2002年3月 フィールドノート      目次に戻る  top↑


03/02 多摩川
お天気はすっきりではないけど暖かい。
大潮で、6:58が満潮、7時過ぎに着いた。カモ一般と、カンムリカイツブリと、ハジロカイツブリ4羽、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ユリカモメ300以上、ただのカモメ、ズグロカモメは下流に向かって飛ぶところをちらっと。ホイグリンではあるまいかを1羽、他、ジョウビタキのメス、アオジ、ツグミ、たくさんのオオジュリン、セッカ1、ホオアカが2羽いたらしい。
シロチドリ、ハマシギ、イソシギは中州が出てきたら、左岸からやってきた。
ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウ、ハマダイコン、オオイヌノフグリ、ノゲシなど咲き、カジイチゴは新芽が目立ち始め、いよいよ春か〜、でももう一度雪が見たい(*_*)。

03/07 谷津干潟
頭の真っ黒なズグロカモメ!が見たい。
こっそり抜け出してお昼に着、潮は満潮でこれからひくところだった。高校側の砂地にたくさんのユリカモメといてくれて、まずスコープで覗く。わーい真っ黒、というところでなぜか一斉に飛び立って、遠くに行ってしまった。「もうあのままだな」、という声に渋滞さえしていなければ・・(-_-;)。


飛んだ方向に向かって歩いていると、帰ってきたよ!で引き返す。あとは近くに降りてカニを食べたり、飛んだり。
やっぱりかわいい。なんかひょうきんでいい。カニなんかバリバリ食べるのもいい。
他にまだ黒くないズグロカモメもそばにいた。

2時間ばかり観察してそっと戻る。
(写真:ズグロカモメ)ショボくてどうもm(__)m。




03/11 03/08〜10 鳥島アホウドリ・ウォッチングツアーを遠出日記にアップ


03/17 秋ケ瀬〜不忍池
早朝着、サクラソウをチェック、まだ2週間ぐらい早そう。
子供の森ではタチツボスミレやカキドオシの紫の小さな花が咲き始める。
シダレヤナギも新緑が出て風に揺れていた。ハクモクレンは満開、桜もチラホラと咲き始めた。
ウグイスの初音、早い人は2週間前に聞いたとか、上手に鳴いていた。

他、シロハラ、アカハラ、アカゲラ、カケス、オナガ、コジュケイの声、シジュウカラ、メジロ、シメ、アオジ、モズ、など。レンジャクも3羽まだいて、木ヅタの実を食べていた、など。少し退屈になってきた時に、不忍池にアカツクシガモがいるというので、とりあえず行ってみる。

1時過ぎに着、観光客も多かった。
ハス池にキンクロハジロの向こうに一人でポツンとアカツクシガモは浮かんでいた。目立つので通りすがりの人にも「あれは何というカモですか?」と聞かれる。
白っぽい頼りなさそうな顔がかわいい。

03/19 波崎

ソリハシセイタカシギ
お昼頃、ソリハシセイタカシギ出現のお話があり、仕事の途中行ってしまう。
2時着、砂嵐の浜に優雅に舞い降りていた。
じっとしていると、いきなり私達のいる浜に上がってきて、うんちをして、また海に入るなど、という面白い習性も見せてくれた。飛ぶ姿も、餌採りも見ていて飽きない。
きれいねー、というため息混じりの声ばかりだった。
5時頃まで眺めて、寒くなり、仕方なく帰る。
夕日に染まる帰り道で、クラプトンのバラードが心地よかった。



03/21 秋ケ瀬
早朝、朝靄の桜を想像して、6時着、靄はなかった。
サクラソウもまだ数えるくらいしか咲いていない。
レンジャクは5羽ぐらいいたらしいけど見られなかった。マヒワは10羽ぐらい。アカハラ、シロハラ、コジュケイやキジの声、今季初のツバメが飛ぶ。ツマキチョウも今季初。他、ピクニックにカルガモと一緒にハシビロガモが1羽。
ゴルフ場では、桜の下で芝生にマガモがたむろしていた。
桜は見頃。枝のあちこちでヒヨドリがひらひらと舞っていた。


03/23 多摩川
元気にドアを開けると雨だった。とりあえず行ってみる。
寒い、昨日と全然違う・・・。スコープも出さずに、満開の桜を横目に、下流まで歩き、引き返す。
ヒドリガモ、マガモ、スズガモ、キンクロハジロなど、いつものと、シギチはいない。ハイイロチュウヒもいない。ユリカモメがたくさんと、ウミネコ、ツグミ、アオジ、オオジュリンという変わりばえしないのばかり。桜の木ではヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、スズメが賑やかだった。スズメは花をくわえて飛んでいるのがいた。カルメンのつもり?。
カジイチゴが咲き始め、ハマダイコンが群生、ヘラオオバコも伸びてきた。


03/30 秋ケ瀬
早朝雨が降っていた。今日は窓を開けて確認して、止んでから出掛ける。
もうサクラソウが咲いただろうと思っていたのに、まだちらほらだった。ノウルシはどんどん伸びている。
アカハラがいない、シロハラは1羽見た。もうそろそろ移動なのかな〜。
桜は紙吹雪を扇子で飛ばすの、あんな感じで散っていた。
足元では、カキドオシが伸び続けている。他、タチツボスミレ、カラスノエンドウ、アケビの花が咲いていた。他、白いタンポポ!
ピクニックの森では、ヒレンジャクが8羽+1?、キヅタのまわりと下の沼に降りたり。
オオアカゲラもいたらしい。探したけれどダメ・・・。
蝶はキチョウと、ツマキチョウ(増えてた)。
コゲラが枝にぶら下がっていて、あっ!、危ない・・・と思ったけど、相手は鳥ですよね、幹に飛び移りました。



03/31 桜川村
山に行く予定で早起きして準備して、天気予報を見ると雨が降るかも知れない・・・。ザックの花の図鑑を出して鳥の図鑑を入れて、田んぼの見回りにする。途中降ったけれど、着くとあがって、そのまま帰るまで大丈夫だった。
現地に6時過ぎ着、マミジロツメナガセキレイはすぐに見つかった。黄色が綺麗になったということだったけど、まだ胸のあたりに取り残されたように白い部分がある。反時計回りに、あぜ道、畝、あぜ道、農道と尾を振りながら忙しそうに歩きまわったり、飛び移ったり。捨てたレンコンの山に登ったり、桜の花の残る枝には止まらず、隣のうるさい枝に止まったり、遠くの蓮田に行ったり。
他には、タカブシギとタシギ、カシラダカなど、ハクセキレイはペアで飛びながらもつれあう華麗なディスプレイを見せていた。他に回らずお昼過ぎまでいて帰る。