今年も飛島

5月9日〜14日

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5月9日
前夜10:00発、雨の中、一路第1目的地、瀬波海岸。
昔イソスミレの群生地で有名だったところらしい。ポイントはわからないまま、とりあえず瀬波海岸と地図にあるところに行く。5時着、温泉街だった・・・・(-_-;)、で大小の旅館が浜を遮っていて、わずかな隙間から入るとちょっとした遊歩道があった。ここがかつてすごい群生地だったかどうかは分からないけれど、一面のハマダイコンの中にひっそりと、ここに一つ、あそこに一つという状態だった。でもイソスミレだった。群生している所を見たい。


第2目的地に、もちろん酒田から船。
航路では、アビSP、ウミスズメ、トウゾクカモメ。

宿に着くと早速台地の上に登る(ここはスポンジケーキみたいな島なのです)、お天気は時々雨。
やはり今年もヒヨドリ、メジロは多い、声だけだけど、コルリがさえずっていた。
アカハラ、マヒワ、ツグミ、メボソムシクイ、ツツドリ、コサメビタキ、ビンズイ、ハヤブサ、ツバメ、カシラダカ、などなど。
5時に宿に帰ると、2階の部屋から外に目の位置でイソヒヨドリのメスがぴょんぴょん遊んでいた。しばらくいてくれて、グミの実を食べたり、地面をほったり、他にもカワラヒワやスズメ、ウグイス、アオジ、ヒヨドリなどもやってきた。


5月10日
どんよりとした曇り、雨が時々ぱらぱら、朝5時出発!。
昨日に加えてアトリ、カラスバトの声、アマツバメ、コマドリ、鼻戸崎でオオミズナギドリの群、シロエリオオハム、ウトウ、ミサゴ、ツミ、ヘリポートでホオアカなどを見て、海岸を回る。コチドリ、マガモ、カルガモ。四谷ダム方面でヤブサメの声。
鳥屋さんに出会い、「船はどうでした?」「はい、大丈夫でした!」と元気に答えたけれど、んっ?、海鳥ですよね、それしかないじゃない。
夕方5時に宿に帰る。又イソヒヨドリが来ていた。しばらく遊んでいなくなる。


5月11日
またしても雨、港側のダムでキジバト、ゴイサギ、キセキレイ、イソシギ、上ではカラスバトがエーン、エーンと泣きながら目の前を飛んで行った(本当にほんとう)。
マヒワが50羽ぐらいコナラの新緑に群れていた、きれい!。
コムクドリもコナラの枝に30羽ぐらい。
夕方近く、すごい雨になって、鳥仲間と展望台で雨やどりをしていた、少し弱くなり、風も強く寒くなってきて、しょうがない移動するかぁ〜、両側にはオオイタドリが背丈ほど伸びていて、かきわけるとズボンも濡れてしまう。考えて先頭は避けようと思っていたのに・・・・。



オオイタドリ通り(去年の今頃は半分ぐらいしか伸びてなかった)

でもラッキー、あっ、アオジ、じゃないシマアオジ!、首のオレンジも鮮やかなオスでした。
思わず、友達のスコープでデジキメ!、決まらなかった・・・。




待って!、お願い!、行かないで!
のシマアオジ
それからグランドでシマアカモズを見て、港の道を宿へ途中オオセグロカモメ、5時着。
その日はイソヒヨドリは来なかった、ちょっと淋しい。


5月12日
やっと晴れた。ジュウイチの声、上のグランドで藪の中アマサギが11羽とチュウサギ3羽。逆光で夏羽がきれいに光っていた。見とれていると、いきなり小さなヘビをくわえた。クチバシにぐにぐに巻き付くヘビは見ていておぞましい。が、そのうちひと口でゴクンと飲み込む。あとは納まりのいいようにノドを揺する。ぐるぐるが喉をとおるのが想像できておぞましい。

そのグランドでノビタキがひらーっ、頭の真っ黒、なアトリが1羽。


5月13日
飛島の最終日はイカル、そして私だけのサンコウチョウ。鼻戸崎で早いけどおにぎり食べようかな〜とおもっていたところに、目の前を流れる鳥、尾がひらひら、気合いの入った青いリングの目。一気に渡る覚悟のようでした。ぽか〜んと見送るしかなかった。
秋ケ瀬でもクルミの木によく来たエゾビタキ、コサメビタキがやはりクルミの木にいた。
宿への帰り道、チューイの声で、立ち止まる、やっぱりキマユムシクイでした。姿もチラッ、チラッと藪の中で見られた。

お花はニワトコの木の花、アマドコロ、ウラシマソウ、オドリコソウ、センボンヤリ、スミレ、シャク?


センボンヤリ(ぼんやり(*^_^*))

帰りの航路ではアカエリヒレアシシギ、ヒドリガモ、ウミウ、オオミズナギドリ、などでした。
島では山形のSさんご夫妻他、色々な方にお世話になりました、感謝!。

で、第3目的地、羽黒山に向かう、泊。


5月14日
朝5時から登る。新緑と、杉の巨木の並木道を石段が頂上まで続く。
バードリスニングをしながらゆっくり、オオルリ、キビタキ、イカル、ヤマドリのドドドッ、ツツドリ、ミソサザイ、などなど。
湿ったところにオバキスミレが群生していた
赤い橋の下は清流 オオバキスミレ 延々続く石段

頂上の神社にお参りして下山、宿で朝食、帰路(真っ青な空、月山から蔵王に抜ける山形道はところどころ山の斜面に雪が残っていた。東北道に出て夕方4時に無事着)
以上!でした。
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