2001年5月 フィールドノート        目次に戻る  top↑

5/4 多摩川河口
風が冷た〜い、けど、ようやく晴れた。たくさんのハマシギとメダイチドリ、イソシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、アオアシシギ1、シロチドリ、キアシシギ、トウネン16、なぜか、まだオオヨシキリがいない。オオルリが鳴いていたそうだけど見るのを忘れてしまった。特別なものはいないけど、少し賑やかになってきたかなという、感じでした。
ユリカモメは1000羽ぐらい、カチャカチャとカウントしていたら、指が疲れるぐらいいた。



5/5 東京都民の森と御前山に向かう
7時に着、さっそく三頭山に向かう、新緑がうつくしい。シラネアオイ(植えてあるの)、白いイカリソウ、サンカヨウ、フッキソウ、エイザンスミレ、など見ながらゆっくり登ると、滝の近くで、オオルリが2羽でケンカをしていた。その先は、もやってきて、声をたよりに探す。ミソサザイ、センダイムシクイ、カケス、コルリの声、コマドリの声まで行って引き返す。
次は月夜野の第2駐車場から御前山に向かう、カタクリがいっぱい咲いている筈のところまで。こちらも落葉樹の淡い新緑がきれいだ。いろいろなスミレやヒトリシズカ、チゴユリ、ワチガイソウ、ヤマエンゴサク、フデリンドウ?は土からいきなり花が出ていて、キノコみたいだ。奥多摩湖を高いところから見下ろすのもなかなかいい。
鳥はカラ類、オオルリ、アカハラ、ガビチョウの声、アオバトの声、ツツドリの声、ウソの声、アカゲラの声、アオゲラの声、ヒガラはいつもぼさぼさ頭でとり乱したように見える、忙しそうに巣材をくわえて飛んでいた。カタクリはもうピークを過ぎていて、ちらほら残骸と、遅咲きの花が残っていた。
でも、あまり暑くもなく、さわやかなハイキングでした。




新緑の山道


5/9〜14 今年も飛島 遠出日記に


5/19 多摩川
6時半着まだ涼しくていい。土手はいつのまにか草刈りがしてあった。今日は若潮で干潮が8:55。
シギ・チドリの渡りのピークかと思えるほど数が多い。
トウネンも150以上、キアシシギ30羽ぐらい、ハマシギは600、チュウシャク、シロチドリ、ソリハシシギ、キョウジョシギ、アオアシシギは1羽、ダイゼン2、コチドリ1、イソシギ、メダイチドリなど。

夏羽のトウネンやハマシギ、メダイがおしゃれで綺麗。
ウミネコ13.オオセグロ1、ユリカモメは減って100ぐらい、代わって、コアジサシが増えた。
下流でスズメが大きな桑の実をくわえて飛んでいた。



5/26 多摩川
やはりシギ・チドリは少ない、新しいデジカメの試し撮りはカワウ・・・。
メダイ、シロチドリ、チュウシャクがパラッで、ソリハシシギとキアシシギがパラパラ。
コアジサシと今期初、アジサシ。
桜の木ではムクドリがジャージャーとウルサイ!。
シジュウカラはぼんやり色のヒナを連れて枝を飛び交い、スズメもチュン、チュン、チュンと三歩で親に追いつき、羽を振るわせながらエサをねだる。みんな大変そうだ。
仕方ないのでデジカメで花を撮る。

ハマヒルガオ、ヤセウツボ、ムラサキカタバミ、ニワゼキショウ。



ヤセウツボ(これは寄生植物らしい、シロツメクサなどに寄生する)




ハマヒルガオ


5/27 八ヶ岳〜八千穂高原自然園
中央高速で降りだした。7時前に野辺山着、降ったりやんだり。夏鳥の常連、カッコーとノビタキを見ながら、畑を走る。なぜか今まで荒れ地だったところがあちこち耕してある。あまり頑張らないで欲しい。(-_-;)。オオジシギもズビークズビークと不満そうに鳴きながら草原にたたずんでいた。他は、コムクドリがあちこちで。
雨がひどくなったのをきっかけに八千穂に行く。途中の林道ではオオルリ、キビタキ、メボソムシクイ、コルリ、ホトトギス、ミソサザイ、などの声。
自然園ではウソのように晴れた。鳥の声を聞きながら野草の観察。まずツバメオモトが入口に、エンレイソウ、チゴユリ、マイヅルソウ、シロバナヘビイチゴ、沢にはクリンソウ、そしてあちこちに群生しているメインのかわいいベニバナイチヤクソウは・・・・まだつぼみ、がっかり。遊亀湖にはミズバショウの終わり加減のとラショウモンカズラ、アオチドリ。
他、花木ではトウゴクミツバツツジ、レンゲツツジ、ズミはまだ咲いていない。

今度まとめて植物の写真をアップしたいと思っています。




ツバメオモト