かめたかったけれど、同じ花がない(^_^;)。
池の平で3時まで遊んで帰る。

お花はC級写真館にアップする予定です。


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