伊良湖岬(2002/10/4-6)

渡りの時期に見られる恋路が浜の花

10/4 渥美の森
午前零時に出発して、渥美の森に6時頃到着です。まだ暗く、朝日は靄の中からぼんやりと昇りました。
今回は実験も兼ねています。なんてオーバーな、キヤノンのD−60(デジタルカメラ)を購入、キヤノンのISの100-400ズームレンズで飛ぶ鳥を撮る!なのです。
展望台からは、360度見渡せるのですが、どちらも半径数キロ先はぼんやり。段々日差しが強くなり、かなりむし暑かった。
クロツグミやヒヨドリ、メジロ、など小鳥は忙しそうに群れで飛び、モズは監視を厳しく、キイキイと高鳴きしている。
サシバやハチクマ、ハヤブサ、チゴハヤブサ、ハイタカなど適当に飛んで、時には、カラスの追撃で近くを飛んでくれたり、タカ柱なんか50羽前後でやってくれたり、なかなか楽しかった。
デジカメの操作もだいぶ慣れ、先輩もいろいろ助言してくださり、一気にマスター(するわけないか)
5時30に宿に入る。
(この日サシバだけで1000羽ぐらいとか)

写真4枚はハチクマ(幼鳥)です。
(ISO200でシャッター速度は750、F5.6)
下2枚はサシバです。


10/5 岬
早朝岬に出て、今日はヒヨドリの渡りを撮る。先輩と一緒に、光線やチャンスを見計らう。
群はいいなぁ〜!

ヒヨドリの渡り   (ISO200 シャッター速度500 F8.0)

ヒヨドリは早朝は大きな群れで渡るけど、段々少なくなるらしい、考えてみると、夜のうちにできた群はかなりの数だから・・・納得。
一気に渡るのや、引き返すのや、見ていて飽きない。
時々イソヒヨドリ、クロサギなんかいたり、遙か沖合にはミズナギドリがたぶん万単位で、帯をつくっていた。
スコープを取りに車に戻る途中、アオバトが岩の上に2羽で止まっている。近い、めちゃくちゃ近い。手ぶらのこんな時、双眼鏡で撮れないか・・・。
午後は恋路が浜やビューホテルで観察、撮影、サシバやハチクマはかなり高く、もしくは遠くを飛んでいる。





恋路が浜の夕日 (Nikon990で)


夜は車中泊。
(この日いろいろあわせて2000羽近くとか)

10/6 やはり靄の多いぼんやりした日、朝からビューホテルで観察。
午後から曇るという予報で、朝のうち渡った鳥も引き返すのがかなりいた。目の前の電線にコムクドリがとまったり、サンショウクイがとまったり。途中花を探しに恋路が浜に降りたぐらいで、ほぼビューホテル。2時30頃に帰路につく。

(この日も2000羽ぐらいとか)








カメラの感想
ISレンズということもあり、手持ちで撮れるというのは手軽。特に狭い場所では三脚から解放されるのはいい。
シャープさがないのは腕と、靄っていたせいかも知れない・・・。
特に靄は遠くの鳥ではかなりマイナスになると思う。
400ミリレンズがカメラ側で1.6倍、640になるのは嬉しい。


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